また一からです

2010年02月28日

公立入試対策講座日曜日の最終日でした。いよいよ本番まであと5日です。
「この子らといっしょにやるのもあとちょっと……」と思うとしんみり感傷的な気持ちになります。

長い子は5年生からですね。TYくん、TYくん、MTくん、STさん、STさんなどなど。短いか長いかはどうでもいいか。みんなとそれぞれの思い出があります。
漢字が苦手やったTYくんは漢検3級とったし、もう一人のTYくんは苦手なまんま(?)やったかなあ。AEくんにはひどく怒鳴ったこともあったなあ。MAくんやTRさんは一年足らずでよく伸びたよなあ。

TSくんは最後まで遅刻常習犯のままやったね、けっこう力はついたけどね。STさんは中学になってずいぶんクールに。KSさんは嵯峨野Ⅱ類いけるでしょう。TYくんはT校の内定決めたしね。MKさんは遠くから通ってくれました。SCさんやHSくん、YTくん、TSさん、TYくんなどはがんばってすでに合格を決めました。MHくん、AYさんは心配しましたが、合格です。HRさん、MMくん、OSさん、KYくん、STくん、NAくん、HDくん、STくん、YMくん、SAくんなどは私立合格を決め公立へ挑みます。YHくんはS大付属をあえて蹴り公立Y校でバスケをがんばるみたい。
STくん、KYくん、KSさん、TYくん、NHくんなどはⅡ類に挑みます。

みんなよくやりました。まだ終わったわけではありません。あと4日やれることをやりましょう。そしてみんな合格しましょう。
そして次の中3生。また一から始めましょう、

バンクーバー五輪が終盤を迎えました。メダルや入賞だけでない、いっぱいの感動をいただきました。
語ると尽きないのであえて記しません。誰も読まへんやろしね。

東京マラソンが行われました。いろいろなドラマがあったようです。来年元気やったら応募してみましょうかね。車のいない東京の街を走るのは爽快でしょうね。感動をいただくだけでなく、与えるよう心がけるべきでしょうね。

走る方は今日はなし。けっきょく86でした。3㌔の借りができました。2月は短い。明日から貯金できるよう3月度を始めます。ある意味また一からです。

本の方は27冊。驚異的な勢いです。尻すぼみにならぬように、やります。これも油断すりゃすぐ「借り」になっちまいます。また一からです。

では。中3生へのいろいろな思いが脳裏をよぎり、ちょっと胸中複雑です。

ええなあ京都は

2010年02月27日

午前中の「ロボット」を終えて昼食後雑用を済ませ、おもむろに走りに出かけました。今月はまだ60。
「せめて20、いや25、できれば30」などといろいろな思いが頭の中を交錯しながらの走りでした。

今日は街走りを選択。北大路を東へ向かい白河通りを南下。蹴上を通って神宮道をさらに南下。華頂山知恩院、高台寺、円山公園など観光スポットを走り抜けます。
さすがに土曜日、観光の人がいっぱいです。
京都に住めるのはなんか恵まれています。誇らしい気もします。日本中の方々が訪れたいと思う街に住んでいるわけですからね。京都はええなあ。

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途中、携帯電話のカメラに収めた写真です。JRを跨ぐ歩道橋で「ひかり」らしきが通過しました。(あ、私は「撮り鉄」ではありません。念のため)東の知恩院、南の東寺などを写真に収めたので西のどっか、北の何かを写そうと思いましたが、充電が切れました。迂闊(あんたらし)。

「七条までにしとこか。いや、でもそれやとええとこ20。もうちょっと欲張って九条まで行こか。でも、しんどいで」と思いつつ歩を進めます。けっきょく九条まで行ってしまいました。
「あほちゃうか、おまえ」と自分を責めつつ走ります。さすがに西大路九条の辺りで脚が痛くなってきましたね。
その後はずっと上り坂。西大路を北上。しんどいですね、いつ走っても、このだらだら上りは。

「やっと七条」
「五条」
「四条や。まだだいぶあるで。今出(川)まで行ったらもう仕舞いや」と自分に檄をとばしながら走ります。
「よし、ここまで来たら千北の交差点前の上りだけや。がんばれ」いよいよゴールが近くなって思います。
「これでやめて20とかやったら嫌やな。もうちょっとそこら走ろか」とかなんとか迷いつつうろうろ。もう限界と走り終えました。

家に帰ってまず一服(走り終えて、ようすぐタバコ吸うなあ「これがうまいねんな」変なランナーやね)しつつ距離測サイトで走行距離を確認。残念ながら26止まりでした。計86㌔。1月とあわせて197です。借金を背負ってしまいました。

「明日は仕事やし走れへんかなあ。無理矢理夜3㌔走って帳尻あわせをしょうかなあ」と思案中です。どうでもええことですがね。

ま、しかしよく走りました。木津川フル、大原周遊(海外旅行か)、雲ケ畑往復に次ぐ長距離でしたね。6分/㌔くらいのゆっくりペースでしたが、さすがにちょっと下半身がだるいですね。

なぜここまでして走るんでしょうかね。まったくなんの益もありません。
「体にいいしね」
「健康に気をつかってるんですね」とおっしゃってくださる方もいらっしゃいますが、これはけっして体によくありません。もちろんいい面もありましょうが、悪い面もそれ以上にあるでしょう。

実際俺なんて、ぱっと見いやせていますが、腹なんてぽっこり出てまっせ。というか少し食べるとすぐお腹キンキンやもんね。3年前に買ったパンツ、もうウエスト限界ですわ。ほんま情けないですわ。走っていてそれやったら
「んならなんで走んの?」ですよね。
それはね。走ると宣言したからですね(なんや普通やな)。それのみです。だからそれを撤回すればいつでもやめられます(たぶんやめないかな)。意地だけ(誰に対するどんな意地やろ)かもしんないね。まあなんでもええか。好きにさせていただきます。

最後に「羅生門」あとの石碑をご覧あれ。児童公園の滑り台、ジャングルジムの間に立っていました。

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さて明日は公立対策講座の日曜最後です。早めに寝て備えましょうか(とかなんとか言って本読んだり、しょうもないことして夜更かしすんねやろ「いや、うん、たぶん、早寝るつもり」)。

ではまたね。


正負、正邪

2010年02月26日

浅田真央選手が銀メダルを獲得しましたね。銀を悔しいと思うか、残念に思うか、はたまたすばらしい、よくがんばったと思うかは人によって違います。彼女自身はどうなんでしょうか、「やりきった」のか「悔いを残したのか」。それは彼女にしかわかりませんが、私は称賛の拍手を送ります。おつかれさま、ありがとう。
「金」を期待され、希望し、それはならなかったものの見事に勝ち取った「銀」です。次に向けてゆっくりやすんでください。(そんなことも言ってられないのかな、あのレベルだと)
久々の大雨でしたね。記憶だと11日にけっこう降りました。それ以来でしょうか。
雨はいろいろと面倒です。傘など荷物もふえますし、服も濡れるし、走れないし・・・・・・。ま、しかしたまには雨も降らないとね。地球が干上がってしまいます。雨ひとつとっても立場が違えば取りようが異なります。世はすべてある一面があれば、また別の一面があります。ひとつの事象を違う角度から見ることは大切なんでしょう。不もあれば正もある、正があれば邪もあるのが世の真実ですかね。
では、今日のところはこの辺で失礼いたします。

知識と感性

2010年02月25日

どこかの小学校のマラソン大会のよう。目を凝らすと背中に「Ritsumeikan」。
「おっ、立命か」5人見知りの子がいるはずです。探しながら走ることに。
いたいたYSくん。向こうは気づかず。あっ、NTくんのお母さん。おきれいな方なんで目立ちます。
「こんにちは」
「Tが走ってるんですよ」
「そうですよね。いないかなと思いながら走ってたんです」
「あの子、運動はあかんから」
「そうなんですか。では探しながら・・・・・・失礼します」なお行き行くとNSくん。向こうも気づきます。
「あっ」とにっこりすれ違いました。
「おっ、Sちゃん、がんばれよ」さらにMKさん。
「Kさん、がんばってよ」にっこり笑って通り過ぎます。暑いくらいの天気の中、みんながんばって走っていましたね。

ここのところの陽気で木々草花の新芽のふくらみを目にします。新しい命の息吹です。
鳥の声もよく耳にします。春が来たのを喜ぶかのように気持ちよく鳴いています。鳥は(も)不案内であまり知りません。特に声と名前が一致しません。
「いい声だな。なんていう鳥だろう」と思っても名と姿と声がそろわないとそれ以上思考が進みません。知らないということ、知識がないというのはちょっと悲しいことです。
誰だか忘れましたが詩人がまったく逆のことを言っていた文章を読んだこともあります。
「ものを見て、それが『何何だ』と思った瞬間、人は見るのをやめる。見ることをやめたところからは詩は生まれない」とかなんとかいう言葉だったと思います。なるほど、まずものと名の一致ではなく、ものそのものをよく見るためには知識は不要なんでしょう。それは感性なんでしょうか。

「知識」と「感性」を併せ持つように心しましょうか。どっちかが欠けてもうまくいかないのかもしれません。いや、どうなんだろ。そんな中途半端な事じゃなくてもっと自分を「きっかり」せなあかんのかもしれんね。

「暑いな」と思いつつ掃除をしていると大きな女の子の声。
「塾長、塾長」
「誰や誰や、どっかで聞いたことあるけど誰やったっけ」と思いつつ階段を下りるとそこにはIAさんが。
「受かりました~」
「おお、ひさしぶり。えっそうか、受かったんか。よかったなあ。握手、握手」彼女は銅駝高校を受験しました。美術の学校です。実は彼女、数か月前に引っ越しました。今は来ていないんですが、推薦で受かった他の子を話題にしたブログを読んで来てくれました。
とんでもなく絵はうまいのですが、素人目のそれと玄人目のそれは違うと思うんで、果たして彼女の絵がその眼鏡にかなうのかなとちょっと心配していましたが、やってくれました。よかったです。
学校から30分はかかるであろう道のりを歩いてわざわざ報告に来てくれた彼女に感謝しつつやすみます、ね。

王将一本晒に巻いて、ちゃうか

2010年02月24日

王将へ行ってきました。何十年ぶりだろうというくらい行ってませんでした。若いときは重宝しました。安くて量が多い、しかも早い。初めて京都に来たとき、入って驚きました。確か餃子は40円、ん~ん70円だったかなあ。よくお世話になりました。当時生協の学食で素うどんが70円、きつねうどんが100円、朝定食が130円だったと思います。

で今日は天津飯399円を食べました。食べませんでしたが餃子は210円でした。
店内は明るく、清潔。店員さんもいっぱいいてファミレスのように席まで案内してくれます。

なぜに王将かというと先日、先輩との会話で
「おい露原。最近王将行ったことあるか」
「いや、ないですね。この年であそこの油はきついですよ」
「ところがなあそうちゃうらしいで」
「ほんまですか。でもやっぱり……」
「そやな」というやり取りがあったんです。

もう一つは宝ヶ池(岩倉?)のブックオフ(またか)へ行きたかったんで、その近くに王将があることを思い出し。この度の運びとなったわけです。

味はまあそれなり。昔あった「脂っこい」というのではなく、どちらかといえばあっさりでした。ついてきたスープはうすすぎるほどです。量はやや少なめと感じるくらいでしたね。
「これならまた来てもいいな」と思いました。車が置けるし安いしね。

「世界の書籍展」へ顔を出しました(ひまやな)。先日 I さんから招待状(?)をいただいていたもので。
最終日とあって人がいっぱい。順番を待ってゆっくり回る時間はないので、人だかりの後方からのぞき込むようにして見せてもらいました。0.0なん㎜とかの豆本や『シェイクピア格言集』の初版本など貴重な資料が展示されていました。その価値はきっとすごいんでしょうが、私にはブックオフの古本で手にとって中身が楽しめる方が似合っていますね。
会場でなんと京都私塾連盟の会長さんご一行とばったり。本を見るのもそこそこにいろいろと情報交換会になりました。彼も私同様、保護者の方からご案内をもらわれたようです。

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写真撮影は禁止されていましたので、いただいた本からの写真をご覧下さい。右のペン先にあるのが「豆本」です。

ということで(どういうことかな)今日は早起きして7㌔走ってシャワーを浴びて「書籍展」へ行って、ブックオフへ行って、天津飯を食べて、やるべきをやらずに開き直って過ごしたいちんちでありました。(あ~あ、現実逃避やであんた)

至福の時

2010年02月23日

暖かい日でした。
その陽気に誘われてという訳でもありませんが、大津(といっても山科区に近い)までドライブ。ゼミのチラシの原稿を持って旧知のデザイナーさんのところまで。
「わざわざ行かんでも、メールかなんかで送るなり郵送なりしたらええやん」という声も聞こえてきそうですが、急いでいたり、長くお会いしていなかったりということもあり向かいました。

印刷関係でも最近はメールのやり取りのみの会社がたくさんあります。それはそれで合理的でいいんですが、融通が利かない面があります。人間同士面と向かってやり取りをするほうがうまくいくことが多いですよね、きっと。

文明の利器はこの上なく便利な面を持っていますが、人間味、温かさには欠けます。真っ向から否定はしませんよ。なくてはならぬ文明はいっぱいあります。車然り、エアコン然り・・・・・・(二つで終わりか? いっぱいあるんちゃうんか)テレビ、パソコン、携帯電話、電子レンジ、ホットカーペット、鍋、釜、薬缶に、冷蔵庫(なんかちゃうね)。それらをうまく使いつつもヒトとしてまじめに生きていきましょう(なんや、ようわからんな「ん。俺も」)。

塔南高校教育未来に合格したSCさんのお母さんに弟くんを送ってきたときにお会いしました。
「おめでとうございます。よかったですね。昨日Cさんから電話をもらった時は思わず電話口で叫んでしまいました」
「ありがとうございます。いや、ほんま『せんせ叫んではるわ~』って言うてたんです」ほんの一言でも(実際はもっといろいろしゃべりましたが)直接お会いしてお礼を言われるとうれしいですね。
山城高校に受かったYTくんのお父様からお電話をいただきました。
「Yです。せんせ、ほんまにお世話になりました」
「よかったですね。おめでとうございます。作文、最後のほうはかなりうまく書けるようになっていましたからね」
「ありがとうございました。まだ下もいるし、またお世話になることもあると思います」
「何年生ですか?」
「3年です」
「火、金4時からやっていますんで、よかったら見学してください」とちゃっかり営業です?
このお父様は私のブログを楽しみにしていてくれていらっしゃるそうです。(Yさん、お読みいただきましたか?)

生徒やそのご両親が喜んでくださる姿を目の当たりにできること、それがこの仕事をやっている至福のときです。ありがとうございます。
では、寝ましょう。

カワセミ

2010年02月22日

公立推薦入試・特色選抜の合格・内定の発表がありました。
塔南教育未来を受けたSTさんからの電話が第一報。
電話口で叫んでしまいました。もちろん結果は合格でしたからね。(涙でた)
特色で山城を受けた子も直接報告に来てくれました。合格!! よかったね~。
同じく紫野を受けたTSさんも電話をくれました。
「作文を添削してくれたTA先生にもお礼を言ってください」とね。(詳しくは「新着情報」をご覧ください)
みんなとってもがんばりました。小論指導をしてもらった甲斐もありました。添削をしてくれた先生(わが娘やけどね。彼女の添削は絶品です)も喜んでいました。
あとは公立一般入試を残すのみ。「みんなガンバらにゃ」と思ったとたん、いやぁなことが。私が授業をしている隣がちとうるさい。
「なんやねん。ちゃんとやってんねやったらええけど」と思いつつドアを開け
「なんかうるさいけどやることやってんね・・・・・・」見ると携帯をいじっているやつが。絶句です。この時期になってそれはないやろ。言葉がありません。
「最低やね。信頼してたのに・・・・・・・・・・・・・・・」
腹が立つというより、悲しかったです。その後の授業は力が入らなかったかな。いや、目いっぱいちゃんとやりました。でも気持ちはへこんでいましたね。
「もう普通には無理やな。少々うるさくてもやることはやってるはずやしええかな」と思って、信じていたのがこの体たらくです。
そのすぐ後の休み時間、当事者たちが事務室の戸をノック。
「さっきはすみませんでした」
「すみませんでした」と口々に詫びを入れにきました。正直ここで彼らが来なかったらこの後入試までどう対応しようと思っていましたが、救われました。あまりくどくは言わず
「わかった。信じてるしな」ということです。涙が出ました(安いな、あんたのそれは)。
ここに書くべきか迷いましたが、あえて載せました。たぶんもうしないでしょう。

カワセミを捕えました、カメラでね。「やっと」の感は否めないですね。携帯電話のそれなので、遠いですが、その色の鮮やかさは感じていただけるのではないでしょうか。寄れるだけ寄っての一枚です。俺が写真を撮っているとすごい一眼レフデジカメを持った初老の方も隣でカシャカシャ。

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「どうです? とれましたええ写真」
「いやあ、携帯電話の写真やし小さいですわ。どうです、そちらは」と言いつつ見せてもらうと、さすがに望遠で寄っただけのことがある写真。見事でした。
「では、お疲れさまでした」と別れました。
同好の士(?)との短い会話でしたがお互いけっこう満足かもね。
ということで(どういうことで「しょうゆうことで」)おやすみやす。


嵐雪

2010年02月21日

西賀茂で中3の公立対策講座2,5時間、その後原谷で同2,5時間。んで中1の定期テスト対策、中2のそれで都合8時間。家を出て帰るまでは10時間でしたね。
けっこうやりました。なかなか正直ちょっと疲れ気味です。毎年のこととはいえ、老体にはきついか。否、さにあらず。まったく苦になりません。強がりではないですよ。ほんと生徒らを相手にしていると楽しいんです。特に中3なんかの懸命にやる子らとやっているとね。今日は原谷の中2も真剣そのもの。社会をやりましたが、しわぶき一つなくみんなカリカリと鉛筆を走らせていました。

突然ですが『ワンステップ』という番組をご存じでしょうか。これがとてもいいんです。大工やパティシエ、その他もろもろの職人の卵があちこちへ行って、その地の人のために精一杯の腕をふるう番組です。けっこうきますよ。俺の涙はすぐ出る安いそれですが、そうじゃない人でも、きっと心動かされると思います。
むごい話や悲しいそれ、目を耳を背けたくなるようなことばかりの世の中のように思いがちですが、まだまだこの世は捨てたもんじゃありません。うれしい話、いい話もいっぱいあります。

京都であった火事で幼児を救った高校生。東京(かな?)で線路に落ちた女性を助けた介護士(確か)さんなど、世にはすてきな方がいっぱいいらっしゃいます。俺もええかっこはしませんが、さりげなく人のためになることをできればいいかなと思って生きていきましょう。「情けは人のためならず」を実践しているつもりやけど、なかなか自分にはまわってきませんわ。というか、そんなことを思っているうちはあかんねやろね。まわってくることを期待しているうちはほんまのそれちゃうで、やっぱり。いや期待しているつもりはまったくないんですよね。最後は自分の責任だしなあ。そうすべて自己責任。自分がやるべきをやって生きていくしかありません、ね(なんか愚痴っぽいね「わかるか」まあな、あんたもいろいろ大変なんやろなあ「そやな、まあ、そういう面もあるな」がんばりや、応援したるしな「ありがと」)。なんか景気悪い文言ばかりになりました。たくましくいかにゃね。だははははは~(無理あんで。。自然体でいきや。そやないとしんどいで「やね」)。

ウグイスの声を耳にしました。例年に比べちょっと早いんかなあ。ただ俺が気づく時期の問題やろか。真相は謎ですね。それは所詮人間だけの事情。やつらはそんなヒトのそれとは関係なく、己の体内時計で動いているんでしょう。そう考えるとヒトの営みは小さい、小さい、ことだな。
まだ鳴き初めで「ケキョ」というくらいですが、彼らは春を感じているのかな。天神さんの梅も五分咲きだそうです(読売新聞「梅便り」)。公立の試験当日お参りに行くときのお目文字を楽しみにしましょう。
春遠からじでしょう。日一日、春が近づいているんでしょうね。

「梅一輪 一輪ほどの あたたかさ」そう春はすぐそこにありましょうか。

すんません、今日は眠くて・・・・・・・

2010年02月20日

スピードスケートの長島圭一郎の銀メダル、加藤条治の銅メダルに続いて、高橋大輔選手がフィギア男子としては初めてのメダル、銅をとりましたね。おめでとうございます、またおつかれさまです。
日の丸が揚がると気持ちが高揚します。俺は愛国者やなあと思います。


この後いろいろと思いましたが、眠くて寝そう(もうチョイひねりや「はい。眠くてだめです」)なんで、またにさせてくださいませ。

1,487 過去最高です

2010年02月19日

今朝鴨川を走るとなにやら高校生のマラソン大会のよう。男子の集団が対向してきます。
「あっ露原せんせ」見るとOくんです。してみると紫野高校です。なら知っている子もたくさんいるぞと目をこらしつつ走ります。
いるいる。Tくん、Kくん、Yくん、Mくん、Iさん、Iくん、Sさんなどいっぱい。こっちが気づいても向こうが気づかないこともあれば、誰かわからんかったけど、向こうから声をかけてくれる子もいました(お互い走っているし、しんどくて形相の変わっている子もいるものでね)。
速いの遅いの懸命なの適当なの織り混ぜて寒い中お疲れさまです。
たくさんの教え子の顔を見ようとついつい走ってしまい、軽くのつもりが10いってしまいました。

走るといえば知り合いの方(かつての上司)が走り始めました、還暦を越えてから。すごいですよね。むろん若い頃からテニスをされスキーも大好きという方だから可能なんでしょう。3月にある嵐山松尾のハーフにお誘いしたらエントリーされました。初レースですね。先日も連絡があり
「露原くん。やっぱり1回くらい20㌔走っておいた方がいいかなあ」とおっしゃるので
「そうですね、どんなもんか走っとかはった方がいいですね」
「そうかい」とお話した次の日、携帯に電話があり
「今20㌔走ってきたよ」
「え~すごい。どこ走らはったんですか」
「出町から西賀茂橋2往復。まだまだ速く走れないし、2時間半くらいかかったから今度のレースの制限時間ぎりぎりぐらいだね」
「いやいや、すごいですよ。あまり無理せずぼちぼちいきましょう」

とにかくなんていうんでしょう。元気と気合の塊のような方です。体にもずいぶん気を使っていらっしゃり、不摂生の極みの私とは正反対の方です。なんでも週2~3回、5時頃起きて10㌔くらい走っていらっしゃるそうです。敬服です。私の方は今月はさぼっていて今日でやっと36です。大きな借金を負わないよう残り10日で100に近づけましょう。

先月度の報告書が届きました。利用状況は1,487セッション。過去最多のアクセス数です。なんの益もありませんが、ありがたことでありまする。どなたかがわがHPをご覧くださり、この駄文ブログを読んでくださっているわけですからね。
冷静に(あんたに似合わんことばやね)分析(さらに似合わんね)すると私立高校などの合格発表時期で、その高校名にひっかかったんでしょう。それと思しきキーワードが散見、いやあまたあります。
セッション数に比例して生徒の成績、その数も伸びることを願いつつやすませてもらいます。

嫌煙権? 喫煙権?

2010年02月18日

受動喫煙による健康被害を防ぐため学校や病院、飲食店など多数の人が利用する施設は全面禁煙にするように求める通知を厚生労働省が全国の自治体に対し出すそうです。
吸わない人にとっては、あの煙は非常に不愉快でしょうね。せっかくおいしくお茶や食事を楽しんでいるところに臭い煙が漂ってきたらたまらんでしょう。
私は喫煙者ですが、昔、出張などで新幹線などJRに乗る時はあえて禁煙車両を選びました。なぜって喫煙車両の煙たさと言ったら喫煙者の私でも耐えられないくらいのものすごさですからね。
ちなみにゼミ内はもちろん禁煙です。いつも外で吸います(あたりまえやろ)。その昔勤めた会社の大掃除。壁を「なんだか」とかいう洗剤をつけてこすると
「あっ、こんな色やったんや」と思えるくらい白い地があらわれました。そうヤニで汚れていたんですね。いやはや、驚きました。となると俺の肺や気管はあの状態か・・・・・・う~むむむ、えぐいな。まあしかし、今さらやめても遅いやろね。
昼食などでファミレスやラーメン屋に入っても、まわりに人がいるときは基本吸わないようにしています。が、しかし居酒屋も全面禁煙となるとちょっと厳しいなあ・・・・・・。酒を飲むと吸いたくなりますもんね。そのうち外に灰皿が置いてあって、タバコ愛好家はそこで吸うことになるんでしょうか。
「いやあ、肩身が狭いことになりましたねえ」
「ほんまにね。ここ寒いでんなあ」とか言いながら愛煙家同士の親交を深めるんでしょうか。
「やめたらええねん」という声が聞こえてきます。たぶんやめることはないでしょう。いやわからへん、突如やめたりして。いや、どうやろ、それはないやろ(どっちやねん)。
百害あって一利なしやから、やめたらええのにやめられへんのが俗人、凡人の常。死ぬまで吸い続けるんでしょう、きっと。「バカは死ななきゃ治らない」ですね。
喫煙者が減れば、医療費も減るんでしょう。国の施策としては納得できますね。社会保障費(?)の削減ができますからね。統計的には非喫煙者と喫煙者では罹病率が数段違うようです。ま、でも飲酒、喫煙の人でも長生きする人はいるし、逆でも早死にの方もいるし、まあ、それは運命でしょう。というか特に長生きに対する欲望はないもんね。
ということで俺は吸い続けるという結論を今日のところは選んでやすみます。

TA勉強会

2010年02月17日

月に一度の交流分析の勉強会でした。やること山積ですが、なんとか行ってきました。
難しいですね、なかなか。コーチングを習うための基礎作りなんでしょうか。心理学のようなものなのかなあ。
内容もともかく、説明の中にいろいろと難しい言葉や漢字も使われます。「アイデンティティ」(別に難しないやろ?)とか、知っていても書くとなると難しい「天真爛漫」「嫉妬」などです。
大人で、ある程度言葉や漢字を知っている私でもこんな調子ですから、授業で接している小中学生相手のときは気をつけなければいけませんね。こっちの言葉が子どもたちの頭の上を素通りしてしまうことがないとはいえませんからね。特に最近の子たちとしゃべっていると言葉や実体験の少なさを感じます。その点本や図鑑で言葉や事物を目にしたり、周りの人からいろいろなことを聞かされたり、実際に実物を見たりしたことがある子は強いですね、いろんな意味で。子どもたちにはできうる限りの体験をさせてあげられるといいですね。

中3の生徒たちが補習にやってきました。黙々と持参の教材などを使って自習しています。さすがに公立目前。気合いの入り方が違うなと思います。中1も定期テスト中ということもあって、数人が自らすすんで居残り学習をしています。感心感心、えらいなあ。成果が出ることを祈りましょう。

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ということでありまするから、今日はやすみまする。

銀、銅メダルおめでとう

2010年02月16日

やりましたね。うれしいです。
バンクーバーオリンピックのスピードスケート男子500メートルで、長島 圭一郎くんが銀メダル、加藤条治くん(きみは友達か?「です。うそ」)が銅メダルを獲得しました。久々のメダルです。スピスケでは清水くん(また友達あつかいですか?)以来でしたっけ。
100分の1秒のレベルで勝敗が決まるんですから厳しい世界です。計算が間違っていなければ14cmですね、0.01秒の差は。彼らの速さは時速換算だと70㎞/時を超えますね、計算が合っていれば。
レベルは数段、いや数十段違いますが私も全関西の回転競技で100分の1秒差で決勝に進めなかった思い出があります。まあ俺のスキーの腕(脚)前なんて最底辺。4流もいいところだし、そんなもんでしょう。当時俺もそれなりがんばりましたが、所詮凡人の努力でした。スキーの才(他のそれもいっしょかな)はありませんでしたね。
高校で剣道のみの3年間(でもないか。他もけっこう楽しんだかもね)を過ごし
「もう体育系はまっぴらごめん」と思っていましたが、いつのまにやらか体育会のスキー部にいる自分が・・・・・・。性でしょうかね。
後悔はしていません。いまだにお付き合いのある友人や先輩、後輩に出会うことができましたからね。
子どもが保育園のころに耳にした歌があります。
♪友達はだいじやで ほんまにほんまにだいじやで 絶対なくしたらあかんのやで~♫という歌です。ほんまにその通りやと思います。
いつものことですが、なんやようわからんようになってきましたので、また明日ということにさせていただきましょう。

僭越の極み

2010年02月15日

本州と四国を結ぶフェリーの宇高航路が廃止されるそうですね。あまりみなさまにはなじみがないかもしれません。岡山県の宇野と香川県の高松を結ぶことでそう呼ばれています。高速無料化や1,000円均一には勝てなかったようです。一方では安くなって喜ぶあり、他方では悲しむあり。世は複雑ですね。すべてがまあるく収まるというのは無理なんでしょうかね。そんな悠長なことを考えていると生き残れないのかもしれません。世間の風は厳しいのでしょう、きっと。

宇高連絡船は瀬戸大橋の開通時に姿を消しました。親が二人とも四国は香川の出。大学生の時は帰省のたびに連絡船を使わせてもらいました。当時は国鉄でしたね。船に乗ると決まってやったことがあります。それは船内のというか船上のデッキ後方にあったうどんの立ち食いです。当時200円だったかなあ。さすがに四国へ渡る船だけあって麺がうまかった。これを食べると
「四国へ帰ったなあ」と実感していました。懐かしいです。

霧で欠航があったり、確か衝突事故で沈んだりしたこともあったような。それらを思えば、橋ができてよかったことの方が多いのかもしれません。船で小一時間かかったところが十数分で渡れるわけですから、ありがたいことです。

今日は某私立に合格したTCさんがわざわざ来てくれました。お母様からのお礼の品を持ってね。お手紙つきでした。公立も十分合格できた子ですがあえて私立を選択。面倒見のよさを買われてのことです。某私立さん、そこんところを斟酌してよろしくお願いします。我々はいただくべき授業料をいただいてやるべきをやっているだけです。そこのところとへお礼の品をいただくのは僭越の極みです。ありがとうございます。

眠いですのでやすませていただきましょう。また明日お目にかかりましょう。
おやすみなさいませ。

全員合格だ !!!!! おめでとう よかったね

2010年02月14日

ゼミ生が私立高校に全員合格しました。ほんとによかったです。正直心配していた生徒もいました。その子も無事受かりました。みんなよくがんりました。(その詳細は新着情報をご覧ください)
金曜日授業準備をしていると玄関に人。Kさんです。
「さっきYが帰って来たんでいっしょに高校から来た封筒を開けました。合格通知が入ってました。ありがとうございました」
「いやあ、よかったですね。おめでとうございます。わざわざありがとうございます」
「あんまりできひんかったていうてたんで……」お母様の目が心もち……
1年間やってきた成果が出ました。彼らの努力が報われました。うれしいです。はからずも目が潤みました。やっぱりやったらやっただけのことはあるのかなあ。努力のない成功はないもんな。なんやかんやいうてみんなやることやったしな。
「Aです。いつもお世話になっています。今合格通知が届きました。ありがとうございます」
「いやあ、よかったです。昨日届くかと思っていたので、ちょっと心配していました。よかったです。おめでとうございます」
「ありがとうございます」お母様からお電話をいただきました。
子どもたちを相手にできる仕事をしていてよかったなあと思える瞬間です。最高の気分です。俺たちは毎年のことですが、生徒たちは初めての経験。いろいろと緊張や不安があったことでしょう。それをはねのけての合格です。ほんとによくやりました。

まだ終わったわけではありません。公立が第一志望の生徒がほとんどです。気を抜くことなくやりましょう。あなたたちはまだ終わっていません。

上村愛子さんありがとうございました。きっと悔しいでしょう。おつかれさまでした。ゆっくりやすんでください。

京都文教など、すべて合格です、ね

2010年02月13日

忙しい一日でした。
朝一ロボット。5人の小学生の相手。年長さんのMTくんは用事でお休みです。
小さい子相手なので、それなりの心構えで臨みます。みんなのきらっきらの笑顔にこちらもうれしくなりますね。

その後西賀茂中1、2年の定期テスト対策講座。ゲストもいたので、また違う意味で気持ちを高めます。ゼミ生はもちろん、ゲストの子たちもかなり真剣に取り組んでくれ充実の数時間でした。ゲストの子たちは居残りでがんばっていましたね。みんな真剣に取り組みいい子たちでした。ぜひいっしょに勉強したいですね。

その後中3の直前講座。今日は西賀茂のみです。国語と社会の公立対策です。やってて楽しい(公文、いや苦悶かな?)対策講座です。すべて終えたのは9時前かな。
私立併願の合格を決めにやけたご仁もいらっしゃいましたが、おおむね良好かな。最後にリスニングテストをやりましたが、みんな好調でしたね。ほとんど全問正解かな。いい仕上がりです。
今日は文教と京都両洋と光華、洛陽総合の合格発表がありましたが、すべて合格です。ありがたいことです。専願生はお疲れさん、よかったね。おめでとう。ですが公立が第一志望の子たちは気を緩めず、この後全力で臨みましょう。そして私立公立完全勝利を貫徹しましょう。
今のところ小学校受験も大学入試も私立高校もすべて合格です。がんばってるな、ゼミ生。

思いを伝えるというのは難しいですね。日々あることを、ないところからも思いをつづるというのは至難です。いつかそれを書き記せたらいいなあと思いつつやすませていただきます。

全員(今のところ)合格だ!!!!!!

2010年02月12日

事務室でぱたぱたと授業の準備をしていると人影が。
「こんにちは~」と卒業生のNMさん。
「おお、久しぶり。元気やった?」
「はい、専門学校決まりました」と満面の笑みです。
「おお、それはよかった。何する学校や?」
「福祉系です。宇治の方にあって介護とかの勉強するんです。2年やったらおじいちゃんの関係の福祉施設で働く予定なんです」
「そうか、そうか。それはよかった」などという会話を交わしました。
彼女は小6から4年間通ってくれました。自分で決めてちょっと遠い高校へ通っていたので大変だろうなと心配していましたが、無事卒業、進学の運びとなったようですね。ほんとによかった、うれしいです。
ゼミのことを覚えていてくれて、ちゃんと報告しに来てくれることもとってもうれしいことです。ありがとうね、そしてまた2年間がんばって勉強してくださいね。

私立高校の合格発表が始まりました。今のところ花園高校、京都産業大学附属高校、龍谷大学付属平安高校の3校です。結果はもちろん全員合格です。内訳は
花園が特進A1名、特進B1名、進学カルティベート4名、京都産業大学附属高校では特進へ1名、進学へ3名が、龍谷大学付属平安高校はクリエイトに1名が合格を決めました。土日で全員の合否が判明しますが「否」はないでしょう、きっと。ゼミ生ならみんな合格してくれるはずです。吉報を待ちましょう。

読売新聞によると親元から離れて暮らす大学生への仕送り額が、25年前の水準(74,060円)まで落ち込んでいるそうです。同様京都新聞には親ごさんからの仕送りが0円の大学生の比率が10%を超えたとの記事が載っていました。不況直撃なんでしょう。一部の大学生は大変でしょう。

私が大学1回生のときは仕送りとして4,5000円(いや3,000やったかな)送ってもらっていた記憶があります。部屋は間借りの3畳一間です。家賃、いや部屋代は3,500円でしたね。トイレや台所は家主さんと同じ、湯を沸かすのにも気を使っていました。最初の話だと気兼ねなく使えるという話でしたが、まあそれは無理ですよね。真に受けた俺はけっこう田舎もん、まさしくそうでした。とかなんとか言いながら2年いさせてもらいましたか。2年目は空いた4畳半に移らせてもらったような気が・・・・・・そこでのいい出会いもありましたから、まあよしとしましょう。
3回のときに引っ越しました、とある事情があってね。ここも4畳半。共同炊事場、共同便所(しかも「ぼっとん」)。風呂なんてもちろんないから銭湯です。家賃は1,4万です。ここにはかなりいました。その間、家賃は1,000円上がって1,5万になりました。実はここ、かの有名な鶴瓶師匠や「あのねのね」の清水邦明さんがいた下宿なんです。私とはちょっとずれて、ごいっしょはできませんでしたが。
そんなこんなの時父が癌にかかり、あまり迷惑もかけられぬと、仕送りを固辞。そうしたものの苦しかったですね。いやあ、このへんにしておこう、苦労話は。他人にとっておもしろくない最たるもんだしね。

では、まだ発表のない生徒たちの合格を祈りつつやすませてもらいましょう。

相田みつおさん

2010年02月11日

雨に降りこめられる形で読書しました。
相田みつおさんの『いちずに一本道 いちずに一ツ事』です。
彼には「あんちゃん」が二人いたそうです。その二人は戦死です。出征の折それぞれに氏にこんなことばを残したそうです。

「どんなにひもじくても、卑しい根性にはならないでくれ。貧すれば鈍すると言うけれども、貧しても鈍しないでくれ」今ひとりは
「同じ、生きるんだったら、少しでも、世の中に役に立つような生き方をしてくれ。そして、どんなに苦しくても、音を上げちゃいかんぞ」と。さらにうちひとりは、死ぬ間際こんなことばも残したそうです。
「ー前略ー死んでゆく自分はいいけれども、両親や弟妹たちの嘆き悲しむ様を想(おも)うとそのことが一番つらい」

自分が死のうという時に、あるいは生きて帰れないであろう出征時にこんなことばを身内に残せる人が今の世にどれくらいいるでしょうか(俺は無理やな。というか、そんな生き方できてへんやろし)。
残す残さないは置くとして、よほどしっかり生きていなければ、言葉に重みはなく空虚なだけでしょう。自分たちの人生を犠牲にして弟妹のために職人として懸命に働いてきたという事実があるからこそ心に響いてきます。

いくつか転載させていただきます、彼の思いを。

「ボロは 最初に 見せておけ そうすれば いつでも 天下太平だ」

「昨日は過ぎてしまってもうない 明日はきてみなければわからない たいせつな事は今日只今の自分自身が どう生きているかということである  武井哲應禅師の教を書く」

「せのび 背のびする じぶん 卑下する じぶん どっちも やだけど どっちも じぶん」

簡単な身近な言葉の中に彼の生に対する考えの深さを感じます。人間の弱さをさらけ出す、彼の書に不覚にも一度ならず涙がこぼれました。

今一冊は太田和彦さんの『居酒屋道楽』です。過去に何冊か彼の著書は読んでいます。全国の居酒屋を巡ってそのレポートを書くという羨ましいお仕事をなさっています。
読んでいると旅に出たくなりますね。
大学生のころ列車の待ち時間で入った函館の居酒屋、というかおば(あ)ちゃんが一人でやっている飲み屋のビールの苦さ(若くて場慣れしてなくてドキドキで入った店です。今でも初めての店に一人で入るにはかなりの逡巡があります)と、さんまだったかの焼き魚のうまさは舌に残ります。
見知らぬ地、初めての土地で接するものには感動が伴います。同じ生きるなら日々心動かされることに出会いたい、と思う私はぜいたくでしょうか。

食通を気取るつもりはさらさらありません。その地で普通に食されているものを普通に味わいたい気持ちです。酒も格別に吟醸とか大吟醸じゃなくても(っていうか、そんなんわからへんしね。)まったく問題ありません。地の人が当たり前に飲んで食べているものをその地で味わいたい気持ちが沸々とわいてきます。時間とお金に余裕ができればまたふらりとどこかをさまよいたいものです。

さて今日はゆっくりしました。明日からはまたけっぱらねば、ね。


祈 合格

2010年02月10日

今日は月一の例会。勉強会です。実は忙しくて欠席させてもらおうかとも思ったんですが、いろいろ勉強させていただけるし、がんばって行ってきました。
いつも感心させられるのはみなさんお元気なことです。そしてよく笑わはります。いい合いの手を入れはります。ユーモアのセンスもおありです。中にはしかめっ面の人もいます(誰あろう俺だったりして)が、さすがみなさん生徒の前で愚にもつかぬことを(それはあんただけや)いや、知的なことをしゃべっていらっしゃるだけのことはあります。

入試当日でしたが西賀茂で7、8人、原谷でも数人が補習などにやってきました。
「今日できた?」
「できた」
「ふつうにはできた」
「ばっちり」と頼もしい答えが返ってきました。発表は11日から14日にかけてでしょうか。全員の合格を祈りつつやすみます。眠いです。

神頼み

2010年02月09日

私立高校入試を明日に控え、天神さんにお参りに行き、絵馬を奉納してきました。(お守りの値段に比べると400円は破格の料金です。これきっと「値段」とか「料金」とは言わないんでしょうね)なんて言ったかなあ、思い出せません。
「よくもまあこれだけ」というくらいの、おびただしい数の絵馬でした。神頼みをしたからどうということではありませんが、やはり験はかつぎたいものです。毎年のことですので、今年だけ行かなくて嫌なことがあってはいけませんからね。
かけられた絵馬から合格を祈る受験生やその身近な人たちの切実な思いがひしひしと伝わってきました。ゼミ生の、といわず全受験生の合格を願う思いがふつふつとわいてきます。

先日お参りした時と比べ梅が心もち多く咲いていました。はち切れそうなつぼみや、引き込まれそうな濃い紅に、単純に「しろ」と言えない白に梅の花の奥深さを感じます。
「梅一輪 一輪ほどの あたたかさ」という句がありますが、今日はその咲く梅の数以上のあたたかさを感じた一日でしたね。
こうやって愚にもつかぬ文章を書いていると己の語彙の薄さを感じます。

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中3の授業は明日が本番なので生徒の自主性に任せ、2コマ終わった時点で帰る人は帰ってもよいということにしました。3人だけ遅くまで残っていましたが、ほとんどは9時ころにゼミを後にしました。
みんなが帰った教室でちょっと、ひとりしんみりしました。
「私立専願の子は今日で最後か・・・・・・公立の生徒らもほんまあとちょっとやなあ、いっしょにやれるのんも」感傷に浸らず、残された時をしっかりやりましょう。

ともかく明日、みんなにがんばってもらい、とりあえず私立全員合格を果たし、公立第一志望の子たちにはあと3週間全力を尽くしてもらいましょう。私たちもやります!

つながり

2010年02月08日

「終わってから、せんせ質問していいですか」珍しくHくんが休み時間に言います。
「お、いいよ、いいよ」なんやろ英語かなと考えつつ授業終了。Hくんが遠慮がちに寄ってきます。
「せんせ、どうしたら合格点とれるんですか」
「え~そっちかえ。いまさらそれないやろう」
「そやかて合格点より低い点しかとれへんのですよ」
「大丈夫やて。みんなもおんなじやて。自信もって行き。たまたまあなたが受ける高校の先生から電話あって頼んどいたし」ほんまに偶然電話があったんですよね。
いよいよ明後日が私立入試です。みんなそれぞれに不安を抱えているんでしょう。やることはやってきました。みんなが持てるものをすべてぶつけて、力を発揮すれば良い結果が出るはずです。みんな受かりましょう。

今日は小6の男の子とそのお母様が見学に。授業が終わっていろいろとしゃべっていますと
「NMくんが姉の子で、この子と従兄弟なんですよ」
「懐かしいまこっちゃんですか。今彼は大学1回生ですよね。Tくんと確かいっしょやったなあ(ここはつぶやき)」
「あ、Tくんは今でもいっしょに遊んでるみたいですよ」と話が弾みました。長くやっていると思わぬところでどこかで誰かとつながっているんですね。そのつながりを大切にしていきたいものです。
もう1件、問い合わせのあった人もお母様が近くのお店の娘さんらしいです。そのお店の経営者のお孫さんは元生徒(なんや、ややこしいてようわからんなあ「はい、私もうまく伝えられません」)です。ま、とにかくどこでどうつながっているかわからないけど、人と人との関係をありがたく思います。
「袖すりあうも多生の縁」かな。

さて、やるべき山積。ところが思うように進まず。ちょっとスランプ、かな。明日もがんばりましょう。

雪だるま

2010年02月07日

私立直前対策講座でした。西賀茂、原谷とも国英の私立過去問をやりました。
写真からみんなの真剣さが伝わりますね。
英国(イギリスじゃないよ)ともちょっと難問。ふつうとれる漢字が難しかった。例えば書きは「かこんを残す」「すいせん図書」「清○潔○」「金科○○」などです。読みは「携える」「結納」「諮る」などです。なかなかの難問でしょ。

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今日は感動を二つテレビからもらいました。
ひとつは亀田大毅選手の世界戦です。素晴らしい打ち合いでした。この日のためにすべてをささげて練習を積んだ彼の努力が実を結びました。俺のような俗人にはけっしてできない苦労があったんでしょう。敬服します。ほんのその一かけらでも見習わなければなりません。
今一つは、ロシナンテスの川田医師です。外務省の医師の地位をなげうって、スーダンでのボランティアです。この世には素敵な人、輝いている人がいっぱいです。それに引き換え俺なんて日々の暮らしに汲々とし、ちまちまとおよそ悩むべくでもないそれに心を騒がせています。人間が小さいなあ。みんなそうかもしれんけど・・・・・・な。
感動の涙が出ました、二つとも。安い涙ですが、正直な涙です。

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原谷はさすがに積雪が違います。で、これは特大雪だるまで、ありまする。体高およそ163,872㎝です(はい、はい。いいよ、いいよ「今日は寛大やね」)。
このわけがわからん画像は30年以上の付き合いのセーターです。
まあいろいろありますわ。人生、ね。
では、やすみましょう、かね。

がんばれ

2010年02月06日

原谷で中3対策講座でした。朝起きると雪が残っていたので
「原谷行ったらけっこう積もってるかな」と期待して(何を期待してんの、子どもやあるまいし「雪好きやねん」)行きましたが、思ったほどではありませんでした。2cmといったところでしょうか。その後断続的に降り続きましたが、所詮昼の雪たいした積もりはしませんでした(残念)。
新潟などでは大変な大雪のようですね。どうぞ雪国の方々ご自愛くださいませ。

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対策講座の方はクラスを分けて各自の受験校に合わせた英数の過去問に取り組みました。さすがに真剣ですね。京都産業大学附属高校の英語で94点取った子がいます。完璧ですね。他の子もほぼ併願での合格点は到達、仕上がってきました。本番まで今日を含めて4日を残すのみ。最後まで気を抜かずがんばりましょうね。

けん玉

2010年02月05日

中3生の最後の定期テスト結果がほぼ出そろいました。原谷つゆはらゼミでは社会の健闘が目をひきます。100点を頭に90~80点以上が目白押し。いやあうれしいですね。理科、数学、国語も80~90点がけっこういます。英語がちょっと悪かったのが残念です。
西賀茂の方もかなりがんばっていましたが、今手元に資料がないので後日報告しましょう。

中3生は週に5~7日(毎日だ)ゼミに来ています。今日は中3生の入試直前対策講座。原谷では与えられた過去問2教科を黙々と片づけ、終わった人は各自持参の課題をこなします。100分間、まったく休みなしで私語一つなく取り組みました。ものすごい集中力です。

小4のTAくんが学童から直行できたので、かばんの中にけん玉とコマが。どちらもなかなかの腕前です。私も昔とった杵柄で、やってみます。と、体が覚えているんですね。けっこううまくいきました。公式けん玉を初めて触りました。感触やよし。しっくり手になじみました。なんでも1900円くらいするそうです。

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写真はTAくんとHMさん。楽しそうでしょ。最後の10分間は、やることやったんでコマとけん玉の特別講習でした。昔の遊びになじむのもたまにはいいでしょう。どうしても写真に写りたくない子もいてさびしい写真ですが、写った彼らはいい笑顔、でしょ。

授業後、中2のTBくんが、手にさっきのと同じ公式けん玉。糸が途中一回まいてだまを作っているのも同じ。あれあれすごい偶然と思いつつ、彼の手並みを拝見。これまたすごい。聞けば彼も学童出身。そうか、学童陣はなかなかやるぞよ。
俺にもやらせてという感じで借りて「飛行機」などをやるもうまくいかず、小生意気なSに冷やかされました(のやろう。憎めないやつだが小憎らしさを感じます)。
ではまた明日ね。


祈 合格

2010年02月04日

いやあ寒いですね。北海道の占冠(「しむかっぷ」と読みますが、今こいつ{パソコン}が一発で返還したことに感動 !!!!! )で-34℃を下回ったようですね。私がかつて過ごした釧路でも20℃以下になったようです。はっきりした記憶はありませんが、30は未体験ですね。北の地を思うと京都の寒さなんて屁の河童です。75℃くらいを記録している、シベリアのオイミヤコンと比べれば北海道の氷点下も河童の屁、です。いや、やっぱり大変でしょう(どないやねん)。かの地に暮らす人の苦労を思います。でもでき得るならば永住の地にしたいと思う自分もいます。単なるあこがれだけでは住めない現実を思わせる数字でも、ね。

私立高校入試が近づいてきました。1週間を切りました。生徒同士の会話、俺への問いかけなどに彼ら、彼女らの不安、緊張を感じます。なんやいうても俺もおんなじですわ。毎年味わうこの感触、身も心も引き締まります(ほんまかいな。たるみまくってるんちゃうんかあ?「いや、そうならぬよう叱咤しています、自分を」そうか。お前もたいへんなんやな「いや、それほどでも、いや、そうかも」)。
与太話はさておき、本番へ向け俺たちができることを精一杯やります。みんなに合格してほしいですから。
では、授業でみんなの合格へ貢献できるよう寝て備えましょう。
みんな受かってくれよ。
おやすみなさい。

おんごろもち

2010年02月03日

自転車の前にかわいい赤ちゃんを乗せた若~いお母さんが突然私に
「つゆはらせんせ」
「???????えっ誰?わからへん」
「I なっちゃんです」そう言われれば、まさしくそう。
「あれえ、ぜんぜんわからへんかった。顔やせたなあ。中学高校の時はもっとふっくらしてたやん」
「そうあのころよりはやせたかもしれん」
「いや、この間お母さんが来はって、なっちゃんのことしゃべっててん」
「今ちょうど実家行ってきてその話してたんです」
「いくつになったんや」
「今年で23になります」
「そうか。ちゃむいかあ(これは赤ちゃんに話しかけた言葉です)。唇なめたらいた、いたなんで。泣くかなあ、こんなおっちゃんに話しかけられたらな」とかなんとか言いながら再会を約しました。
「またゆっくり来てや」

節分でしたね。「恵方巻き」とやらが世間をにぎわしています。私の子どものころはありませんでした。少なくとも、知りませんでした。53年間やったことないな、たぶん。第一あんな太い巻きずしを1本食べたら腹ぽんぽん。外になんにも食べられませんやん。これもすし屋の陰謀か?
伝統行事を大切にするというのはけっして悪いことではありません、いや風土に根付いたそれは大切にすべきだと思います。ただあまり商売っ気がでるとげんなりかな。間もなくその商売っ気たっぷりの日が来ますね。俺の中学のころからかな、けっこう騒ぎ出したのは。でも俺は疎くてあまり関心なかったな。ある日学校へ行ってげた箱を開けたらチョコが入っていて驚いた記憶があります(さりげなく自慢してるやん。「いや、そんなつもりでは・・・・・・」)。

伝統行事といえば西賀茂鎮守庵地区では「おんごろもち」の日です。「おんごろもち」とは「土龍=もぐら」のことのよう。それ以上のことは調べましたが、今のところわかりません。節分の夜、地元の子たちが鉦や太鼓をたたきながら家々を回ります。去年はちょうど休み時間に来たので1000円を進呈(奉納? 寄付? 献上?)しましたが、今年はあげられませんでした。ごめんなさいね。一応1000円を用意はしておいたのですがね。

伝統は大事、進取の気概も肝要。古きを守りつつ新しきを取り入れることを日々心がけましょう。
では、また、お目にかかりましょう。

ロボット、おもしろいですよ

2010年02月02日

ゼミでも好評開講中のロボット教室。今日はその勉強会でした。
ヒューマンの社長さんのお話の後、ロボット教室体験ロボットを実際に組み立てました。これがなかなかおもしろかった。いいおじさん、おねえさんなどがけっこう必死にやっています。何を隠そうおれもかなり一所懸命にやりました。
でっ、できたのがこれ。

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けっこうかっこいいですよね。これは動きませんが、ロボット教室のそれは動きます。すごいですよね。無(何もないところ)から形が作られていきます。これもすごいですよね。子どもたちが心からの喜びを体で表すその姿もさらにすごいですよね。毎週(違う隔週だ)私たちはそれを実感しています。ぜひこれをご覧になったあなた(そうか、誰も子どもは見てないな。見ていただいた大人の方)もぜひ一度ご覧になってくださいませ。

「こんにちは~」応対に出たスタッフさんにお母様がおっしゃいます。
「つゆはらせんせ、いはりますか。Iです」その声が聞こえた俺は
「あれ、久々、Iさん。どないしたはりましたんでしょうか」と思いつつ出ます。
「お久しぶりです」
「今日はね、これ持ってきたんです」といただいたのは『世界の書籍展』みたいなやつのチラシと招待状です。うれしいですね、なんやかんやの折にこうやって情報を提供してくださることは。
その後いろいろ教え子たちの話になりました。
「お孫さん(ご長女は20歳くらいで結婚され、今は1歳の子のママです)大きならはったでしょう」
「いやいや」と言いつつ携帯電話を操作。お孫さんの写真、動画を拝見しました。
なんやかやの折にこうやって訪ねていただけるのはありがたいことです。
では、やすんで明日に備えましょうか。明日は走ろうかね。どうしようかな・・・・・・・

物価

2010年02月01日

今日中2の生徒が昔の100円札、500円札、1000円札を持ってきました。懐かしかったですね。実は写真を撮らせてもらってここへ載せようと思ったのですが、手違いでどっかへ行ってしまいました。
今ならなんてことがない金額ですが、使われていたころはその価値が違います。
子どものころ、まだ学校へあがる前だったでしょうか。道で500円を拾い、交番へ届けました。半年と何日か後、落とし主が現れなかったということで、その500円は私のものになりました。確か貯金して、お年玉やなんやかんやを足して、やっとの思いで買いました。何をかというと4300円くらいの8の字状のサーキットを2台のレーシングカーが走るおもちゃです。もう少し高いのだと8の字の交差部分が立体交差なんですが、そこまでは買うお金がなく、交差部でよく車がぶつかりました。それでも、それを持てたことがとってもうれしく、毎日夢中になって遊んだ覚えがあります。
北海道へ越す前に(小5)10円でたこ焼きが6個買えた記憶があります。少年マガジンは40円だったような記憶も。時代は相前後しますが、銭湯は子ども5円の記憶があります。高校のころはクラブ帰りに立ち食いそばを60円で食って帰ったこともあったようななかったような・・・・・・。
大学生になって京都に来た時はまだ市電が走っていました。西大路や、北大路、河原町でさえゴトンゴトンやってました。長閑な時代でしたね。当時70円でしたか。安いですねえ。当時としては普通かな。
今はデフレとはいえ、昔に比しずいぶんとお金の価値が下がりました。でも今はその下がった価値しかないそれすら手にするのが難しい時代になっています。世俗を離れた殿上人など、あるところにはあるようですが、庶民はみんな困っています。他力は本意ならぬも行政に期待したい思いを持ちたくなります。
綴れば長くなりそうなので今日はこのくらいにしておきます。
では、やすみます。