美化された思い出

2009年06月23日

日曜日に見つけたゆすら梅。今日ランニングの帰りに一つ失敬して口に含みました。
「あれ、甘いけど苦い」思っていた甘みとはちょっと違います。かなり苦みが舌に残ります。甘い物の少なかった昔だから自然の甘みを実際以上にそう感じたのか、それとも心の中で思い出を美化していたんでしょうか。
そう、思い出の美化はありがちですね。以前20年ぶりくらいに訪れた釧路の町にも同様の感を抱きました。
「あれ、こんな寂れた(釧路市民のみなさんすみません)町だっけ」と感じました。メインストリートの北大通りが特に顕著。人通りが少ないんです。飲み屋とかがいっぱいあった末広町の辺りもなんか寂しい感じがしました。昔あったデパートも閉店していたようだし・・・よく行った山下書店は昔の面影のまま健在でうれしかったですね。高校生の時、学校帰りに女の子と入った確か「倫敦」だかいう喫茶店はなかった。悲しい。無理もないです、時代は移りますから。
きっと郊外に大型店舗ができて、買い物なんかはみんなそっちに行っちゃってるんでしょうね。ちなみに級友たちと3次会まで行きましたが、朝方6時までやっている居酒屋さんもちゃんとありました。(釧路の名誉のために付加しておきます)

そろそろ西賀茂中の子たちのテストが返って来ています。英数とも90超の子や入塾前より点数がだいぶ上がった子などもいます。昨日尋ねると、全般に今ひとつのような口振り。なんか残念。やるだけはやったつもりですが、なかなか思うようにはいかぬもの・・・・・・今日改めて聞くと
「英語97点で理科が90点、数学が93点・・・・・・」となかなかの生徒もいます。ちょっと安心。
「いちばんいいので73点、悪いのは50点ちょっと」という子もいますが、その子はその子なりにがんばったと思います。個人差、能力差はぜったいあります。力がない子がめいっぱいやっての70点は、力はあるのにそれを使い切らずとった80点より俺は偉いと思います。
みんなが80~90をとってくるのは理想ですが、現実はそうは甘くありません。ですがそれを目指し、日々やらせてもらってますし、今後もやらせてもらいます。