釧路の思い出

2009年04月13日

私の説得力が衰えてきたのでしょうか、生徒の話を聞く力が弱くなったのでしょうか。かなりゆっくり繰り返し指示したり、説明したりを心がけているのですが、通じないことがままあります。
「はい。じゃ12ページ開けて、2番からやって、1、3、と続けて」と言ったしりから1番から始めている子がいます。ボードに同じことを書いていても違うことをやり始めます。おかげさまで私も気がずいぶん、ほんとにずいぶん長~くなりました。
ま、しかしこちらの言うことを伝えられなければ、塾講師としては失格です。伝える努力を続けなければいけません。自分の熱意がなくなってきているとは思いませんが、真摯に反省すべきはしなければね。伝わらないという事実があるんですから。がんばります。
突然ですが、山菜が食卓に彩りをそえます。タラの芽のてんぷらなどはほのかな苦みが逸品です。他ではなかなか味わえませんん。
コゴミの粘りは口中を楽しませます。コゴミについては北海道で初めて出会いました。こちらにはないと思っていましたが、10年くらい前、花背方面で見つけました。もちろん、とりかえり食しました。うまかったです。味よりなにより、ないと思っていたものを発見できた喜びの方が大きかったのは、言うまでもありません。
釧路ではグスベリーややまぶどう、コクワ、ギョウジャニンニク、オニグルミなどなど、数え上げればきりのなくらいの山菜、山の幸に出会いました。俺はわかりませんが、知っている人にはわかる「ボリボリ」という絶品の茸にも巡り合えました。
山だけにあらず。海の幸も豊富でした。釧路で育った7年間を思い起こすと語りきれません。またいつか興がのればお伝えします。