バイリンガル

2008年10月22日

今日は帰りの雨を確信しつつあえて自転車。(バカなやつだ)塾へ来てくれるのに車という選択肢がない生徒もいるわけですから、少しでもそういう子たちの大変さがわかるかなと思いましてね。カッパ持参だったし思ったほど苦痛ではありませんでした。ただやはり視界は悪いし、滑りやすいし危険が多いのでやめた方がいいですね。
夕方小腹が空いたので近所のスーパーへ買い出しに。目についたのが kitkat 和きなこ 。
kitkat.jpg
「きなこ・・・嫌い」と思いつつ好奇心がかち、購入。感想「 kitkat はなんでもうまい!」先日テレビでその開発の人が出て、いろんな kitkat を紹介していましたが、その数の多いこと、多いこと。ふだん何気なく口にしていますが、一つの商品が開発される背景には並々ならぬ苦労や試行錯誤があるんだなあと思いました。そんなことを知ると、どんなちっぽけなものも徒や疎かにできないなあと感じます。
徒(あだ)や疎(おろそ)か等と難しい漢字を使いましたが、今朝の朝刊に音訓を追加する常用漢字34字が発表されていましたね。「十本」が「じゅっぽん」でよくなったり、「私」が「わたし」でも可になったりするようです。「創る」「応える」も使えるようになるみたいです。
言葉の話題ついでに、京都新聞朝刊連載の『折々の京ことば』も興味深いです。京言葉は柔らかくていいですね。「~しはる」の「はる」はたいへん便利なそれです。これを動詞の語尾に付けるだけでずいぶん語感が和らぐように思うのは私だけでしょうか。舞妓さんの「どすえ」はちょっとわざとらしくて好きではありません。まあ京都以外の出身の方が多い事実を鑑みればやむをえないですね。
ともあれ方言は味があっていいですね。その土地その土地に根付く微妙な気持ちやニュアンス(この言葉は日本語で伝えにくいですね。お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、実はいつもできるだけカタカナ語を使わずにブログを書こうとしているのです)を表現するのは方言でなければできません。
私は実は二言語使用者(ええい、これも横文字でなければ。バイリンガルです)なんです、いやトリリンガルかな、方言の。生まれは伊丹ですから、関西弁はお手の物。北海道暮らしも長くあちらの言葉もつかえます。そしてその気になれば標準語も大丈夫です。特に北海道弁はネタとして授業中にもよく使いますが、これはうけます。なまらおもっしゃいですよ。続きは明日披露させていただきましょう。請うご期待ということで本日はやすみます。