水無月

2009年06月30日

ネットでみると「皮膚科もあり」とのことなので、起きてすぐ近くの病院へ行きました。受付で事の次第を話すと
「今は皮膚科の専門の先生はいないんです」こけました。でもよそへ行くのも面倒なんで外科の先生に診てもらうことにしました。これがすごい、診察室へ入って座ってものの2分もかからぬうちに終了。
「いやあ早くてよかった? でも患部もろくに診てねえぞ」内心思います。今どき珍しく愛想のない、眉間にしわをよせた、私と同年輩とおぼしきお医者様でした。
処方箋をもらって薬局へ。いつからでしょうかね、病院で直接薬を渡さなくなったのは。なぜなんでしょうかね、そうするのは。
薬局の薬剤師さんが優しい声をかけてくれてちょっと救われました。ありがとう!!
眼鏡のフレームを替えるのが根本的解決だということなんで、M市場へ電話をして、チャリンコで向かいました、四条まで。暑かったです。俺も酔狂です。地下鉄か、車か、自転車かだいぶ迷いました。結局チャリで行ったんです。
別にフレームのクレーム(なんつって)をつけに行ったわけではないんですが、店長さんが出てきて丁寧な対応。応急処置でフレームの耳に当たる部分を交換してくれて、別のフレームを選び、それで新しいのを作ってくれることになりました。
それはそれでありがたいんですが、とにかく時間が惜しかったです。耳もまだ痛いし・・・・・・替えることで、もらった薬もつけることでよくなりゃいいんですが。
昼食をすまし、西賀茂会館へ献血に。1年ぶり21回目ですか、400ccを献上。続けてやっていると69歳まで(輸血を受けたりすると不可になるそうです)可能のようです。ろくなやつじゃないだけに、せめて献血でもして世のため人のためになることを心がけますか。まだ15年以上ありますし、生涯50回を目標にしましょうか。うまくすれば年3回可能ですからね。あ、そうか。でもそうなると69歳まで生きなあかんのか。それは難しいな、不節制の極致の俺には。
慢性的に血液は不足しているようです。俺と違って、真っ当に生きていらっしゃるみなさまも、我と思わん方はぜひご協力お願いします。ジュースなどもらえますよ(今どき誰がジュースで動くねん「そらそうや。そやし、健全なるボランティア精神をお持ちの方、よろしくね」)。ちなみに今日は20ℓのゴミ袋10枚と傷テープ(いわゆる「バンドエイド」。俺の子どものころは「サビオ」が通り名でした。若い人は「サビオ」は無理やね)、ポカリスウェットをいただきました。

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6月30日、「水無月」をいただく日です。知ってはいましたが、食べたことあったかなあ。ないね、たぶん。今日はMさんの心遣いでよばれました。食べた感じ、米粉を蒸したものに小豆をトッピングしたものと理解しました。違うかもしれませんが、生地のあっさりと小豆の甘みがぴったり合っておいしかったです。食べ物で季節の移ろい、旬を味わうのはいいですね。というか大切にしなければいけないことなんでしょう。ちょっとした心の余裕があれば可能です。ささやかな楽しみを世の人みなが享受できる世の中にしていきましょう、いきたいですね。
1年のちょうど半分が過ぎ、折り返しにあたるこの日に、その半年の罪や穢れを祓い、残り半年の無病息災を祈願する神事らしいです。水無月の一切れで俺の穢れが祓えるかといえば、それは疑問符がいっぱいつきますが、少しは禊ぎができたかな。
定期テストの結果が出そろい始めました。みながみなよければいいのですが、そうは問屋が卸しません。中3は健闘、中2は不調、中1は各自の力でそれなりがんばったというところです。K中はまだですが、期待したいですね。
では。

アサガオ咲いたよ

2009年06月29日

予報では夕方から確実に雨でしたが、朝は降っていなかったので合羽持参であえて自転車。
覚悟はしていたものの、さすがに雨のチャリンコはわびしく、厳しいものがあります(変に意地はらんでも車で行ったらええやん「その通り。依怙地なんです、変わり者です」)。
雨がぱらつき、しとしと、ぱらぱら、ぽつぽつ落ちる中を帰ってきました。
顔にあたる雨が小気味よくもあります。
街路樹の下は大粒の雨が落ちますね。
合羽の下は熱いですね、蒸れます。

持ち帰ったひまわりのアップです。キク科でしょうか。
タンポポやキクとよく似た香りが鼻腔をくすぐります。地味ですが印象的なそれです。

西賀茂のイリオモテが咲きました、3輪。去年に遅れること2日です。去年も雨の日に咲き、すぐしわしわになってしまいました。今年は午前中は晴れていたので、しばらくその美しさを保ちました。心なしか色が淡くて鮮やかさは今ひとつですが、これから長い間楽しませてくれるでしょう。

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眼鏡のフレームが合わないのでしょうか。つるがあたる耳の部分が痛痒く、かさかさして、色が変わって内出血しているようです。いわゆる「ぶす色」です。これ標準語かなあ?皮膚が青黒くなるやつです。
「お医者さんに診てもらった方がいいのかなあ」と医者嫌いの俺が思うほどけっこう深刻です。
明日起きて諸条件と気分がのれば行きましょう。でなければ今少し様子をみましょうか。

生きているといろんなことが起こりますね。眼鏡で耳がこんなに爛れたのはお初です。
「いやあ、まいったな」というのと
「いやあ、俺の体もちゃんと反応してるやん」という二つの気持ちが交錯します。さて明朝いかが相なっていることでしょうか。楽しみです(楽しみかい!!??)。
では。

ひまわり

2009年06月28日

実は、ひまわりを見に知多半島まで行っちゃいました。往復450㌔あまりかな。高速道路料金は1,050円ですが、ガソリン消費や時間を考えるとたいへんな道楽です。すみません。
大枚600円を支払い入場。場内を歩くとただでいくらでも見られることに気付きます。が、それはルール違反です。はさみを貸してくれて1人10本までは持ち帰れるようです。
ネットで見た写真はプロのそれなんですばらしいのですが、あいにくの雨もあって正直そんなに感動的な光景ではありませんでした。時期的に早いせいもあるでしょう。7月後半から8月に行けば、「いちめんのなのはな」ならぬ一面のひまわりに出あえると思います。

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ひまわりの隣はバスです。さすが名古屋圏です。金鯱がくっきりすっきり目立つバスを見つけシャッターを切りました。
帰って軽く走りましたが It's very humid. とっても蒸し暑かったですね。119㌔です。あと2日ありますが、予報では雨模様。今月はこれで締めかな。
明日からはいろいろ公私ともにつまっていますので、パリパリやらせてもらいます。

ときには負荷を高めて

2009年06月27日

北大路烏丸交差点のプランターで見つけたキノコです。
「なんでこんなところに」と思ったのは昨日走っていた時です。1日でぐんと大きくなって太いのは直径10㎝くらいあります。名前はわかりません。調べてみましょうか、まったくとっかかりがありませんが。
。。。。。・・・・・・ー調べ中ー調べ中ー。。。。。・・・・・・
わかりませんでした。すみません。なんか肉厚でおいしそうにも見えるんですが、食べてみる勇気はもちろんありません。
キノコ類は好きです。最近ではエリンギがお気に入りです。でも釧路でいただいて食べた「ぼりぼり」が人生の最美味です。また食べたいですね。

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散髪に行ってきました。自分の両親くらいのおっちゃんとおばちゃんとしゃべりながらやってもらいます。心の中で
「いつまでも元気でいてくださいね。でないと頭刈ってもらう人がいいひんようなるし」と思いつつ、反面
「もうゆっくりしはったらええのに」とも考えます。週休4日くらいでやったはるし、できるうちはしはった方がいいんでしょう。その方がかえって元気のもとなんでしょう。
手に職のある人はいいですよね。俺なんて塾の講師以外なんもできないけんね。大工さんや左官屋さん、植木職人さんなんかがうらやましく思えることがよくあります。職人さん万歳です。ある意味塾の講師もそういう面が必要、求められるのでしょうが、私はその域には達していませんね、悲しいけれど。

夕方走りました。距離は9㌔くらいと普通でしたが、あえて負荷をかけようと鷹峰に上りました。けっこうきつい上り坂でした。下りもきつかったです。なんとなく「下りは楽」と思われるかもしれませんが、膝などにくる負担はけっこうなものなんです。確かに心肺は楽ですが、気を抜くと故障につながるので用心が肝要です。
上りは苦手で正直しんどいんですが、しいてやりました。これで116㌔くらいですか。貯金が100になりますね。ホンマの貯金はふえずに減ってんねんな、悲しいかな。
勉強もいっしょかな。あるときは負荷を大きくする必要があるんでしょう。機会があるごとに自分の力以上の問題に挑んでみるのは大切なことでしょう。そうすることで持てる力が上がっていくのでしょう。

おもしろくもあり、大変でもあり・・・・・・

2009年06月26日

暑かったですね。
原谷の掃除をしたら汗だくになりました。ついでにエアコンも汚れていたので、掃除機で埃を吸いまして、また汗ぐっしょり。朝走ったときの汗も半端じゃありませんでした。一日中汗をかいています。やせているんですが、人一倍汗っかきです。
原谷の教室はだらだら坂をずっと上ってくるような立地です。小学生の来る時間はまだ暑いので、みんな顔を真っ赤にして汗だくでやってきます。来たとき少しでも涼んでもらえるように30分くらい前にエアコンをつけておきます。省エネには反しますが、止む無しです(電気代も痛いけど)。
お隣の(?)ネコも暑そうで、ぐったり。ベランダのコンクリートの上が涼しいのか、接地面が少しでも大きくなるように体を伸ばしてお昼寝です。気持ちよさそう。
「やつらはいいな。なんの悩みもなさそうに、食って寝て」と思う俺はぐうたらでしょうか(正直だね。みんなそうやね)。

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今日は衣中のテスト明け休講です。個別があるので一応最後まで待機。根付いたイリオモテアサガオ(オーシャンブルー、西洋アサガオとも言います)をベランダにおいて、伸びられるようにネットをつけてやりました。楽しみです、鮮やかな青が。原谷ではあまり見かけませんので、ご近所の方も楽しんでくださるといいのですが。
今日走っていて北山の『天使のカフェ』でかなり咲き誇っているそれらを発見。うちも早く咲くといいですね。ちなみに去年の初花は27日でした。今年はまだ大きなつぼみはないので、やや遅れそうですね。

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ひまわりがだいぶ伸びてきました。楽しみです、大輪の花が(あんさん、花の世話ばっかりやいてまんなあ。子どもらの面倒もみいや「みてますよ。み過ぎてるくらいやってるつもりですよ」)。
南知多町ではなんと約20万本のひまわりが楽しめるそうです。すでにかなり咲いています。ヤフーの写真ピックアップをご覧ください。一面に黄色が広がるすばらしい光景ですよ。

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北大路堀川で見つけた「ねじ花」です。ピンクの花が茎をらせん状に上がっていく珍しい形状の花です。私が初めて目にしたのは北海道ででした。こちらにもあったんだ。小さい頃は花になんてそんなに関心がいきませんよね。あちらへ行っていっぱいの野の花に出会い、それからでしょうか、花に目が向くようになったのは。

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花を育てるようにヒトも育てられたらいいですね。花は水さえやれば育ちますが、ヒトはそう簡単にはいきません。そこがおもしろくもあり、大変でもあるんでしょう。

中高一貫 洛北高校附属洛北中学

2009年06月25日

中高一貫校である洛北高校附属洛北中を訪ねました。
これまで耳に入ってくるうわさは
「ノーベル賞受賞者(湯川氏、朝永氏)を出した伝統校を鼻にかけている」
「説明会での学校側の姿勢が高飛車だ」など正直言ってあまりいいものはありませんでした。
ところが今日、首席副校長先生(どっかでお会いしたような気がしますが気のせいでしょう)の気さくでわかりやすい説明をお聞きし、私の誤解だったことが判明しました。うわさだけで勝手な思い込みを持っていたことが恥ずかしいし、申し訳ない気持ちでいっぱいです。ごめんなさい。
1期生としてゼミからYくんが合格し今、高3生になりお世話になっています。来春、一貫校として初めての卒業生が出るわけです。真価が問われます。期待したいですね。ちなみに副校長先生はなかなかに自信がおありのようでした。
右はヘリコプターからの空中写真です(うそです。資料室にあった模型です)。建って5年しか経ていないので、校舎もきれいですし、おしゃれな建物です。

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希望したからといって、簡単に行ける学校ではありませんが(初年度は10倍以上。以後も5~6倍強の競争率)、行ってみるだけの価値のある学校のようです。来年の大学入試実績待ちの面は否定できませんが。

衣笠中は試験真っ最中。明日で終わりですが、みんなどうなんでしょう、今日までのところ。いい結果を出してほしいですね。明日の対策をやりましたが、ついきつい言葉を発してしまう俺は塾の先生に向いていない、まったくそぐわないやつです。必死なあまり言わずもがなを言ってしまいます。ごめんね、みんな。

「なんか妙に熱いなこの掃除機」と思いつつ教室のそうじをしていました。すると突然モーター停止、動かなくなりました。コンセントを差し直したり、スイッチを入れたり切ったりしてみましたが、だめ。壊れてしまったようです。思わぬ出費です。必要なものだから仕方がありません。コーナンへ行って早速買いました。8,000円くらいでした。今日それを使ってそうじ。新しいためか、吸う吸う。カーペットまで吸ってしまいかえって使いにくいくらいです。十分すぎる使い心地です。
聞けばダイソンとかいうそれはいろいろ優れものだそうですね。でも代価もそれなりですね。最低でも5、6万円くらいするんじゃないんですか。ダニだとか、臭いだとか、ハウスダストだとかいろいろあるんでしょうが、私には不要かな。いや財政的に余裕があれば買うのかな、いや買わねえな。吸えばいじゃん、ね。ちがうかな?
ということでSANYOのお手頃価格の掃除機で満足しながら明日を迎えますね。

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大失敗

2009年06月24日

週に1回水曜日、小学1年生のクラスに入っています。この子たちは元気がいい。また、よくできるんです。くり上がり、くり下がりのある、たし算、ひき算を難なくすいすいやってしまうんです。
「できた!」
「できました!」とかわいい声を張り上げてまるつけを迫るんですが、こっちがおいつかないくらいの速さでどんどん解いていきます。幼児部の「きらり」から上がってきた子が多いせいでしょう。みんな優秀です。
教え子のお子さんも2名まじり、教え子の甥っ子も入りと2世代をみさせていただく感謝にも浸りつつ、汗だくになってやっています。
どうです、この写真。とても小1とは思えぬ集中力を感じるでしょ。

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次の2枚はあえてカメラ目線で撮りました。かわいいでしょ。いつもやっている小学校高学年や中学生とは違う雰囲気、新鮮さを楽しみつつやらせてもらっています。

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実は今日は大ちょんぼ。勘違いで行くと言っていた学校説明会をすっぽかしてしまいました。関係のみなさまごめんなさい。年に1回くらいやってしまいますね。ちゃんと手帳に書いておきながら、ホワイトボードの方に間違って転記していました。もう少し考えれば昨夜の時点でおかしいなと気づいたはずなんですが・・・・・・生徒にえらそうに(けっして「えらそうに」はしていないつもりですが)言えません。気をつけます。
説明会の時間帯になんの疑問も感じず、鴨川を走っていました。まったく太平楽なやつです。
明日は洛北中学へ行ってきます。間違って洛南中学へ行かないように(んなわけないね)気をつけます。

美化された思い出

2009年06月23日

日曜日に見つけたゆすら梅。今日ランニングの帰りに一つ失敬して口に含みました。
「あれ、甘いけど苦い」思っていた甘みとはちょっと違います。かなり苦みが舌に残ります。甘い物の少なかった昔だから自然の甘みを実際以上にそう感じたのか、それとも心の中で思い出を美化していたんでしょうか。
そう、思い出の美化はありがちですね。以前20年ぶりくらいに訪れた釧路の町にも同様の感を抱きました。
「あれ、こんな寂れた(釧路市民のみなさんすみません)町だっけ」と感じました。メインストリートの北大通りが特に顕著。人通りが少ないんです。飲み屋とかがいっぱいあった末広町の辺りもなんか寂しい感じがしました。昔あったデパートも閉店していたようだし・・・よく行った山下書店は昔の面影のまま健在でうれしかったですね。高校生の時、学校帰りに女の子と入った確か「倫敦」だかいう喫茶店はなかった。悲しい。無理もないです、時代は移りますから。
きっと郊外に大型店舗ができて、買い物なんかはみんなそっちに行っちゃってるんでしょうね。ちなみに級友たちと3次会まで行きましたが、朝方6時までやっている居酒屋さんもちゃんとありました。(釧路の名誉のために付加しておきます)

そろそろ西賀茂中の子たちのテストが返って来ています。英数とも90超の子や入塾前より点数がだいぶ上がった子などもいます。昨日尋ねると、全般に今ひとつのような口振り。なんか残念。やるだけはやったつもりですが、なかなか思うようにはいかぬもの・・・・・・今日改めて聞くと
「英語97点で理科が90点、数学が93点・・・・・・」となかなかの生徒もいます。ちょっと安心。
「いちばんいいので73点、悪いのは50点ちょっと」という子もいますが、その子はその子なりにがんばったと思います。個人差、能力差はぜったいあります。力がない子がめいっぱいやっての70点は、力はあるのにそれを使い切らずとった80点より俺は偉いと思います。
みんなが80~90をとってくるのは理想ですが、現実はそうは甘くありません。ですがそれを目指し、日々やらせてもらってますし、今後もやらせてもらいます。

ありがとう

2009年06月22日

昨日
「まあ案の定娘たちからはなんの感謝もないですわ。ええねんけどね。父親らしいことしてへんし。そう父親としてやらなあかんこともろくにしてへんし、しかたなしやね。そやけどその父親らしいことをするのが大変なんだよな。」と記しましたが、今日、諸般の事情で娘たちから時間差でネクタイをもらいました。

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ありがとう。ろくなオヤジじゃないけど、一応お前らのオヤジの役目はなんとか果たさんとな。ほんまうれしいです。思わず目からよだれが出そうになったけど、こらえました。3人でこんなんが買えるようになってんなあ。

歩いていて見つけました。「ゆすら梅」です。梅と言うよりは甘酸っぱくてサクランボの味に近いかな。ほんとは1粒つまんで口に入れたかったんですが、人目もあるのでよしました(あなたでも人目を気にするんだ「一応は」)。
子どもの頃親しんだし名前は知っていますが、「ゆすら」って何やろと思いますよね。
気になってネットで調べると「語源は朝鮮語の『移徒楽(いさら)』がなまって 『ゆすら』になったといわれている。」とあります。なら『移徒楽(いさら)』って何でしょうね。これまたネットで調べると「移植して楽しむと言う意味である」とあります。ネットは便利です。たいていのことはネットがあれば事足ります。

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祖母の家の庭木にあり、よくその甘みを楽しみました。かなり甘かったですね。
両方のばあちゃんちを訪ねるとビワ、イチジク、キンカン、スイカ、モモ、カキなどいろいろありましたね。特に母方の実家は一応農家もやっていたのでたいがいの物は食べられました。豚や鶏もいました。
じいちゃんがよく、錐で生卵の天と地に穴を開け、中身をすすっていたのが思い出されます。
ちっちゃい私がお盆などに行くと、じいちゃんがばあちゃんに
「ツトムが来たから鳥つぶそか」
「そやなあ」と会話をしているのを聞き幼かった私は
「トリつぶす??????」と頭の中が?マークだらけになった覚えがあります。
昔を思うと、それこそ走馬灯のようにいろいろなシーンが巡ります、空っぽの頭ん中を。
ちょっと生きすぎたのかもね。
いやいやまだまだじとじとねばねばと生きるんかね。

父の日

2009年06月21日

テスト対策が終わって雨が降ってなかったので
「走れるな」と急いで帰って8㌔ほど軽く汗を流しました。いやたっぷりです。体感湿度は今夏最高でしたね。
シャワーを浴びて飲むビールのうまかったことといったら、たとえようもありませんね。このために走っていると言っても過言じゃないもんね。
今日は夏至ですね。一年のうちで一番昼の長い日です。雨でそのお日様はあまりしっかり拝めませんでした。外での活動を予定されていた方には生憎の雨で、お気の毒でした。逆に晴れ続きでしたのである意味恵みの雨と思っていらっしゃる方も多いでしょう。
雨という一事象ですが、人によって、立場によって感じること思うことは違います。見方を変える、焦点をあてる場所をずらせば見えてくるものは違ってきます。
雨を嘆く人もいれば、喜ぶ人もいます。基本的には私は雨が嫌いですが、たまに何もしなくていい休日、家の中から降る雨を眺めるのはおつなもんです。特にその雨が土砂降り cats and dogs だと爽快な気分になるのは俺だけでしょうか。

昨日お見せできなかったコスモスの芽生えです。ピントが甘くてすみません。手前コスモス、向こう去年の種が飛んだニチニチソウです。新しい命の誕生です。無事に育って花を咲かせてほしいですね。
となりはアサガオの上のカタツムリならぬトカゲ(カナヘビ?)です。

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今日は父の日ですね。私の父は遠くに亡くなりました。なんの親孝行もせぬままです。生きていればいくつやろ。たぶん81かな。早死んだし、悪いけどあんまり父親の年って覚えてへんねんなあ。ごめんなお父ちゃん。なんか父の日は影が薄いですよね。母の日の方が日が当たってる。父は一生懸命やってても野村監督やね。
「王や長嶋がヒマワリなら、オレはひっそりと日本海に咲く月見草」関係ないか。
まあ案の定娘たちからはなんの感謝もないですわ。ええねんけどね。父親らしいことしてへんし。そう父親としてやらなあかんこともろくにしてへんし、しかたなしやね。そやけどその父親らしいことをするのが大変なんだよな。
かなうなら、怖いオヤジやったけど、1回くらいは男同士で飲みたかったな。
「おい、努。おまえ何やってんねん。それでええと思ってんのか、それでは筋が通らへんやろ」
「甘いな。自分を律することができひんのに人に偉そうに言うたらあかんで」とかいろいろ言われたかったですね。
というか彼にもう少し長生きしてほしかったです。80までいかんでもええけど、せめて、ね、もうちょっとね。あまりに早い死やったし、定年を迎え、今からあれもやろう、これもやろうと、きっと思っていたと思います。それができぬまま世を去っちゃいました。
今少し長らえて、52歳になっただらしなく、頼りない俺を見せてやりたかったです。
「おまえ、それはあかんやろ」と言ってもらえる人がいるのは幸せなことでしょう。

そう、情けは己のためかもな

2009年06月20日

好感がもてる人っていますよね、さりげないことですが。こちらが車で横断歩道を渡る人を待っています。それに気づくか気づかないかは別として、のうのうとメールなどしながらもたもたわたる方がいらっしゃいます。一方こっちが待っていると気づくや小走りにわたらはる人、すてきですね。
狭い歩道で双方自転車。こちらが止まってゆずります。
「すみません」の一言。こちらも
「どうぞ」と返します。気持いいよな、おたがい。
コンビニエンスストアに入ろうとドアのところへ、向こうから出る中年のおじさん。一息待って入ろうとすると、そのおじさんがドアをおさえてくれています。思わず恐縮、ありがとう、すんません。
ほんのささいなつまらぬことですが、じっとりうっとおしい梅雨さなかですが、さわやかです。裏を返せばそのささいなこともできぬ方もいっぱいだということでしょうか。ま、いいか。せめて俺は心がけるけんね。そう「情けは人のためならず」やもんね。

クラブの試合と重なったことで休みの生徒が多かったですが、衣笠中学のテスト対策講座をやりました。みんながんばってやっていました。

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洛北中学からも遠いところ送り迎えで通ってくれている子が一人いて、西賀茂でみてあげました。このMさん遠くから通ってくれて本当にありがたいです。それだけに少しでもいい点をとってもらおうと思いつつやっています。

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洛北中のMさんのお母様はほぼ毎日私のブログをご覧くださっているようです。この写真はそのMさんです。

少し前に播いたコスモスが芽を出しました。写真をお目にかけるつもりが、ちょっとした手違いで明日以降になりました。
すみませんが、またご覧くださいね。


復活

2009年06月19日

今日で西賀茂中学の定期テストが終わりました。やるべきことはやらせてもらいましたが、果たしてみんなの結果はどうでるでしょうか。彼らの成績は、いわば私たちのそれです。成果が出ることを祈りたいです。
来週の水、木、金は衣笠中と洛北中のテストです。よって今週末もテスト対策でお休みなし。みんなががんばってくれればそれでよし。私たちも精一杯やらせていただきましょう。
ただひとつ苦言というか、本音を言わせていただくと、休みの日に無料で対策があって当たり前と思われたり、嫌だけどしょうがないから行くという姿勢だったりだと、ちょっと心外です。どうせ同じ時間を過ごすのなら、ひとつでも身につけよう、わからないところをわかって帰ろうという意気込みで来て欲しいです。

先日、結婚した教え子からはがきが来たお話をさせていただきました。今日はその子から友人たちも含め、彼女らの近況を知らせるメールが来ましたので原文のまま紹介させていただきます。(一部絵文字などはブログ上では表現できないところは省略しました)

ブログ拝見しました
あんな風に書いてもらえるととてもうれしいです。ありがとうございます、幸せになります!

ちなみにわたしたちの近況です↓(ご存知のこともあるかと思いますが、ブログを読んで知らせたくてたまらなかったので)

M
埼大を卒業し、服飾の専門学校に進学。昨年の2月に入籍し、服屋に就職し、今年の2月に結婚式をしました。今もその服屋で働いています(茨城県)。

N
東北大学に進学し、さらに大学院に進学しています。修士過程は卒業し、今は博士過程に進んでいます!Nらしいでしょ

わたし
京都府立大学卒業後、堀川高校で2年働き、昨年度から大阪市内の高校で働いています。今年の1月に高校の同級生と結婚しました。

先生の予想通り、わたしたちはとってもたくましく生きてます!!

元気でやってくれているようです、みんな。何よりです。三者三様思い思いに人生を生きています。うれしいですね。教え子たちの人生に幸あれと祈ります。もちろんこの子たちだけでなく、古今のゼミ生たちすべての幸せを願います。

ポトスが復活しました。たどれば長い話になるやつです。10年以上前になるかな、あるところからいただき、節目、節目に差し芽をして長らえてきました。去年、いや一昨年かな、かなり元気に教室の壁に根をはり、天井にとどく勢いだったのが、ある日突然しおれました。幸い差し芽用に茎を5、6本水につけてありました。根も出たので土に定植しました。が、枯れてしまいました。
「ごめんな、ついに命脈つきたか・・・・・・」と思っていました。が、シルバーから来てもらっている掃除の方が
「これもうあかんかもしれんけど、日の当たるところに置いときましょうか」と言ってくれ、移動。この間他の花たちに水をやりつつふと見ると、新芽が!!!! 出ていました。ぬかよろこびはあとがつらいので、しばらく伏せておきましたが、もう大丈夫でしょう。すばらしい力です。みごとな復活です。私もみならいましょう。

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次の葉、茎の兆しが見え始めました。大切に育てましょう。ゼミのみんなにもしっかり育っていただきたいですね。

堀川の奇跡

2009年06月18日

今日はここ10年ほどで名だたる進学校へと変貌したあの堀川高校を訪問。その立役者である荒瀬校長先生のお話はさすがにお見事、如才ないものです。生徒や学校をめぐるさまざまな逸話が生き生きと語られます。
中でも「天文学をやりたい」と思ったことで成績が飛躍的に伸び、難関国立大学へ進学した生徒の話が印象に残りました。もっと詳しく書きたいのですが、それをやって個人が特定されると困るのでこれくらいにしておきます。(わからへんやろ、大丈夫やと思うで)
やる気が一番ですね。目標が決まったらそれに向けて努力することが夢の実現を生みます。

自分の日常に置き換えてみると、現実はそう甘くはない側面があります。努力はしても答えが出ないこともあります。相手あってのことですから。いや、他人のせいにするつもりはありません。私自身の努力が足りないのでしょう。強く思う気持ちが弱いのでしょう。心がけもよくないのでしょう(あかんことばっかりやね)。日々自分ではやっているつもりでも、まったくできていないのでしょう。今少し考えてみましょう、己の毎日を。

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堀川高校の校舎です。およそ10年前にお目見えした時にはその斬新さに驚かれされましたが、時を経た今も十分すてきな建築です。
あの有名な本能寺も、信長が光秀に叛かれたおりはこの地にありました。京の地はそこここに歴史がちりばめられています。

学問に王道なし

2009年06月17日

ここのところ朝から勉強会や学校の説明会に出かけることがわりと頻繁。今朝も地下鉄で京都近くへ出かけました。
朝早いとなかなか朝食がのどを通りません。夜更かしがいけないのはわかっているのですが、ついブログを書いたり、本を読んだり(酒を飲んでんねやろ、毎夜「無言」)で寝るのが遅くなります。
ブドウ5、6粒とか、オレンジ半分とかで朝食を済まして出かけます。
ある日、地下鉄を降りて
「腹減ったな。のども渇いたし」と思ったところにジューススタンドを発見。大枚300円をはたいてフレッシュオレンジジュースを注文。お姉さんがジューサーで「ギュウ」とオレンジ3個をしぼってくれました。
いやあ、甘露、甘露。実にうまかったです。

昨日は強いて残した中1ですが、今日は自主的に残ってがんばりました。
「どうする? 11時くらいまでやらへんか」と問いかけると、自転車に乗りかけてたり、乗ってたりした生徒もなぜか快く
「残る」と返答。
「ほなら、10時半か11時くらいまでやろか」
「うん」
「はい」
「へい」(これはうそ。さすがにそうは言いません)
なんかうれしくなりましたね。がんばる気持ちがあるのがわかって。いきなりいい点は望めないかもしれませんが、少しずつ、少しずつ伸びていってほしいです。
『学問に王道なし』です。地道にやっていきましょう。

今期は1200ほどのアクセスがあったよう。今日その報告がありました。ご覧になっていただいているみなさま、ありがとうございます。つまらぬことをいつまで書き綴れるやわかりませぬが、よろしくおつきあいくださいませ。

末永くお幸せにね

2009年06月16日

ずっと前にゼミに通ってくれ、大学生のときは講師として手伝ってくれたMさんからハガキが届きました。ご結婚をされたようです。おめでとう。
彼女は小6のときある私学を受けて不合格でした。そのときの彼女の涙は忘れていません。悔しくて私も泣きました。でも3年後その雪辱をみごとに果たしました。今では有名な公立ご三家堀川高校へ、その第1期生として進み、府立大に合格。その後教師をしていました。ちなみに1期生は3人お世話になりました。後の2人は東北大と埼玉大へ進み、後者は東京で自分のやりたいことをやっているようです。東北大へ行った子はその後は知りません。でもかなりたくましいしっかりした女性だったのできっとがんばって生きていることでしょう。
そのまま彼女の文面を引用させてもらいます。
『露原先生、お元気ですか? 突然で驚かれるかと思いますが、先日結婚をしました! 先生と初めてお会いしたのは小学生だったと思います。その私が今はもう・・・歳になり、結婚までしてしまいました・・・(以下略します)』
うれしいですね。かかわりの、人生の中のほんの一瞬でも触れ合った人が幸せになる、これほどの至福はありません。Mさんお幸せにね。

種から植えて、移植したヒマワリが少し大きくなりました。毎年目を楽しませてくれるイリオモテの一番手が2階に届きました。ツバメのヒナはやはりいませんでした。(そりゃそうです。いまだに未練を抱く俺が変。忘れます)日々育つ花、植物、生徒たちに目を向けて生きましょう。

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明日西賀茂中のテスト初日。みんながんばれよ。

今いずこ、かな

2009年06月15日

朝ゼミに来て、何かが違うと思ったんです。
ツバメの巣にヒナがいません。
忽然と、神隠しに遭ったがのごとく消えました。
いろいろ想定できることを考えましたが、謎です。
かなりショックです。
楽しみにしていたんですが。
昼飯を食う意欲もなくなりました。
いいおっさんが「たかがツバメ」であかんやろ。でも「されどツバメ」です。
「しっかりせえよ」と引きずらず、授業をしました。
今帰って寝る段になって、虚しさがこみあげます。
前にも一度同様のことがあったような。
巣立ったと思いましょう。
また来年来てね。
ブログを書く元気もなかったのですが、なんとか記しました。
では。

東海林さだお さん

2009年06月14日

朝からテスト対策。近くのK進はお休み。日曜、祭日は基本休み。水曜も休講日のようです。大手さんだから労働環境の面からも休みなんでしょうね。テスト中でも平気で水曜休んではります。うちなんか無料で対策してんのにね。お得だと思いますが、生徒がそれを感じなければ、また結果が出なければ、な~んにもなりません。ま、いいか。いいと思うことをいいと信じてやりましょう。
さて対策講座。今日もみんながんばりました。やはり中3は自覚があるのか、すごいです。今日も居残り希望がありました。でもちょっと頭痛がしたので悪いけど今日は勘弁してもらいました。
帰りつつその理由を考えます。
「飲み過ぎかなあ、疲れかなあ。走ってないからかなあ(んな訳ないやろ)」とかいろいろ出てきます。
「よし走ろ」帰ってすぐ走りに出かけました(頭痛で居残り断って走ったらあかんやろ「すみません。走っている途中からすっきりしたので許してください」)。
暗い中走るのが嫌いなので、日が長くなってありがたいです。小1時間走って、9キロ。なんとか50㌔を超えました。第1週で40を超えていて120はいけるペースでしたが、この1週間朝から出かける用事や、天気のせいで普通にもどってしまいました。
ま、走らなくてもなんも影響はないんですがね。というよりしんどいだけやのに、あほなやつです。もっと他にやるべきがいっぱい、考えるべきが山積です。走りつつ、読みつつ、書きつつ、がんばりましょう。

禁を破って新刊書店へ。『おでんの丸かじり』を探しに。なかなか見つからず書架を見るうちほしい本がいっぱい。見つけたときに買っておかないと、後で悔います。でも我慢しました。目当ての本が見つかり(最後の1冊)、後ろ髪を引かれつつ書店をあとにしました。ほしかったなあ、椎名さんと星野さんと重松さんの新刊文庫など。でも全部買うとざっと4,000円になりそうな見当でした。そう言えば古書店で星野さんは頭になかったです。今度探しましょう。新刊書店は宝の山、目の毒です。

髭に、そう私は鼻の下にかびのような鬚をたくわえています。その髭に白髪が目立ってきました。かっこ悪いしいっそ剃っちゃおうかと思っています。長年連れ添った髭やし、そう簡単にはできひんけど・・・・・・どうしょうかな。

ヒナは少なくとも5羽はいるもよう。みんな元気に育ってや。1羽の落伍者もないようにと思いますわ。兄弟(姉妹?)が多いと熾烈です。みな必死に首をのばし、口を開けています。今少し育って大きくなれば写真をお届けしましょう。


忙しかった~~あああ

2009年06月13日

忙しい一日でした。
朝一でロボット教室。汗をかきながら、みんなで楽しく過ごしました。(詳しくは「塾からのお知らせ。新着情報」をご覧ください)。
昼一からは西中の定期テスト対策講座。習い事や用事で休んだ人もいましたが、出席者はみんな一生懸命にやっていました。中には早出、居残り組もいてがんばりました。

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その後英検となかなかにつまった日でした。英検は実施人数ぎりぎりの10人ながらも5級から準2級まで果敢(?)にチャレンジしました。↓

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合い間なんとものどかなネコさんたちの昼寝姿を写真に。
「いよなあ、やつらは。寝て食ってまた寝て」と思う俺はぐうたらもんかなあ(だと思うよ「出たな。妖怪め」誰が妖怪や。本質をついているだけだよ「・・・む、む、む」なんか言うてみ「・・・」やろ)。

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めったに見ない夢を見ました、朝方。で目が覚めました。なんか親戚一同が宴会を開いていました。死んだ親父もなぜかいたような・・・・・・いったい何なんでしょう、この夢は。夢占いの人に聞きたいですね。
足がだるいです。ここのところ走っていません。最後に走ったのはこの前の日曜日、つまり7日だから、まる1週間走っていないことになります。紙仕事が多く、外に出る仕事も多かったので致し方なしとも思いますが、すべては言い訳。やると言ったらやらなにゃね。

テッペンカケタカ or トッキョキョカキョク

2009年06月12日

先週の金曜日つまり5日、原谷つゆはらゼミでホトトギスの声を今年初めて聞きました。で今日もその一段と澄んださえずりを耳にしました。生徒たちと聞きほれました。
先週は「テッペンカケタカ」と聞こえましたが今日は「トッキョキョカキョ」と聞こえました。(最後の「ク」は聞こえません)
昨年も同時期に聞いたなと思い、ブログを遡ると、な、な、なんとまったく同じ日にその声を耳にしていたのです。不思議ですよね。鳥さんは日にちを知る由もなし、何がそうさせるのでしょう。
「天気もいいし、そろそろいってみっか」と考え、鳴くのでしょうか。ハトに体内磁石があると聞いたことがありますが、ホトトギスには体内時計があるのでしょう、きっと。

今日は西京高校の先生のお話を聞く機会がありました。現役、浪人合わせて京大に17名、国公立に118名を合格させているその実績には輝きがあります。校長先生も自信たっぷりのお話しぶりでした。京都の公立ご三家と言われるだけのことはあります。来春の入試で初めて、附属中学から進んだ子どもたちの結果がでます。果たしていかなる成果を収められるでしょう。楽しみです。

暑い日でしたね。その暑い日に何を血迷ったか、自転車で西京極の会場へ行っちゃいました。出てすぐに後悔しました。いつもろくに考えもせず、軽はずみに行動を起こしてバカですね。かなりチンタラこいだこともあるのですが、思ったより往復とも汗は出ませんでした。
それよりなにより、自転車に乗るといつも悩みます。車道は車が怖いし、向こうにも迷惑。狭い歩道を走れば歩行者にも気をつけなければいけないし、チャリンコはどっちつかずで中途半端(あんたみたいやな「うるさい」怒るところをみると図星やな)。
歩道のでこぼこがとっても気になります。水道管を埋め直したあとや交差点ごとの段差、車が出るために低くしてある歩道とその前後の傾斜などなど、けっこう自転車の人には負担です。サスペンションが付くマウンテンバイクならまだしも、ふつうのママチャリ、おじさんチャリにはこたえます。
大きな交差点で、いざ渡ろうとすると横断歩道がない。歩道橋を渡れってか。なんか車が一番って感じ。むっちゃ気い悪いです。

さてツバメ。昨日よりぐんと成長しました。親が帰ると大口を開けて餌をねだります。まだ目が見えぬのか顔は明後日(あさって)の方向を向いてます。シャッターチャンスを待っていると、なかなか帰ってきません。やっと撮ったのがこの1枚です。じっと見ていて親ツバメと目が合うと
「うちに子に手え出すなよ」ってえ感じで睨まれます。

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子を思う親の気持ちはヒトも鳥も同じ。いや、今どきはヒトの方が場合によってはその情はうすいかもしれません。

短命、それとも長命

2009年06月11日

読売新聞によると『ポッチャリは長命』だそうです。やせ形より6~7歳長生きだとあります。BMI=体重kg÷(身長m×身長m)という数値で判定すると最も短命なのが「やせた人」で「太り気味」の人より6~7歳寿命が短いそうです(同じこと言うてるで)。
その伝でいくとやせ形にかなり近い私は短命なんですね。ま、あまり長生きに固執しません。前にも書いたかもしれませんが、おやじが早生だったので自分の中でその年を超えるのが一つのハードルだったんです。すでにその年を5年か、そこら超えました。ですからある意味おまけの人生と思っています。まあ、こういうやつにかぎって、いざ自分が死の床につくと、生への執着をあらわにするのかもしれません。
「俺は死にたくないよう」とかね。

少し大きくなったヒナが顔を出しました。ねばってフレームに収めました。わかっていただけると思います。楽しみです、成長が。『ヒナの成長日記』をお知らせしますね。あっという間にうるさいくらい餌をねだるヒナに育ちますよ。
昨日、ヒナを目撃した中3のT君が
「あ、ヒナがいる」とつぶやき、それを聞いた講師(うちの娘だけど)が
「そう言うてることに感動した」というようなことを言ってました。そう、ささいなことに、いや命の誕生というその大切な瞬間に出会ったことを素直に喜べることはうれしいことです。

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原谷のつゆはらゼミのあじさいが花が咲き始めました。すてきな青です。裏庭のためあまり人目にはふれませんが、健気に咲いています。

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去年は私のミスで剪定の時期をあやまり花をおがめませんでした。今年は咲いてくれました。ありがとう。しばらくあなたの美しさを味あわせていただきます。

利器は果たして利器なるか

2009年06月10日

早起きして乙訓高校を訪ねました。長岡京市です。あまりご縁はないのですが、おつき合いもあり行って来ました(遠かった。おかげで信号待ち読書で30ページくらい読めました)。土地勘がないのでナビをセットして出発。普段なら
「この道は通らんで」とかつっこむんですが、今日はナビの言うままに進みました。
「目的地に近づきました。案内を終了します」と言われてから案の定どこだかわからず、道行く人に尋ねました。よくあることです。文明の利器、ナビ子ちゃん。便利なんだかそうでないのかよくわかりません。あまり頼り切るのはよしましょう。ナビ頼りで行くと道を覚えません。次に行く機会があっても、またいちからです。
乙訓高校には来年度からスポーツ健康科学科(仮称)という専門学科ができるそうです。けっこう通知票のよい子を欲しがっていらっしゃるということがわかりました。あとグラウンドの芝はどうやら生徒たちが植え、水や肥料をやって育てたようです。感心。そのことが一番印象に残ったかな。
新学科に興味のある方は私に聞いてください。
今西賀茂中学は定期テスト1週間前です。今日の中3の補習には、いつもはあまり顔を出さぬ生徒も来て10人くらいがそれぞれ自分の課題をもって熱心にやっていたようです。いい結果を出してくれるといいのですが。しばらく休みなしの忙しい日々が続きます。みんなががんばってくれれば、けっして苦ではないのですが、なんか「やらされている」みたいな態度をとられたり、結果が出なかったりすると疲れが倍増します。とにかくみんながんばってね。お願いします。

梅雨入りしたとたん、それらしい日々です。雨に打たれあじさいが鮮やかです。彼女ら(女性なの、あじさいは?)は雨の日の方が似合います。昔から好きな花です。あの微妙な色合いがすてきだと思いませんか。同じ木でも少しずつ花色が異なります。花びら(ほんとは花びらじゃないらしいですね)もかさかさした感じがしますが、実際にさわってみると意外としっとりした食感、じゃなくて触感です。

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事務室の窓をはい上るカタツムリです。あじさいにカタツムリ。まさしく梅雨(俺つゆはら「はいはい」)の代名詞という感じです。
それにしても例のごとくピントの甘い写真です。

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さて、やすませていただきます。今日は朝7時代に起きて行動を開始し、今1時やし、よう仕事した。(いつも同じくらいやってるやん「ですね」よおやってるであんた。「ありがと。理解者がいてくれてうれしいよ」がんばりや「ん」)
お後もよろしいようで・・・・・・

十人十色

2009年06月09日

京都市役所にエココンビニが登場するそうですね。マイバッグ、マイカップ、マイ箸利用で飲み物などはマイカップに50円で入れてもらうそうです。もちろん割り箸、カシャカシャ袋もないそうです。小さなことから環境を考える、いいですね。一般市民の利用も可能なようですから開店したら一度のぞいてみましょう。
放生会が行われたようです。食べ物として口にする生き物を供養する儀式だそうです。そうヒトは罪深い生き物です。他者の命を犠牲にしなければ生きられません。せめて食べられること、生きられることに感謝しつつ生きましょう。
今日梅雨入りしたようですね。そう聞いたから、なんかじめじめした感じを受けたのか、梅雨に入ったから実際じめじめしていたのかわかりません。昔あるとき
「人は悲しいから泣くんじゃなく、泣くから悲しくなるんだ」という冷静な言葉を聞きました。私も母を亡くし、その方もややときを遅くして同様の体験をされたのですが、私は納得できませんでした。やはり
「泣くから悲しくなる」のではなく「悲しいから(ときにうれしいから、また心動かされたから)泣く」と思いたいですね。だって「泣く」というひとつの感情から「悲しい」「うれしい」「感動」という別の気持ちがわくわけないでしょう。ま、いいか。いろんなヒトがいて、いろいろなことを思う方がいるからこそこの世はおもしろいんかもね。十人十色ですね。
ともかく梅雨入り。夏の太陽を拝むまでは「じっとりじめじめ」が続くのでしょうか。ま、梅雨もまた必要。なけりゃないで困る方面もいっぱいです。「しっとりうるおいつややか」と感じつつ、のり切りましょうか、ね、みなさん。
今日8時40分から50分の休み時間にツバメさんが校舎内に乱入。電気を消したり窓を全開したりでなんとか外へもどってもらおうと大苦戦。最後は私があやまりつつ、つかまえ巣に戻ってもらいました。
「悪く思わず明日からも子育てしてね」と願いつつ。幸い、いつもと変わりなく巣上に鎮座ましましていました。
手に持ったとき生きているものの温かさを感じました。鳥は温かいです。今も手にその温もりが残ります。
ゼミの玄関口で新しい"生"が生まれました。なんとか無事に巣立ってくれることを願いつつやすみます。

とかくに人の世は住みにくい

2009年06月08日

とあるお酒の量販店でクラシックラガーを買おうと店前に駐車。店内を見回すもありません。店員さんに尋ねました。
「ちょっと待って下さいね」忙しそう。なんか嫌な予感がして表へ出ると、あの駐禁取り締まりの人がいるではありませんか。あわてて車にもどり、ビールは断念。
でもさあ、それやったら買いもんもできひんやん。近所に100パーでもあれば止めますけど、ないもんどうすんの??? もうちょっと柔軟に対応してやと思うのはおれだけかな。だって、けっこう止めたらあかんところに朝からどうどう、ず~っと止めてはる車いっぱい目撃しますよ。あれがよくて、ちょっとビール買うだけのおれがあかんのは納得できひんな。
びわこ放送で原田さんが猟銃を手にしたということで取り調べを受け、書類送検になったとか。聞けば
「重いんですねえ」とか言いながら数秒手にしただけのようです。なんか変やなあ。
「それくらいええんちゃうん」と思う私がいけないんでしょうか。テレビで有名人がやってしまったからよくないんでしょうか。でもやはりあまり杓子定規になるのはどうなんでしょう。
『智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい』と言ったのは漱石です。あまりに形にとらわれて融通が利かないのは考えものです。
確かにどこかできちんと線を引かなければいけないでしょうし、なし崩し的になってしまうのはよくないとはいうのはわかります。
『破れ窓理論』というのもありました。あれはある意味、正解でしょう。小さな犯罪を見逃すと、やがて地域全体の治安が悪化していく、だから軽い犯罪をも見逃さずに取り締まることが、より重大な犯罪を抑え、その地域の安全を守ることにつながるということだったと思います。そう考えると微罪も見逃さず、きっちり処理するべきなのかなあ。(で、あんたはどっちやのん)
「ん~ん。線引きは難しいけど、やっぱ柔軟にね」というのが私の意見です(きっぱり「優柔不断な君にしてはなかなかの断言だね」ありがと「別にほめてるわけちゃうで」)。

間違いなくヒナが孵りました。今夜その小さなくちばしを現認。か細い声で「ちいちい」やってます。親はそれが聞こえる度に巣の上に立ち上がり、口の中で噛み、こなれた餌を口移しにしているような感じです。ヒトと同じで彼らも夜中3時間おきに授乳ならぬ授餌をするんでしょうか。
いずれにせよ、このちょっと遅い時期に生まれたヒナたち、無事に巣立つことを楽しみにしばらく楽しませていただきましょう。

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チャリンコでゼミへ向かう途上見かけたすてきな青です。

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では。

孵ったぞ!!!!

2009年06月07日

孵ったようです、ツバメの子たちが。たぶんですが、今日巣の下に卵の殻が落ちてました。
明日、か明後日かはわからぬものの、ヒナたちのえさをねだる声を喜びつつ聞かせてもらいましょう。

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今日は午前中に軽く走って、その後自転車でぶ~らぶら。原谷つゆはらゼミへ着いたときは汗だく、つゆだくでした。
その後西賀茂へ行き、岩倉のブックオフ、烏丸鞍馬口のそこへ。目当ての本は見つからず、その代わり長女にばったり会いました。
あちこちチャリンコで走ってつかれました。やすみましょう。

100点続出???

2009年06月06日

漢検を前にちょっと花をいじっていると自転車の止まる気配。
「こんにちは」見ると I さん。以前3人のお子さんたちが通ってくれていました。ご長女は早くに結婚してすでに母親になっています。22歳です。
「Nちゃんお母さんですってね。お孫さん大きならはりました?」
「写真持ってますよ。見せましょか? すっかりばばバカですねん」見るとかわいい5か月のお孫さんがにっこり笑ってます。
「お兄ちゃんは?」
「金沢です。3日連休になったらたまに帰ってきますけど、うちは駐車場だけですわ。友達と会うだけで・・・」
「Yちゃんは高3ですよね。下のお子さんは?」
「もう6年です」
「え、もう6年ですか。こんなちっちゃかったのに」
「赤ちゃんやったのにねえ。早いですねえ」お互いに年をとりました。
ともあれわざわざ自転車を止めて、声をかけていただきうれしかったです。
K中の定期テストの結果がほぼ出そろいました。中1の英語は100点を筆頭に90点台続出。平均98点です。いやあみんなよくやった。範囲が狭いとはいえみんながんばりました。数学も平均87やし、社会も85です。うれしいね。
このためにやってるしなによりです。
今日は眠いです。やすみます。


骨髄バンク、ドナー、自己決定権、臓器移植

2009年06月05日

元宮城県知事で現慶応大学教授の浅野史郎氏が白血病で入院されたそうです。骨髄移植以外には治る術がない病です、大変です。早速ご友人たちが「支援する会」を結成され、ドナー登録を呼びかけているようです。
自分と同じ白血球の型(HLA型)の人から骨髄液の提供を受けなければいけません。現在日本では骨髄バンク登録者は37万5千人を超え、登録抹消になった7万5千人を除いた有効数が30万人だそうです(北海道骨髄バンク推進協会のHPによる)。
自分が登録した頃は確か「30万人の登録者がいればほぼ全員の患者さんに適合者が見つかる」と協会の資料に書いてあり、10数満員万人しか登録者がいなかったと記憶していますからずいぶんとふえたんですね。
北海道骨髄バンク推進協会のHPによると、現在では登録患者の93.5%に適合ドナー候補者が見つかるようになったそうです。ただ実情は厳しく、せっかく候補者が見つかっても、候補者が5人以下の場合は骨髄移植にいたる確率はきわめて低く、1人の患者さんが骨髄移植を受けるには10人以上の適合候補者がいなければ、1人のドナーさんを得られないそうです。

やはり北海道骨髄バンク推進協会のHPによりますと各国の状況は以下のようになるそうです。
一部改めました。( )内は%です。私が計算しました。

 国名      ドナー登録者数    国の人口
アメリカ      536万4千人    2億8千万人 (2)
ドイツ       341万人       8千2百万人(4)
イギリス      76万2千人     5千9百万人(1)
中国        67万人       13億人 (0.05)
イスラエル     48万5千人     7百万人 (7)
イタリア       32万6千人     5千8百万人 (0.6)
日本         33万3千人     1億2千万人 (0.3)
台湾         27万8千人      2千2百万人(1)
カナダ        24万1千人      3千万人 (0.8)
フランス       16万4千人      6千万人 (0.3)

キリスト教の国の率が高いのは隣人愛でしょうか。フランスの低さはなんだろ。割と自分勝手な国という気はしますね。昔、全世界の非難の中で核実験をやりましたね、かの国は。それ以来私はフランスが嫌いです。フランス製のものは買わないよう心がけています(1回だけ知らずに筆箱を買ってしまいました。痛恨。止む無くワインをいただくことはあります「中途半端やな、あんたらしいわ」)。
イスラエルの突出はお国柄いろいろと大変だからでしょうか、それともユダヤ教も隣人愛が強いのでしょうか。仏教にだって同じような教えはあると思うんですが、日本は低いですね。私の嫌いなフランスと同じ率ですね。
ドナーに登録して間もなく呼び出しがあって、何回か検査を受け、今少しで提供というところまでいったのですが、最終的に合致しなかったようで、いまだ提供者にはなっていません。55歳がその制限年齢。このままたぶん提供できぬままに終えるんでしょうかね。確か登録して何年かその機会がないと提供できる確率はなくなるというようにも聞いています。ま、いつでもOKなんで、ぜひ適合する方が見つかればと考えております。
骨髄の移植を待っている方はいっぱいいらっしゃいます。危険度は低い(日本で過去1例、死亡。イタリアでも1例あったと思います)そうですし、登録を考えてみてくださいませ。
たいへんな世の中、自分のことだけで精いっぱいというのはわかります。が、そんな世の中だからこそちょっと人のために、というお気持ちを持っていただければと思います。そう、「情けは人のためならず」です。ご協力をお願いします。
夏目雅子さんというとってもきれいな女優さんがかつていました。透き通るような白い、美しい肌をもった美人でした。彼女も同じ病気で世を去りました。今読んでいる『ぼくのボールが君に届けば』の著者、伊集院静さんと結婚されてそう時間もたたないころの発病でした(と思います)。
「生きたい」と思っている人にたとえ数パーセントでもその可能性をわけてあげられることってすばらしいことではないでしょうか。偽善的だと思っていただいてけっこうです。そう俺は偽善者です。とんでもないやつです。でも移植を待っている方にしてみれば、そのきっかけはどうでもいいんです。提供してくれる人がいれば、自分の命が長らえるんですからね。
登録者が増えること祈りつつやすみます。



ユリ、ゆり、百合です

2009年06月04日

いろいろな思いがあって月~水は自転車通勤。天気がよいと気持ちがいいです。そろそろ暑くなってきたので、あまり汗をかかぬようゆっくりこぎます。歩くときとも、車のときとも違う速さで目に留まるものが異なるのがおもしろいです。
今日は木曜日。原谷へ行くこともあり車。やはりラクチン。自転車を苦痛に感じる訳ではありませんが、右足をちょっと踏み込むだけで前に進む自動車はすばらしい。
出ました、久々猪子ちゃん。ものほしげな眼がせつねいね。
出ました、まさに双葉のキンレンカ。待ちに待ったんだよね。

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脈絡なしにユリのはな四態です。見事です。ただ香りがきつ過ぎる難点は否めません。

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では。

光陰矢の如し

2009年06月03日

近所のスーパーでお昼を買って戻る途中、前から野球部らしき人がランニング。すれ違いつつ顔をちらっと見ると元ゼミ生のY・Rくん。
「おお、久しぶり。今どうしてるんだ。いくつになった」
「大学1年生です」
「R大やね。野球やってんねや。たいへんやろ、大学で野球やろ思たら」
「はい、レベル高いし」
「そやろな。あなたの学年は他に誰がいたかな。KくんとかUくんやな」
「あとYとかもいました」
「あ、そやな。この間遊びに来たわ。ま。野球がんばりや」
「はい、ありがとうございます」という会話を交わして別れました。
月日がたつのは早いものです。

夕方、小1の生徒を迎えに来たお父さん
「せんせ、この間アルバムの整理してたら、俺が中3のとき、どっかキャンプ行ったやんか。そのときの写真が出てきたで」
「ああ、大黒谷やな」
「何年前やろ」
「20数年前やな」
「せんせ、顔も体形も今といっしょやで」(でました。変わってない攻撃。当時から今と同じように老けてたちゅうことやな)
「いや、んなことない。腹でた」この子は3期生。20年以上前の生徒です。間もなく40歳。すっかりお父さんになっています。
月日がたつのは早いものです。

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先日所用あって兵庫方面へ出かけた折り(新型インフルエンザの本拠やのによう行くね「俺くらいの歳の人は免疫があってかからへんね」)何を思ったか、伊丹を訪ねました。自分の通った小学校がまだあるのかを確認しようと思いまして(酔狂、暇やね)。
ナビに名前を入れるとありました。住宅地の中で昔のままに建っていました。校舎や植え込みの位置もそのままです。(あれ、でも震災で被災しなかったのかな)ま、でもぱっと見や位置は間違いなく変わっていません。ほんの数分の滞在でしたが、いろいろなことが脳裏をよぎりました。
父親の転勤で北海道へ引っ越すまで、生まれてから小5までずっと住んでいた町です。大学生のとき一度訪ねて以来ですので24年ぶりです。学校以外はすっかり変わっていましたね。昔遊んだ空き地や悪さをした田畑は無くなり、住宅が密集しています。それは当然ですよね。
月日のたつのは早いものです。

52歳。長く生きさせていただきました。半世紀を超えました。
26年。長くやらせていただきました。四半世紀を超えました。
この後いかほど生かせていただけるかはわかりませんが、同じ生きるなら楽しく、精一杯生きていきましょう。

キジ

2009年06月02日

西賀茂橋辺りを走っていて見慣れぬ鳥が視界に入りました。
「ん?」と思ってよく見ると雄のキジでした。顔が赤く、頭部や首は青味のかかった灰色、胴体は緑、羽は灰色かな。なかなか色鮮やかです。
デジカメは不携帯。携帯電話のカメラでと思った瞬間、その気配を察知したのか中州の茂みに飛び消えました。残念。
野生のキジを目撃するのは52年の人生で2回目です。以前は原谷で、さて20年くらい前になるでしょうか、つがいでいるのに遭遇しました。雌は地味です。茶色一色かな。
今賀茂川ではカモ類、サギ類、ツバメ、ムク、ヒイヨ(ヒヨドリ)などいろいろな鳥さんたちにお目にかかれます。お時間があれば散策してみてください。花もよく目を凝らすといろいろなのが咲いています。シロツメクサ、ムラサキツメクサ、オオバコなどなど。残念ながら名も知らぬ花もいっぱいです。
名を知ることは大切ですよね。ひとつふえれば、その世界もひとつ広がります。知る言葉は多ければ多い方がいいのでしょう。
すばらしい何かを見たときに
「むっちゃかっこいい」
「かわいい」
「おしゃれ~」だけだとさびしいもんね。かくいう私もけっして語彙は豊かではありません。いや、貧しいくらいです。より多く知りたいですね、知らねばね。
ただ言葉だけでは不十分ですね。言葉と現物が一致することも大切です。机上で学ぶことも必要ですが、実物を目にし、触れてみる機会をできるだけ持ちたいですね。
「わらび」と言ったときに野で見て触れて、摘んで食べたことのある子はその味、食感が体感としてよみがえります。
実体験は大事です。とは言え、普通の人間が体験できることには限界があるのも事実です。本や新聞、その他のメディアから得る知識も貴重なものです。功罪は合わせ持つもののテレビの存在は大きいのでしょう。家にいながらにして、多くの情報を与えてくれます。
反面、名を知らないことはけっして恥でも、不幸でもないという考えもあります。
たとえば、タンポポを目にして
「あ、なんだタンポポか」と思った瞬間、人は観ることをやめます。そうすると、そこで対象に対する興味が失せ、観察をやめます。それは何かをさらに知ろうと思う意欲の目を閉じてしまうことになります。
学ぶということは、何かを知りたいという欲をもとになりたっているのでしょう。そういう意味では「知らない」ことはちっとも恥ずかしいことではありません。知らないことを認め、教わる意欲を持ち続けたいですね。

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ということで私が名を知らぬ花の蜜を吸うメジロ(たぶん)の写真です。どなたかお教えください、この花の名を。

一無、二少、三多

2009年06月01日

先日まいたコスモスが芽を出しました。みなさんもコスモスの種はご存じだと思います。細長い小さなそれです。先にまいたひまわりも同様ですが、あの小さな種から芽を出し、ぐんぐん育ちひまわりなんぞは、人の背丈をも超え、顔よりも大きな花を咲かせることもあります。
夏の大輪を期待しましょう。子どもたちにも大輪を咲かせてもらいますよ。

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「メタボ」を防ぐには「一無、二少、三多」だそうです。
「『一無(無煙)』」はたばこのない生活。『二少(少食・少酒)』は、食事量と飲酒量は少なめの腹八分。『三多』(多動・多休・多接)の多動は身体を「できるだけ動かす」ことで、多休は休息・睡眠を十分とり、心身ともにリフレッシュ。「睡眠時間」の規定はせず、休憩(筆者訳注”意味わからん”や仕事をしない休日を十分取る。多接は趣味などで多くの人や物と接し、ストレスを発散することだ」そうです。
顧みるに「一無」は無理やね。「二少」は心がければなんとかなるか。「三多」はどうかな。まあ一番できそうかな。まあしかしメタボに気をつけようが、健康に心がけようが、所詮人はいついかにこの世を去るかです。そう俺はいかなる最期を迎えるんでしょうかね(ろくな最期じゃねえぞ、おめえは「だよな」)。

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とあるところでカメラに収めたスイレンの写真です。最後美しく観賞していただきましょう。
おやすみなさい。