父の日

2009年06月21日

テスト対策が終わって雨が降ってなかったので
「走れるな」と急いで帰って8㌔ほど軽く汗を流しました。いやたっぷりです。体感湿度は今夏最高でしたね。
シャワーを浴びて飲むビールのうまかったことといったら、たとえようもありませんね。このために走っていると言っても過言じゃないもんね。
今日は夏至ですね。一年のうちで一番昼の長い日です。雨でそのお日様はあまりしっかり拝めませんでした。外での活動を予定されていた方には生憎の雨で、お気の毒でした。逆に晴れ続きでしたのである意味恵みの雨と思っていらっしゃる方も多いでしょう。
雨という一事象ですが、人によって、立場によって感じること思うことは違います。見方を変える、焦点をあてる場所をずらせば見えてくるものは違ってきます。
雨を嘆く人もいれば、喜ぶ人もいます。基本的には私は雨が嫌いですが、たまに何もしなくていい休日、家の中から降る雨を眺めるのはおつなもんです。特にその雨が土砂降り cats and dogs だと爽快な気分になるのは俺だけでしょうか。

昨日お見せできなかったコスモスの芽生えです。ピントが甘くてすみません。手前コスモス、向こう去年の種が飛んだニチニチソウです。新しい命の誕生です。無事に育って花を咲かせてほしいですね。
となりはアサガオの上のカタツムリならぬトカゲ(カナヘビ?)です。

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今日は父の日ですね。私の父は遠くに亡くなりました。なんの親孝行もせぬままです。生きていればいくつやろ。たぶん81かな。早死んだし、悪いけどあんまり父親の年って覚えてへんねんなあ。ごめんなお父ちゃん。なんか父の日は影が薄いですよね。母の日の方が日が当たってる。父は一生懸命やってても野村監督やね。
「王や長嶋がヒマワリなら、オレはひっそりと日本海に咲く月見草」関係ないか。
まあ案の定娘たちからはなんの感謝もないですわ。ええねんけどね。父親らしいことしてへんし。そう父親としてやらなあかんこともろくにしてへんし、しかたなしやね。そやけどその父親らしいことをするのが大変なんだよな。
かなうなら、怖いオヤジやったけど、1回くらいは男同士で飲みたかったな。
「おい、努。おまえ何やってんねん。それでええと思ってんのか、それでは筋が通らへんやろ」
「甘いな。自分を律することができひんのに人に偉そうに言うたらあかんで」とかいろいろ言われたかったですね。
というか彼にもう少し長生きしてほしかったです。80までいかんでもええけど、せめて、ね、もうちょっとね。あまりに早い死やったし、定年を迎え、今からあれもやろう、これもやろうと、きっと思っていたと思います。それができぬまま世を去っちゃいました。
今少し長らえて、52歳になっただらしなく、頼りない俺を見せてやりたかったです。
「おまえ、それはあかんやろ」と言ってもらえる人がいるのは幸せなことでしょう。