よいお年を

2009年12月31日

雪を見に出かけました。北へ行くのですが諸般の関係で中国道経由のため南へ向けて出発です。
福崎から播但道へ入ったところで雪がちらつき始めました。
「お、きた、きた」と思いつつ車を進めます。途中和田山で竹田城址に寄ります。山名宗全のころの山城です。険しい山道を登って本丸跡へ。
戦国初期のものなので大したことはないだろうと思っていましたが、なんのなんの往時の壮大さが偲べるものでした。雪が降っていて寒かったです。気温は1℃でした。
出石そばの遅い昼食をとって目的地、神鍋へ到着。一面の雪景色です。

大晦(おおつごもり)にあたり、過ぎてきた今年を振り返る日です。
走行距離は1271㌔でなんとか目標達成。12月はけっきょく81。3月続けて100未達。貯金が思ったよりあったので年間1200はなんとかできました。実生活でもいざというときのときのための蓄えを考えた方がいいんでしょう。走るを趣味とされている方はもっともっと走っているんでしょうが、端くれの俺としてはよく走りました。一口に言ってしまえばただの1200㌔。それだけですが、日々積み重ねるのはなかなかしんどいものがあります。言えば北海道まで走って行っちゃう距離ですから。スポンサーがついてくれればもっとずっと地球一周でもやっちゃいますよ、寛平ちゃんみたいにね(ヨットは無理ですが)。走っていればいいんだから、ある意味楽ちんだもんね。

読書の方はやっと85冊です。100はいかなかったものの、よく読んだとしておきましょう。いろんな出会いが、新しい出合いがありました。原田宗典さん、佐藤愛子さん、ヒロ・田中さん、奥田英郎さん、室井滋さん、森見登美彦さんなどなど・・・・・・
あげればきりがありません。ベストはどなた、どの作品でしょうかね。原田宗典さんの『短編集』は怖かったけどおもしろかったですい。佐藤愛子さんの世間に対する立腹ぶりも楽しいです。
ある人の紹介で年末に出合った奥田英郎さんはいいですね。今もその3部作の第3弾を読んでいます。
ベストはどうかな『押入れのちよ』かなあ???

ブログ毎日は今日のように「圏外」を除けば曲がりなりにも毎日書きました。「書いただけ」のやっつけの日もありましたし、内容そのものは愚にもつかぬものばかりでお世辞にも名文とは言えませんが。

とここまで書いて、続きを書こうと思ったら寝てしまいました。

端末圏外でメモ帳に記したものを、元旦に帰ってとりあえず公開します。

食物連鎖、野性

2009年12月30日

走り納めをと思って鴨川へ。軽~く走ってストレッチをしようとする俺の目にあの鮮やかな青緑色が映りました。カワセミです。思わず
「あ" !!」と声が出ます。携帯で写真をと思ったら、その気配を感じたのか、飛んで行ってしまいました。残念。ほんとにやつらは敏感です。野性を感じます。こちらが何かをはたらきかけよう、いや違うなかかわりを持とうと思うとそれを敏感に察知します。それが彼らにとっては生きることにつながっているのでしょう。そう考えると人間なんて甘甘なんでしょう、きっと。
見事な色です。「翡翠」とも言うそうですね。「翡翠」は緑が勝っているような気がしますので、私の印象とはちょっと違います。どちらかというと「瑠璃」ですね。いずれにしても冬枯れの川辺にあっては目をひくすばらしい色合いです。いつかお目にかけたいですね。まあネット上には「カワセミ」サイトがいっぱいありますから、私の下手な写真なんて不要でしょうが。
そういえば昔中国へ行ったとき翡翠の小杯を買った覚えがあるなあ。どっかいったな。

突っ込んだ頭を川鵜が水から引き抜いたところも目撃。口にはアブラハヤでしょうか、小魚をくわえていました。大小の鷺が小魚をねらう姿もよく見ますが、川鵜は水の中に直接首を突っ込んでの狩りなので百発百中なんでしょうかね。小さな弱肉強食、食物連鎖です。

ゼミ前で休憩中、犬を散歩させる中学生くらいの少女。みると立命館小学校に通うMKさんです。
「え、Kさん。久しぶり。元気? 背が高くなったねえ、165くらい?」
「はい、そうです」
「もう6年生だよね」
「はい」
「TっくんやSちゃんも元気? よろしく言ってや」
「はい」
「じゃあね」と別れました。彼女は立小編入1期生です。そのときゼミから3人が受験しました。いろいろ心配しましたが3人とも合格(よかった。このときはほんとに心配しました。「一人だけだめやったらどないしょ」と。そのとき連絡なく俺の方から連絡したのがこのMKさんです。「どうやった?」「合格してました」よかったあ~。ほんとに胸をなでおろしました)
その子らがもう6年生です。歳月人を待たず。時間の流れは早いものです。

冬(期講習)が終わりました。8日間で50時間。最短4コマ4時間、最長8コマ7時間15分。よくやりました。ちょっとやりすぎかもね。あすから3日まで、4日間はゆっくり(?)させていただきます。

明日は雪見に山間部へ入ります。ひょっとすると端末が繋がらぬやもしれませぬ。念のため伝えておきまする。

聖火ランナー

2009年12月29日

女子スピードスケート500㍍の岡崎朋美選手が5大会連続になるバンクーバー五輪の出場を決めましたね。すごいです。彼女はどこかのオリンピックでメダルも獲得しています。
対して同じく5回目をねらった男子500㍍の清水宏保選手は7位に終わり選に漏れました。残念です。彼は一時期というか長く世界の王者として君臨していました。カナダのウォザースプーン選手との名勝負が印象に残っています。
フィギアスケートで3人目の席を勝ち取った鈴木明子選手、惜しくも涙をのんだ中野友加里選手。先の例でもそうですが、そこにはいかなる差があったのでしょうか。凡人の俺には想像もつかない努力をみんながしていたと思います。それでも最後は決められた枠しか選ばれません。厳しいですね。

北海道で育ったので小学校時の冬の体育はスケート。学生時代はスキー部。そんなこともあって冬のスポーツにもたいへん興味があります。札幌オリンピック、ジャンプの笠谷、金野、青地(日の丸飛行隊)がやってのけた表彰台独占はいまだ鮮明に記憶に残ります。

実は私、札幌オリンピックの聖火ランナーをやったんですよね。当時はあんまりその、ことの重大さを感じていませんでしたが、今思うとけっこうすごいですよね。(自慢か?「んんむ、そう受け取られてもしゃあないかなあ」)とは言っても中学校ごとに選ばれた人たちが集団で走ったんで、俺は伴走。聖火そのものは別の生徒が持ちました。

まるで顛末、脈絡、起承転結まったくないただの日記ですね。ただ毎日記すのみ。それはそれで(何がどうや)いいのかなと・・・・・・自分に言い訳しつつ毎日つづっております。「もそっとましなことを書き遺せよな、おまえ」と自分につっこむ自分がいます。もし仮に俺が死んでもこれは生涯残んのかなあ。そう思うとおもろいなあ、もっとずっと書こっと(はい、はい。がんばりや「ん。やる」)。

明日は冬期講習最終日。西賀茂は8コマ。原谷は5コマ。みんながんばろうな。俺もやるしね。授業おもろいもんな。

酣(たけなわ"ものごとの一番のさかり"という意味だそうです)

2009年12月28日

冬期講習もたけなわ、というか半ばを過ぎました。今日なんか13:00から21:35まで途中軽食休憩20分をはさんで8コマです。みんなよくがんばります。俺もスタッフもようがんばった。不思議と疲労感はありません。中3相手の授業は楽しくて仕方ありません。あと2日やりましょう。明日は7コマ、明後日は8コマ。それで年内終了です。(がんばれよ、つゆちゃん「おす」)

『イン・ザ・プール』を終えました。おもしろいです。強迫神経症や妄想癖、携帯依存症など少々精神を病んだ人たちと精神科医、伊良部博士を中心とする展開です。と書くと深刻なドラマが織りなされるのかと思う向きもおありでしょうが、実は笑えます。でも悪寒を覚える光景も繰り広げられます。ぜひお読みください。

今は荻原浩さんの『ママの狙撃銃』。これもおもろいです。ページを捲りたくて仕方がありません。彼は『明日の記憶』や『あの日にドライブ』など深刻な題材もあります。『噂』や『コールド・ゲーム』など怖いのもあります。
そう『あの日にドライブ』のあるシーンには寒気がしました。『押入れのちよ』は短篇集ですが、冒頭の作品はこわいです。
『オロロ畑でつかまえて』『なかよし小鳩組』など滑稽な、笑える作品もあります。実に多彩、多方面にその才を発揮しています(たぶん)。

『イン・ザ・プール』の連作を読みたくて、忙しいのにブックオフへ行ってしまいました。ありました。『空中ブランコ』『町長選挙』を手に入れました。おまけに探していた、阿川佐和子さんの『ウメ子』も見つけました。幸せ、幸せ。さらに太田和彦さんの『居酒屋道楽』まで・・・・・・。早く読みたい、今すぐページを捲りたい心境です。でも時間がない。しばらく楽しめそうですね。

嵐山光三郎さんの『素人料理長』と宮脇俊三さんの『殺意の風景』がほしいです。どなたかお持ちの方はお譲りください、お貸しください。

今アクシデント(?)というか突然わがHPに入ることができずに四苦八苦、往生しました。やっと戻ってきて今これを書いています。また同じことになるのはいやなので、とりあえず一回完了させます。

今のところ異常はありませんが、もうそろそろやすみましょう。

では、では。

あれれ

2009年12月27日

あれ、ゆうべ書いて載せたはずのがない。27日朝確認したら「ない」。参りました。
ちょっと走ってきます。

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今帰ってもう1回見たら一昨日のと「てれこ」になってありました。

鬼が笑う

年賀状がなかなか進みません。
生徒たち、仕事関係宛てのはなんとか書いてすべて出しました。個人のが全然です。
住所、宛名がいまだに手書きなんです。毎年年賀状を書き終えたときは
「来年こそはデータ入力してパソコンにしよ」と思うんですが生来の面倒くさがりとちょっぴりのこだわりで手で書いている始末です。やはりどこかに出す人のぬくもりをと思い一言は書き添えるようにしています。まあ自己満足ですが(あんたはそれが多いな「はい。でも、それでいいと思っております」)。
書き終わってすぐ来年の準備をする気にはなれず、そうこうしているうちにその時期を迎えてしまいます。来年はどうしているやろ・・・・・・

     ~~~・~~~・~~~・~~~・~~~・~~~・~~~

とかなんとか言いながら、ちょっとがんばってなんとかほぼすべて書き終え、今ポストに投函してきました。まだ数通ややこしいのが残っていますが。ちょっと肩が軽くなりました。明日完璧にやってしまいます(つもり)。

今日走って74㌔、1264。これはたぶん1年間の走行距離としては史上最長。ようやった。ほんとは1300超を狙っていました。前半はよかったんですが、10~12月で腰痛、多忙で失速。でもよく走りました。
昨日『イン・ザ・プール』を読んで83冊。これは史上3位(きっと)。まあよく読んだ方でしょう。
ブログはなんだかんだ言いながら原則毎日書きました。これもよう書きました。

来年は走るより、読むより、書くより、仕事をしましょう。というか今年もやっていました。でも来年はもっと、です。(今以上にやんの? 限界来てるんちゃうの?「いや、んなことないです。10年くらい前にもどるわ」そやけど、もうあんたも53歳やで「だな」無理すんなや「ありがと。ちょっとやってみるわ」おきばりやす)

走るのも、読むのも、書くのも同様やるつもりではありますが、果たして来年どういう年に相なりますることでありましょうか。
来年のことを言うたら鬼が笑うと言いますが、ここまできたらええでしょ。

初氷

2009年12月26日

今日、私的には今冬初の氷を観測しました。
午後12時ごろ車を停めたツユちゃんが隣のトラックの荷台のブルーシートにたまった水にふと目をやりました。
「んん」よく見ると凍っているのに気づきました。おもむろにカメラを取り出し収めました。ご覧ください!! と言いたいんですが今日はカメラの電池が切れちゃいました。
(やってやれないことはないんですが、そういうことで勘弁してもらお)
今朝軽く走りましたが、やめときゃよかったと思っています。なぜならば腰に違和感(またかいな。年とったなあ、あんさんも。無理すなや)です。7㌔走って75です。今月も100はしんどそうです。まあいいか。1200はいってるしな。
今奥田英朗さんの『イン・ザ・プール』を読んでいますがおもしろいです。くすっと、だはっと笑えます。そしてちょっぴりのさびしさ、かなしさ・・・・・・むなしさもあるかな。またひとり注目の作家さんができました。紹介してくれたヒューマンのG女史に感謝です。と言っても本はまだ82やし、もそっと読まにゃね。せめて90は、と思う。でもちょっとしんどいかな。過去最高は去年の102、ついで学生時代の96やし、せめてベスト3はいかなあかんと思っておりまするでありまする。
しょうもないことをつらつらやるのはこれくらいにしてやすみましょう。
明日も冬講です。やること、やるべきが目白押しでありまする。
では、でありまする。

酒は静かに飲むべかりけり

メッセンジャー黒田有さんが傷害容疑で捕まったようです。正直、衝撃です。
実は俺、彼の素朴さが好きで、かげなる応援者でした。報道を見る限りでは、彼は否認しているようです。
酒を飲むと気が大きくなったり、なんかいつもの世界で抑えられたものが吹き出したりするんでしょう。でも彼はきっと「いい人」だとずっと思い、テレビに映る彼を見ていました。だから、俺は信じたいんですよね、彼を。「やっていないと」
今の地位を棒に振る行為をいくら酔ってもしないでしょ。違いますかね。それをやっちまうのが酒の魔力かな。
酒はある意味魔物なんでしょう。確かにそういう面は持ち合わせていますね。俺も酔うと・・・・・・心当たることはあるかもしれません。ただいくら酔っても他人に迷惑だけはかけぬよう心しましょう。

月に1500円、じゃない万円のお小遣いええなあ、欲しいなあ。あったらええなあ。と申しますか、あまりにも庶民感情から離れ過ぎていますよね。毎月やりくりして税金を払っている自分が悲しくなります。まあええねん。一生懸命やるだけやしね。

冬期講習が半ばを過ぎました。年内あと4日。やりましょう。

ではまたね。

年賀状

2009年12月24日

年賀状をやっと少し書きました。50枚くらいかな。まだ全部ではありません。個人のではなく生徒たちや日頃お世話になっている塾や高校へのそれらです。最低でも一言だけは書き添えるようにしています。時間に追われとても丁寧とは言えません。でも少しだけでも直筆を心がけています。
25日までに出せば元旦に着くと日本郵政は言っています。明日になりました、その締め切りが。
本来は年が明けて改まった気持ちで友人知己に思いを伝えるべきだと思いつつ、世間の流れに抗えず、締め切りを守ろうと書き急いでいます。
自分のそれはまったく進んでおりません。毎年の非礼をお許しあれ。
でも、どこかで元旦の朝、庭に降る雪を見つつゆったりと年賀をしたためるのもええなと思う自分がいます。そこにうまい日本酒なとあればますます良いかもね。(庭に降るねえ・・・・・・庭あったっけ、あんたんち「んんん・・・・・・」)
毎年書き終えた後思います。
「さすがにもうPCに住所入れて宛名くらいは直筆ちごてもええかな」と。でもやっぱり自分で書いた方がええんかな。どうでしょう。(データ入力するのが面倒なだけちゃうんか「まあそれもあるな。来年は宛名はパソコン管理にしょうかな」)
冬期講習二日目が終わりました。今日は1時から9時半過ぎまでの長丁場。みんながんばりました。おつかれさん、ありがとう。
けっこう疲れました。酔いました。伝えたいこと、書きたいことがいっぱいあると思いつつ寝ます。またね。

冬講初日

2009年12月23日

クリスマスも近いので中3生にケーキを(ここんところ景気もそうよくないので中3生だけでごめんしてもうてます)。
段取りが悪く今朝早起きをして西賀茂のSへ。
いっぺんに数十個ですから前もって予約をしておくべき。それをせぬままに店に行った私が悪うございました。というところです。開店直後の忙しいお時間を混乱させましたこと深く、深くお詫び申し上げまする(あんた、いっつもそうやなあ。もちっと計画的にしいや「はい。言われるまでもなく心がけておりまする」心がけてもしいひんかったらいっしょやで「御意」つべこべはええし、もっとちゃん考えや「然り」敬語ちゃうで「んだな」なまってるで)

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今日から冬期講習開始です。初日で5コマなのでまだ序の口。明日からはハードです。
んなことでやすもうかな。また明日。

自転車寒い、とっても

2009年12月22日

地球環境に優しくを心がけて(たいそうやなあ。ガソリン代の節約やろ「それもあります」)できるだけチャリンコを使うようにしています。今日も寒い中自転車でした。
狭い歩道で対向に自転車。歩く人もいます。止まってやり過ごすようにしています。このとき会釈、「すんません」の一言がない人のランキングは断然中年以上の男性と若い兄ちゃんかな。おばさま方はけっこうきちんとそれらが返ってきます。若い女性はたまに反応があります。
若い人はそれがわかっても返す術を知らなかったり、時期を失したりするのは経験不足でやむなしと思います。自分もきっとそうだったでしょう。が、ええ年したおじさんがそれをきちっとできないのはどうかと思います。「横柄だ」とは思わないようにしています。そう感じるのは自分の未熟さからだしね。でも正直腹立つこともありますよ、実際。まあええか。「ゆずってやった」と思う心があるからの腹立ちだしね。
なんでもええけどメールしながらのチャリンコだけはやめてほしいな、と思うのは私だけでしょうか。
人のことはともかく自分だけは他の人のご迷惑にならないように生きていきましょう。

今日は冬至ですね。ゆず湯は一般的、なじんでいます。冬至カボチャはそうでもなさそうです。生徒に聞きましたが「・・・・・・」でした。俺どこで出合ったかな。北海道? 本の中? とにかくこちらではあまり一般的ではないようです。カボチャが小豆とともに煮られたそれですが、どなたかその起源、本拠をご存じであらばお教えくださいませ。
ゆず湯はしなかったもののゆずを搾って焼酎のお湯割りでよばれました。柑橘系の香りがたって、とってもおいしくいただきました。(また飲んでんのかいな、毎晩やな「はい、おいしいよ」)
では、やすみましょう。

ありがと そしておつかれ またらいねん

2009年12月21日

自転車で出たのを悔やむくらいの寒さでしたね。とっても寒かったです。
その寒さでしおれてしまったアサガオを片づけてやりました。今年はずいぶん長く美しい花を見せてくれました。去年は12月11日にやっています。それを思うとよく咲いてくれました。
ネットからつるを外す時間がなくてネットごと捨てることにしました。すみません。もったいないと思いつつ、もう3年使ったし許されるかなと。45ℓの袋8袋になりました。時間的にはなんとか2,5時間でやっつけました。通りがかりのご近所の方からは
「きれいに咲いてたけど、片づけんはたいへんやなあ」
「長いこと楽しませてもろたけど、今年はもう終わりか」という言葉をいただきました。帰りがけの小学生は
「なんでやめたん。きれいやったのに」
「いや、もうな霜でしおれてしもたしな」
「お、お、お。これはどうしたのかな」とか可愛かったり、おっさんみたいやったりするセリフがでました。アサガオ愛されていたんでしょう。また来年ね。ありがとね。

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写真左が before 右が after です。

先日賀茂川でお会いしたTくんのお母様がアサガオ片づけの最中に来られました。
「ん、いったいなんやろ」と思うと
「いや、せんせ。こないだはどうも。ブログにも書いていただきまして、ありがとうございます。『優秀な』という形容詞もつけていただきまして・・・・・・。自慢みたいになるかもしれませんけれど、これがこの間いただいた成績です。おかげさんで、ええ成績をもろて。ここで勉強させてもろて、コツが身についたんですかね。あのNくん(原谷つゆはらゼミの生徒です)とも仲ようさせてもろて。お母様とも・・・・・・」との会話がはずみました。おまけに葵やさんの焼餅までいただきました。ありがとうごっざいました。

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今日の歯医者さんは抜歯でした。久々のあの麻酔注射。ちょっぴり痛かったですね。抜いてはるときはあまりなんとも感じぬうちに終わりました。後がしばらく痺れてたいへんでした。ゆすぐための水が口からこぼれます。あの感覚はいやですね。食欲もまったくありっこない。やっと2時くらいにうどんをいただきました。
その後は快調。まったく痛みも違和感も出血もありまっしぇん。んでアルコールはだめでしたが、ちょっと飲みました(すみません。先生)。
明日も消毒のために行きます。飲酒ばれへんやろな。
ねよっと。

まっすぐにね

2009年12月20日

池永陽さん『水の恋』と伊集院静さん『水の手帳』を読みました。偶然ですが「水」続きです。前者は岩魚釣りや児童虐待のからむ恋愛ロマン?です。妻と亡き親友との過去に疑念を抱きつつ、その真相を探る主人公、昭を中心に物語は進みます。
後者は突然訪れた母の死。その母が残した手帳と3枚の写真をもとに妃手子(ひでこ)が自分の知らない母の過去、そして自らのルーツを求めセーヌへアフリカへ、そして釜山を訪れます。
どちらも佳作。おもしろかったです。作家ってすごいですよね。何もないところから読者を惹きつける話を紡いでいくのですから。
これでやっと81冊です。100は無理でもなんとか90は超えたいものです。

今日は男子の高校駅伝を応援しつつ軽く走りました。テレビに映った俺の姿を確認した人はいないでしょうかね。千北のあたりでカメラがこっちを見ていたような気がしないでもないんですが・・・8㌔走って68です。
当たり前ですが彼らは速いですね。トップ選手は㌔3分ちょいのペースで突っ走っていきます。遅い選手たちだってすばらしい力走を見せてくれました。勝っても負けてもこの都大路を走ったことは彼らの大切な青春の1ページとしてその胸にしっかり刻まれることでしょう。
衆目を浴びて誇らしいでしょう。一生懸命練習を積んできたからこその栄光です。お疲れ様でした。レースを終えた今その感激をじっくり味わってほしいですね。走れなかった人や支えてくれた人に対する思いやりや感謝も忘れずにいてくださいね。

ブックオフで荻原浩さんの読んだことがない本を2冊見つけ、迷わず(いや実は迷った。105円じゃなく300~400円だったので)買いました。あと奥田英朗さんのを1冊。先日お会いしたある方に勧められました。楽しみです。それと国井律子さんという人のバイク旅行記も1冊。(これはあっという間に読んじゃいました。道東が取り上げられていました。これで82冊ですね)

本を読むのもよし、走るも可。つまらぬブログも許しましょう。せやけどもっとやること、せなあかんことからやらんとな。
本を読むのはある意味「現実逃避」と思っていましたら、先のお会いした方から同じセリフをいただきました。正直それは思います。どこか今ある生を避けてんねんやろね。
まっすぐに「生」を見つめて生きないとね。

犬も歩けば

2009年12月19日

10㌔走って60㌔。累計1,250㌔。これは走りを再開して何年になるか忘れましたが、史上最長ですね、年間走行距離の(たぶん)。残り日数が少ないので、これ以上積み上げるのはしんどいですが、できるところまでいきましょう。
「よ~やったつゆちゃん」だれもほめてくれへんし自分でほめときましょう。
今日は寒くてほとんど汗をかきませんでした。
陸上部のYくんとすれ違いました。きっと練習していたのでしょう。えらいな。陸上選手って禁欲的ですよね。俺の場合、自己陶酔も多々あるけれどもね。
少し行くと今年卒業した優秀なTくんのお母さまとすれ違いました。ウォーキング中のようです。
「こんにちは。お元気にしてはりますか」
「あ、はい。ありがとうございます」なお行き行くと(『伊勢物語』か)GS後継(?)のKくんの仕事中にばったり。
「こんちは~」
「あ」とすれ違い。走っているから会話が短い。今日は知ってる人によく会う日でした。
「もっと会わへんかなあ」と思いつつ走りましたが残念、会いませんでした(なんや、会わへんかったんかいな。落ちもなんもないな、相変わらず)。
「犬も歩けば棒にあたる」で出歩くと必ずと言っていいくらいどなたかにお会いします。そう、ですからあまり変なことはできません。こっちが気づかずともどなたかが私を認識していらっしゃるかもしれません。

ということで今日はこれから出かけます。先のスキー部創部80周年記念式典のお疲れさん会です。先日の私塾連盟の忘年会ではちょっと飲みすぎ、醜態をさらしましたので本日はほどほどにいたすつもりでございます(ほんまかいな?)。

   ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

帰りました。楽しかったです。不思議です。40歳くらいから60歳超までまったく接点のなかった人たちが集って話が通じます。これもすべて体育会スキー部で同じ釜の飯を食った仲のなせる業でしょう。やっててよかった運動部ですね。

ゆず茶

2009年12月18日

「献血は無理でも、呼びかけはできる」輸血のおかげで元気を取り戻した女子大生のことが京都新聞に載っていました。
再生不良性貧血という病にかかったKさん。治療のおかげで今は投薬や輸血を受けなくてよい状態になっているそうです。よかったです。
治療中に輸血を受けた翌日は明らかに体長がよいことを感じ。輸血のありがたさを実感されたそうです。
「恩返しを」と考え献血のPR活動に勤しんでいるそうです。
20日(日)午前10時から午後4時まで、JR京都駅周辺で「クリスマス献血キャンペーン」を京都府学生献血推進協議会が行うそうです。
お近くへ行く予定の方はぜひご協力をお願いしたいですね。
(あんたは?「したいけど、前にやってから3か月たってへんからあかんねん」そうか「自慢やけど20回以上やってんねんで。俺も昔父親の手術でたくさんの血をもらってん。そやしちょっとでも返さなあかんと思てな」そうかそうか)

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寒い、ほんま寒いです。車温計は-1℃やったです。で、その寒きにいただいたのはゆず茶です。ありがとうございますMさん。体があったまります。

冬支度

2009年12月17日

冬タイヤに交換してもらいになじみの車屋さんへ行きました。後手後手が常の自分としては手回しのよいことです。まだ雪は降らないでしょうが、これでいつ降っても安心です。過去2回あわてたことがあったので、早めのパブロンです(はいはい)。
支払いをして帰ろうとしていると
「おう、おう露原くん(前は「つゆ」と呼んでいただいたのですが、お互い年をとって敬称つき、「斉"ひとし"さん」が「社長」に変わりました。寂しくもあり、悲しくもあり、月日を感じるでもありかな)。いやいや久し振り。お元気ですか」と社長さんの声。
「厳しいですが、まあ何とか。どこの業界も大変なんでしょうが、なかなか」
「ほうか、ほうか。そやなあ。やっぱりいろいろ工夫せなあかんねやろな。ま、お互いやるしかないな」
「そうですね」
「あ、そやそや。カレンダーさし上げて」と。

思えばこの社長さんと初めてお会いしたときは俺大学生。30年以上前。さすが車屋さんの後継ぎだけあって運転がべらぼうに、滅法うまかった記憶があります。4輪ドリフトやらなんやらのテクニックを披露していただいた車に乗って絶叫していました。
月日のたつのは早いもの。お互いもはやすっかりおじさんです。

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写真は付け替えたスタッドレスです。これでこの冬は安心です。前にも書かせていただきましたが、このタイヤの威力はすごいですよ。4WDでなくとも(FRはきついかも。FFならいけます)雪の上で60~70くらいは大丈夫です(たぶんですよ。俺はそんなださへんし「ほんまかいな」内緒やけど70近くだしたかもしれん)。
この正月、岐阜(白川郷)へ行ったときは大雪でしたが地元の方は、ん十㌔の速さで私を追い抜いて行きはりました。スタッドレス恐るべしです。

今日は寒かったですね。授業を終えて帰るときの車温計は、なんとー1℃でした。今冬初の氷点下です。写真を撮りましたが今から取り込んで載せるのはたいぎです。もっと衝撃的な温度をご覧いただきましょう。
この寒さ。みなさま風邪をめしませぬようご自愛を。
ブログ書いているこの部屋で息をすると白いですね。(あんたどこに住んでんの?「御薗橋の下やで。知らんかったん」・・・「生徒みんな知ってんで」・・・)雪降らへんかな。大好きです、雪、雪化粧。それはふだんの見知りの光景を、まったく異次元のそれへ変えてくれます。

ご自愛を

2009年12月16日

行ってきました、歯医者さん。痛くも何ともなかったものの、あのいすに座ると自然肩に力が入るのがわかります。
診察結果は抜歯のようです。21日の午前中に抜くことになりました。その日はアルコール抜きだそうです。
ついでにぐらぐらしている前歯を見ていただきました。以前も調子が悪く接着剤で留めてもらっていたものです。こちらは
「抜けている」そうです。前に固定してもらった部分だけでくっついているそうです。で、また接着剤(これがまさしく「セメダイン」のきついにおい)で補強していただいて、しばらく様子を見ることになりました。
「年とると情けないですね。がたがたですね、歯」
「いやいや、これだけ残ってはったらまだましですよ」とおっしゃいますが、自分ではやはり情けなくなりますね。目が悪くなったり、腰をしょっちゅういわしたり、今度は歯ですか。こうしてだんだん年老いて老醜をさらすのでしょうか。
前歯のかみ合わせがうまくなく、ものを食べるのが億劫ですね。
なんかあまり愚痴っぽいことばっかり書いていると気持ちも滅入ります。今少し前向きに考えるようにいたしましょう。

それにしても急速に冷え込み始めました。自転車での往復がきつくなります。耳が冷たく、手袋をしても手が痛いくらい、鼻水垂れそうですね。まあいうても、俺が青春(?)を過ごした道東釧路の寒さに比べれば、なんてことありません。でも、もうあの寒さは体が忘れたかもしれません。登校時洟をすすれば鼻の内側が凍ってくっつきます。マスクをつけて学校へ行けば上へいった息が前髪につき、そのまま凍ります。きっと内地の方には理解できないそれだと思います。
ともかく寒いのは事実。みなさまご自愛あれかし。

恐怖の歯医者

2009年12月15日

この間、抜けたというか折れた歯をほうっておいたら歯茎が痛くなってきました。好きではない歯科医ですが、止む無く予約の電話をいれまして、明日行くことにしました。
勉強会があったんですが、お断りしました。すみません。
歯医者さんは苦手です。ま、得意な人はいないでしょうが。あの歯を削る電動のドリル様のもの、こわいですね。そのとき先生の手元が狂ったらと思ったことはありませんか・・・・・・それがあったんですよね、俺の場合。
大学生でした。虫歯があったんですが、お金がなくほったらかしにしていました。ある日、昼飯にハムカツサンドを食べていると「ガリ」と音がして歯に異物を噛んだ感。
「なんやこれ」と思いつつ口中のそれを取り出すと、なんと己の歯です。お金がないので前歯が欠けたまんま夏休みを待ちました。かっこ悪かったですよ。先輩には
「お前笑うな。気持悪いし」って言われるし、最悪ですわ。でもほんとうの悪夢は夏休みです。帰省して歯医者へ行くと、差し歯の治療が始まりました。
「チュイーン、チュイン。チィーン、チィン、チィン」そのときです。私の視界が真っ赤に染まりました。そう先生の手が滑りました。私の歯ぐきをあのドリルがえぐったんです。参りました。今でもそのときの衝撃は鮮明に残っています。
そんなこんなで歯医者さんはダメです。
さらに高2のとき体育の授業で前宙(前方宙返り)。自分の膝であごを蹴りあげ、歯槽骨骨折。これは以前にも書きましたので、詳細は割愛。その治療で歯医者さんへ。細めのワイヤーで歯ぐきを縫っていただきました(「いただきました」ね)。その後の1月は推して知るべし、食べるも磨くも飲むも口の中が正直しんどかったです。何を食ってもおいしいと思わへんかった。
んなことで明日は覚悟の歯医者さんです。
ではね。

マラソン大会

2009年12月14日

朝起きて、衣中のマラソン大会の応援に行ってきました。
3年生のMTくん、YHくん、OSさんは速かったですね。中2のKKくんも。他にも速い人がいたかもしれません。見逃していたらごめんなさいね。
思った通り速い子もいれば、意外に速い子もいます。ふだんゼミでは見られない一面を見せてもらいました。知っている子だけ声をかけていましたが、しんどいのに歯をくいしばって走る子をみていると胸が熱くなり、思わず見知らぬ子にも「がんば」と声をかけていました。美しいですね、懸命に走る姿は。逆に力があるのに手を抜いているのはいただけないな。
がんばるのは好きです。中高のころは長距離走はけっこうがんばりました。高校のときは校内10㌔マラソンで3位に入賞したと思います。1位と2位は陸上部でした。
時間の制約があるのかマラソン自体をやらない学校がふえてきています。その方が多数派です。無理強いはいけませんが、しんどいこともやってもらった方がいいと思います。気力、体力だけでは生きていけませんが、知力と同様、それらはとっても大切だと思います。いざというときこれらがないと乗り越えられません。あっても無理なこともあるしな。
走りながら考えましたが、高校入試などで実技の体育をやって、真面目さや、健気さを見て合否の参考にするというのも面白いかもしれませんね。苦手なことにも手を抜かず一生懸命やるというのはとっても大切なことだと思うんです。俺の場合やっても報われぬことの方が、悲しいかな多いのですが、日々やらせていただいております。
報われずともやりましょう。報われたいな……

んだな

2009年12月13日

休みをいいことに昼近くまでふとんでうだうだ読みかけの本を1冊片づけました。『食味風々録』阿川弘之さんです。ご存じの方も少ないかもしれません。あの阿川佐和子氏の御尊父です。なかなか気難しいお方のようで、その食に対するこだわりが語られています。うなずけるもあり、さもないのもありますが、実にいろいろなものを食していらっしゃる。彼の食通ぶりが窺い知れます。
大正生まれの東大卒、海軍士官という経歴からも分かるかもしれませんが、言葉づかい、文章の言い回しがちょっと難しいです。
これでやっと79冊です。次は伊集院静さんの『水の手帳』を読もうかと……さっきブックオフで見つけた『水の恋』池永陽さんもおもしろそうです。悩むな。
その後7㌔ほど走りまして今月はやっと39です。一応年間目標には達していますが、10、11月と続けて100いってないので、今月くらいはいきたいなと思っていますが、これから忙しくなるしどうでしょうかねえ。
さて出かけます。これから京都私塾連盟の忘年会で。
んで今帰りました。いやあああああ,酔ったんかな。
おすやみ。だはは。

南こうせつ さん

2009年12月12日

生まれて初めてコンサートなるものに行きました。歌手はアンジェラアキ。というのは大ウソで、南こうせつさんです。若い方はご存じではないでしょうが、40周年を迎えられた60歳になるベテランです。かぐや姫という3人グループでデビューし『22歳の別れ』『神田川』などのヒットがあります。その後ソロとして活動。『夢一夜』なんかはテレビのコマーシャルなどでも流れたのでご存じの方もいらっしゃるかもしれません。
とにかく初めてのことで
「いったいどんなもんやろ」と興味津々。まずはヴァイオリン、エレキギター、ドラム、ベース、キーボードなどのバンドを具していることに驚き。そりゃそうですよね。ずっとひとりでギターの弾き語りという訳にはいかないでしょう。
歌の合間のおしゃべりもなかなかおもしろい。彼の人となりが感じられます。淀みなくとはいきませんが、その淀みの間がなんともほんのり、ほんわか。
かぐや姫時代の曲も何曲も混じります。つい口ずさんでしまいます、音痴な俺が。もちろん近所にご迷惑ないように小さな声でね。かぐや姫時代の歌ならほとんど覚えています。
フォークソングというのでちょっと地味でしんみりと思っていましたが、けっこうな音響で迫力もあります。若い女性の黄色い声は聞こえませんが、昔若い女性だった、体形も立派になった(失礼)女性たちの「こうせつ!!」という橙色(?)の歓声が飛びます。ちょっと頭髪が薄くなった(失礼)おじさんのだみ声も飛びます。自然盛り上がって拍手、声援が大きくなります。俺も若かりし頃を思い、歌に自分の若いころを重ねます。
最後は多くの人たちが立ち上がり、大声援、大合唱。さすがに私はすわったまんまでしたが、前の人が立ち上がったので最後はステージが見えませんでした。会場の温度も一気に上がったのか、背中が汗ばむくらいでした。
2回のアルコール、ちゃうアンコールにこたえ、最後はみんなの大歓声、大きな拍手の中、終演を迎えました。
初めてのコンサート。新鮮でした。思えばやったことない、見たことないのなんと多いことか。
ハンググライダー(やりたくない。高所嫌い)、サーフィン(やりたくない。深い海いや)、スカイダイビング(もってのほか)、アクアダイビング(無理やな)などなど。
歌舞伎(見てみたい。たぶんなんもわからんやろけど)、狂言(これは見たいな)、漫才(テレビでもええけど、どうしょ)、落語、芝居、Jリーグ(見たい)、ラグビー(見たい)、アメフト(見たい)などなどいっぱいあります。
限られた「生」。やれるときやれることをやらなあかんのかもね。
今日はいっぱいやらせてもらいました。
ありがとうございます。やすませてもらいましょう。
今日はロボットのあと走りました。けっこうがんばって12㌔。途中見たことのある車が生徒んちの前に止まってました。通り過ぎつつ見ると。ばったり生徒が。
「おお、こんちは」するとお母様が気づき
「ああ、せんせ。ぜんぜわからへんかったです」
「いや、いつもありがとうございます。こんなかっこうで失礼します」などなどあいさつをかわし、また走ります。
明日も走ろうかと思っています。まだ今月は32㌔ですね。本も読まにゃ。まだ78から進みません、増えません。
ではでは、おやすみやす。

では、また

2009年12月11日

衣中のマラソンの日でした。応援に行くつもりでしたが、雨延期。月曜になるようです。
マラソンをやめる学校も多いのかもしれませんが、けっこうやっています。走っているといろんなそれらと出会います。
苦手な子に強いるのはどうかと思いますが、やった方がいいんじゃないんでしょうか。ただただ走る、ひたすら走る、なんの益もないかもしれません。でも苦しさに耐えることもときには必要でしょう。得意な子は上位を目指して走ればいいし、そうでない子は自分のできる範囲でがんばればいいと私は思っています。
長距離は得意でした、比較的。高校の3年生時、校内10㌔マラソンで3位(なんや自慢か「そうです」まともやなあ)。俺より上は陸上部のみ。
「けっこう俺っていけるかも」と思う浅はかな俺がいます。そう、すぐ調子に乗るんです。で、陸上でもやったらちったあ芽が出たやもしれないのですが、地味やしやめました。今ならけっこう陸上は目立つね。やっときゃよかったかもね。
短距離はだめですね。普通でした。いや以下かな。
昔の運動部はとりあえず根性論。今思い返すと怖いです。補給もなしにひたすら走ったり、故障なんて気合いで治せと言われたりね。
いつもこのブログを書き始める前に
「今日はこういって、こうしめよう」と考えているときと、なんのそれもなくとりあえず書き始めるときと、それこそいろいろです。
今日は後者です。始める前はいろいろ構想もありましたが、疲れました。すみません、またです。

歯が抜けた

2009年12月10日

ゆうべブログを書き終え、シャワーを浴びて、さて寝ようかなと思いつつ
「なんか歯がぐらぐらすんな」と指でつまんで揺らすと、な、な、なんと、とれた!!!!!
いやあびっくり。若い頃虫歯になって銀冠をかぶせてあったやつです。きっと長年の酷使で中がいかれていたんでしょう。参りました(どこへ?「天神さん」もうええて)。
歯が一つ抜けると咀嚼力が50%になるという話を目にしました。その伝でいくと俺はすでに10年以上前から右下奥歯がありません、2本。今回でつごう3本。さすれば俺の咀嚼は人さまの12.5%ということにあいなるのかな???? 確かに噛む力の衰えは実感します。飲みこむ際のどの通りが悪いです。30回でなく100回くらい噛まなあかんのかなあ……。ま、早めに歯科医へ行きましょう。まるでじじいですね。正直悲しいな。

噛む回数が少ないと嚥下に抵抗があります。子どもたちを教えていても感じます。噛み砕いて噛み砕いて教えなければ彼らは飲み下せないのかなと。限り、そう心がけているつもりですが、うまくいかないことも。彼らがすっきり、しゃっきり飲みこめるよう心がけましょう。正直こんだけ長くやっていてもどうしていいか、どこまで説明していいか悩むこと日々です。

朝ひさびさに走りました(仕事はつまってましたが、ぎりぎりの選択です)。地元本小学校のマラソン大会でした。走っていると
「あっ、つゆちゃん」今いま「つゆちゃん」と誰はばからず言うのはあの子だけやと思い横を見るといたいた、K(旧姓N)Aさんです。
「おお、ひさしぶり。元気?」とだけ言って走り続けます。復路知り合いのMくん(向こうは気づかへんかったけどね)やNさん(こっちは気づいた、お互いに)と交差しました。

今マラソン(長距離走)をやる学校って減っていますね。是非はまた(いつあんのかな、その「また」は)にゆずるとしてなんか寂しいですよね。
「みんな鍛えようぜ!!」

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またSさんからお花をいただきました。シンビジウムの3本立ちです。見事ですね。ありがとうございます。毎年夏冬にお花を持って来てくださいます。うれしいです。

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紙が立ちました。おもしろい風景なんで思わずカメラに収めました。札束やったらええのになあ、ね。
では、明日の続編をご期待あれ。おやすみなさいませ。zZzZzZzZzZ

ありがとうMくん

2009年12月09日

授業前に自転車を並べていると、なにやら見覚えのある人物が近づいてきます。
「せんせ、こんばんは」
「おお、久しぶり。元気やったか」
「これ」
「え、何?」
「シンガポールのおみやげです」
「あ、そうか。修学旅行に行ってきたんや。うれしいなあ。暑かったやろ」
「帰ってきたら寒いです」
「ちょっと上がってえな。写真撮ってブログに載せるわ」といいつついっしょに事務室へ。たまたま来ていた彼を教えていた講師とも再会です。
うれしいじゃありませんか。卒業してまでおみやげを持ってきてくれるなんてね。ありがとうMくん。マーライオンのチョコレートです。さっそくいただきました。
彼は小3から来てくれていたかなあ。家へ帰って鍵を開けようとしたら鍵が中で折れてしまって困ってしまい、半べそをかきながら塾へやって来たことがあったなあ、しかも2回もね。
しばらく見ぬ間に大きくなってすっかり高校生らしくなっていました。生徒たちは育ち、おじさんは退歩します。

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足の冷え 手の冷たさ

2009年12月08日

朝夕の冷え込みが厳しいようですね。私はそんなに早く起きて活動しませんのであまり感じません。それでも足指から膝下の間だけがどうも寒く感じていけません。なにかよい手はないものかと考え、ハイソックスとレッグウォーマーのようなものを購入しました。前者は薄手なのであまり効果はありませんでした。後者は快適、心地よいです。帰宅後それをはずすと足が寒いことと言ったらありません。
でも足指の冷たさはどうしましょうか。どなたかよい解決法をご教示ください。
(さあここからどこへネタを振ろうか考えますが、もういいかなとも。誰も期待していません)

年をとったからでしょうかねえ、足が冷たくていけません。若いころはこんなじゃなかったと思うのですがね。
「男の顔は年輪だ」とかいう言葉があったような、なかったような……たぶんなかった。その伝でいくと俺のしわ (>_<) 顔、シミはどうなるの? 完全におじいやね。53歳。いたずらに齢(ここは「よわい」と読んでください)を重ねましたね。

月初は忙しい。やるべきをやっても、後から後からやるべきが……ここのところ走る時間も読む時間もなく、ひたすらお仕事、してます。

中3の面談を進めています。ひしひしと責任の重みが伝わってきます。この後3月が始まるまでは休みもなかなかとれなくなるねんなあ。でも、みんなが合格したらそれでよし。やりましょう。

明日も面談あり、紙仕事あり、授業もあり、やりましょう。(なんでもええけど早ねえや)

毎日書くことを己に課していますが、それとて所詮自己満足。
「そんなに気張らんでもええんかな」と思いつつの毎日です。はい。
では、また。ありがとうございます。

粛々と

今日も面談です。
トップはTさん。TRさんのおかあさんは実は教え子です。
「なんか変やねえ」と言いつつ面談。彼女の実家は塾の近く。15年前に会いました、今15歳のRさんに、そしてお母さんに語りかけます。
「ええ、T美ちゃんやねえ。お母さんになったんや」
「なんか恥ずかしいな」という会話を交わしました。その赤ちゃんが今は中3です。なんか当時のことが、回り灯籠のように巡ります。そう数珠つなぎに過去のことが蘇ります。
あまり過去にこだわるのはよしましょう。先を見つめなければいけませぬ。先はしかし見えませんね。
今日は自転車で出勤。出るなり小雨。
「まあ、止むやろ」
ところが激しくなり、途中まともに降ってきました。今さら引き返せず塾まで行きました。着いたとたんやんだ。こんなことってよくありますよね。人生思うようにいきませんわ。ま、こんなもんやろ、と思って過ごしましょう。
腰にまたも違和感があります。年でしょうか、きっとそうでしょう。用心します。
12月も早半ば前。月日のたつのは早いやね。なんかあせります。いや落ち着いてやるべきを粛々とやりましょう。

有名無実

2009年12月06日

冬晴れの空の下、気持よく走らせていただきました。
賀茂川、深泥が池、宝が池と起伏ある道程を選びました。68分、11㌔。これで1,200を超えました。よくやりました。誰もほめてくれへんし、自分でほめときます(パチパチ)。
走りながら思います。
「小銭とティッシュと鍵しか持ってへんし、もし今心不全かなんかで倒れたら……」
『今日午前10時ころランニング中と思われる男性が倒れているのを通行中の人が見つけ、病院へ運ばれましたが、意識不明の状態です。年齢は50歳から60歳くらい、白の「日吉ダムマラソン」のTシャツに黒のDロップのランニングパンツを身につけていました。警察では身元の確認を急いでいます』なんてことになっちゃうんでしょうか。んで、そのまま死んじゃって、無縁墓地に葬られたりしてね(それもええかな)。
携帯電話か免許証くらいは持って走った方がいいのかな。行き倒れになって世間の方に迷惑をかけまいと思うと、きっとそれがよいでしょう。
さて本の方は今日2冊読んでやっと78ですわ。100は無理でもなんとか80~90近くまではいかねとな。
浄水器を買いにVブレへ。買いものが終わって、ちょっとうろうろしていると声をかけられました、年若い美人の女性から
「あ、せんせ」(まったくわからない)
「どなた、だれ?」という感じでした。でも、よく見ると、いや一瞬で判断。その口元、歯並び。わかった!!
「え、Rちゃん?T谷れいちゃんやね。え~っと、今、んっと20歳やね。今どうしてるの、学生さん」
「京女の短大行ってたんですけど、編入試験に通って……」すごいなあ彼女。中3のときはほんとに普通の生徒でした。それが京女に進み、そのうえ4大への進学を決めるとはね。すばらしいです。
正直、最初はまったく見ず知らずの若い子でした。まあそんな女子大生らしきが俺に声をかけるわけはないねんけど、我ながらよくわかったなあという感じです。
「いやあ、声かけてくれてうれしかったわあ」
「せんせ、けっこう走ってはるでしょう。高橋のへんとかで、よう見ましたよ」
「あはは。そやなあ。元気でやりやあ」と分かれ、グラスを物色しようかなとふと見ると、どこかで見た顔、めんこいTくんとそのご両親。さすが地元Vブレではよく会います、友人知己、知り合いに。まあ26年もごそごそやっているとそんなもんでしょう。
この間も私学展に行った生徒が言ってました。
「どこの高校行っても露原せんせのこというたら知ってはったわ。びっくりや」そう、いたずらに名だけは売れているんでしょうか。実(じつ)はあんまり、ないけどなあ。(えっ「実」も「名」もなんもかもないやんあんた「手厳しいな。ま、実際そやな」)
あはは、ではね。

生きとし生けるもの

2009年12月05日

今日は面談日。5組の方とお話しさせていただきました。当然ですが、みなさまいろいろとよく考えていらっしゃいます。思わぬ校名が出てくることもあります。高校側も選んでもらう工夫を重ねています。それに合わせこちらも勉強していかなければなりません。
面談の合間を縫ってパンジーを植えました。先日の無計画をなんとか補いました。
裏のアジサイがのび放題だったのを刈りました。ついでにオリヅルランを剪定。そのまたついでにベランダを掃除、と思ったんですが隣の半のらネコちゃんがしつこく寄ってきます。
「ごめんなあ、なんもやるもんないね。隣でもらいや」
「あかんて、あかん、あかん入ったら」とか言ってけっきょく掃除は見送りました。かわいいしなんかやりたいんですが、やってしまうとそこでなんか一線を超えてしまうような気がしまして、固く自分を律しています(かっこええやん。それ以外も「固く自分を律したら」は、はい)。
帰宅時、Bオフへ。
『あんな作家 こんな作家 どんな作家』などで目星をつけて行きましたので、けっこう早めに勝負はつきました。どうしてもほしい本が4冊ありましたが、うち1冊がありました(しかありませんでした)。北大路の大垣書店で新刊にあるかなと思い立ち寄りましたが、なかったであります。
何が欲しかったかと言うと、嵐山光三郎さんの『素人庖丁記』と阿川佐和子氏の『ウメ子』宮脇俊三さんの『……』(すみません。書名忘れました。でもそれがあれば俺にだけはわかります)です。
今は『犬の話』を手にしています。犬にまつわる随筆集です。知っている作家、そうではない方、それぞれの犬に対する思いが綴られています。
俺も犬は大好きです。ネコも好きです。人間もね。生きている存在ってみんな貴重やんね。生きとし生けるもの、みんな尊いですね、きっと。

さて今朝も雨で走れませんでした。明日は晴れてくれるんでしょうか。

講師冥利

2009年12月04日

「さあ、今日こそ走るぞ」とランパンをはいて、靴下をはいて
「ん?」耳をすますと雨音が。また雨です。明日も雨のようです。ちょっと欲求不満気味かな。なかなか思うようにことが運びません。そんなものかもしれません、人生は。
走っている途中に雨が降ってきても、かまわず走ります。試合ならともかく、練習で走る前から降っているとさすがの俺も出るのをためらいます。まあ試合でも雨中のそれはきついです。

先日お伝えした看護学校合格のDMさんがお母さまとご挨拶に来てくださいました。いろいろ話しながら不覚にも目が潤みました(いつものことやな)。人の命を預かる大変な仕事。がんばって立派な看護師さんになってください。

思えば彼女はつゆはらゼミを始めたころ中2で入塾。とっても愉快で明るい子でした。今でもそうです。いつも明るく笑っています。たぶんお父さん大好きっ子ですね。卒業後2年の空白後もどってきました。そしてこの栄冠、合格。うれしいです。

塾をやっていてよかったなと思える瞬間を今日また味あわせていただきました。教え子がみな成長していきます。まったく音信のない子たちの方が多いのは残念ですが、それぞれたくましく生きていることでしょう。みんながんばりや、おっちゃんもなんとかやってるしな。

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講師とのツーショットです。ほんとはお美しいお母さま(ほんとに美人ですよ)にも入っていただきたかったのですが、固辞されました。(笑い)
今、話題沸騰中の Tentation d’ange (タンタシオン ダンジェ)のお菓子をいただきました。ありがとうございます。

年長さんの小学校受験から始まって高3生、今のところ順調にみんな合格です。この調子でずっと最後までいきたいですね。
では、また明日お目にかかります。

裏面、表面、側面

2009年12月03日

走ろうと思って目覚めるとあいにくの雨。
「んんん~む」残念。
「あいにく」と書きましたが、それは走ろうと思った私の立場での「あいにく」。ここのところ雨が降ってなかったので、畑をやっている農家の方には「恵みの雨」かもしれません。
「事業仕分け」で税金の無駄遣いを洗い出し廃止や削減を進めるのは納税者としてはありがたい。ところが拠出金が削られたり、廃止されたりした側にとっては「そんなばかな」ということもありえます。
選手強化費など予算を削られそうなスポーツ界ではメダリストらが「異議」を表明する会見を開き、科学技術予算を縮減されそうなことに対してノーベル賞受賞者らも猛烈に反発しました。
「天下り」にしてももちろんいけないことですが、えらくなれない官僚を抱え続けるとその人件費が税金として必要。無用な官僚を天下らせることでそれを減らすという側面もあるようです。
そう、物事には表と裏、いろいろな側面があるのも事実です。一面からだけ事象を見て判断をしないように気をつけましょう。

『阿寒に果つ』おもしろかったです。あまり出あったことのない構成でした。渡辺氏の私小説的な面を持つものだと思われます。奔放に生きた天才少女画家、純子の自殺を20年後に検証をするという形で物語は進みます。
自分が過ごした北海道よりさらに前の時代設定です。釧路では馬橇が出てきます。自分が高校生だったときの恋愛に重ね合わせるように読みました。俺がいたころも車道を馬橇が走っていましたね。いやあ古い話だ。30年以上前です。実に長く生きたものだ…………
変わって『あんな作家こんな作家どんな作家』阿川佐和子さんを進めています。名は知っていても読んだことのない作家の面々がインタビュー形式で登場されます。次に読む本を探す際の参考になります。
さて寝なければ。いつも思いつくまま脈絡のないことをつづります。お付き合いくださっている方、ほんとうにありがとうございます。
おやすみなさいませ。

そう、「新着」にも書きましたが、今日また一人高3生が短大合格を決めました。うれしかったです。ホッとしました。よかったです。