いかに生きる?

2009年11月16日

長野県の重度身体障害者の方が介護スーツを身につけた介護者の方に背負われて鞍馬山に登ったそうです(京都新聞)。何でもこのスーツを身につけると脚や肩につけた器具が体の反応を感知して介護者の体にかかる負担を軽減するそうです。すごいです。こんなことができるんですね。おっしゃるに
「挑戦する心の大切さを伝えよう」とのことです。掛け値なしに立派です。見習わなければいけません。
中3の英語の教科書にも地雷除去中に右腕、右足を失いながらもロンドンマラソンやサハラマラソンに挑むクリス・ムーン氏の話が出てきます。
私が同じ境遇におかれたら落ち込んでへこんで立ち直れないと思います。

奇しくも今読んでいる池永陽さんの『ペダルの向こうへ』は交通事故で片足と母親を失った少年とその父親の話です。納骨のためにペダルを踏んで沖縄へ向かっています。その途上いろいろな人と、その人生に出あいます。重くて悲しいけれど考えさせられる展開です。
「生きる」とはなんだろ???いかに生きるかを思います。
池永陽さんはなかなかのものです。『コンビニララバイ』『走るじいさん』など、秀作があります。ぜひ手にとってみてください。

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左は堀川通りの銀杏です。右は大徳寺のミカンです。わざわざ車を回し、止めて撮ったにしてはの写真です。

朝ゼミに行ってメールを開くと以前の上司のTさんからおめでとうメール。恐縮です。感謝です。ありがとうございます。