いかなる人生が

2009年02月13日

私立高校の合格発表が続きます。今日までのところ全勝です。ほんとによかった・で・す。正直かなり心配していた子もいたのでほっとしています。公立高校が本命の生徒が多いので気は抜けません。あと3週間やりましょう、精一杯ね。そう公立第一志望の子はそれに受からなければ、話しになんねえからね。みんながんばろ、俺もやるしな。
暖かい雨でした。降りやまぬ雨はありません。それはそれで素直に受け止めようと思いますが、やはり雨はいろいろと厄介なのは事実であります。帰宅を急ぐバイクが覆面パトカーに捕まるのを帰りに目撃。かわいそうに、雨に濡れたくないので急いでいたのでありましょうにね。もっと巨悪をなんとかしてくださいよ。
雨が降ると歩いていても、自転車に乗っていても急ぎますよね、ふつうは。できれば
「濡れたくない」と思いますから。でもこどものとき、雨が降って走って帰って、思わず口にした言葉がこれです。
「濡れんように走って帰ってきた」と、それを耳にした父親が言います。
「努な、走ったら濡れんへんと思うやろ。そやけどな今そこで濡れて、走ったら次のところでまた雨を受けて、さらに走ったら、またそこで濡れるやろ。そやし走った方がよけい濡れんねんで」というような内容のことを、さもまことしやかに………それを聞いた幼い俺は、ようわからんなりにも、妙に納得した覚えがありますです。それを語ったおやじはとお(とうの?)の昔に亡くなりました。定年を間近に控えながらの死でした。なんか思いだすたび哀れを覚えます。もうちょっと長生きしたらよかったのにね、今少し生きていてくれたらね、と。
まあこわいおやじやったし、生きていたらいたで、今の俺はぼろくそ、ぼろんちょ、けちょんけちょんにやられていることでしょう。あはは…どっちがいいのかな?
予期できぬからこそ人生。だからこそおもしろくもあり、おそろしくもあるんでしょう。