嫌煙権? 喫煙権?

2010年02月18日

受動喫煙による健康被害を防ぐため学校や病院、飲食店など多数の人が利用する施設は全面禁煙にするように求める通知を厚生労働省が全国の自治体に対し出すそうです。
吸わない人にとっては、あの煙は非常に不愉快でしょうね。せっかくおいしくお茶や食事を楽しんでいるところに臭い煙が漂ってきたらたまらんでしょう。
私は喫煙者ですが、昔、出張などで新幹線などJRに乗る時はあえて禁煙車両を選びました。なぜって喫煙車両の煙たさと言ったら喫煙者の私でも耐えられないくらいのものすごさですからね。
ちなみにゼミ内はもちろん禁煙です。いつも外で吸います(あたりまえやろ)。その昔勤めた会社の大掃除。壁を「なんだか」とかいう洗剤をつけてこすると
「あっ、こんな色やったんや」と思えるくらい白い地があらわれました。そうヤニで汚れていたんですね。いやはや、驚きました。となると俺の肺や気管はあの状態か・・・・・・う~むむむ、えぐいな。まあしかし、今さらやめても遅いやろね。
昼食などでファミレスやラーメン屋に入っても、まわりに人がいるときは基本吸わないようにしています。が、しかし居酒屋も全面禁煙となるとちょっと厳しいなあ・・・・・・。酒を飲むと吸いたくなりますもんね。そのうち外に灰皿が置いてあって、タバコ愛好家はそこで吸うことになるんでしょうか。
「いやあ、肩身が狭いことになりましたねえ」
「ほんまにね。ここ寒いでんなあ」とか言いながら愛煙家同士の親交を深めるんでしょうか。
「やめたらええねん」という声が聞こえてきます。たぶんやめることはないでしょう。いやわからへん、突如やめたりして。いや、どうやろ、それはないやろ(どっちやねん)。
百害あって一利なしやから、やめたらええのにやめられへんのが俗人、凡人の常。死ぬまで吸い続けるんでしょう、きっと。「バカは死ななきゃ治らない」ですね。
喫煙者が減れば、医療費も減るんでしょう。国の施策としては納得できますね。社会保障費(?)の削減ができますからね。統計的には非喫煙者と喫煙者では罹病率が数段違うようです。ま、でも飲酒、喫煙の人でも長生きする人はいるし、逆でも早死にの方もいるし、まあ、それは運命でしょう。というか特に長生きに対する欲望はないもんね。
ということで俺は吸い続けるという結論を今日のところは選んでやすみます。