嵐雪

2010年02月21日

西賀茂で中3の公立対策講座2,5時間、その後原谷で同2,5時間。んで中1の定期テスト対策、中2のそれで都合8時間。家を出て帰るまでは10時間でしたね。
けっこうやりました。なかなか正直ちょっと疲れ気味です。毎年のこととはいえ、老体にはきついか。否、さにあらず。まったく苦になりません。強がりではないですよ。ほんと生徒らを相手にしていると楽しいんです。特に中3なんかの懸命にやる子らとやっているとね。今日は原谷の中2も真剣そのもの。社会をやりましたが、しわぶき一つなくみんなカリカリと鉛筆を走らせていました。

突然ですが『ワンステップ』という番組をご存じでしょうか。これがとてもいいんです。大工やパティシエ、その他もろもろの職人の卵があちこちへ行って、その地の人のために精一杯の腕をふるう番組です。けっこうきますよ。俺の涙はすぐ出る安いそれですが、そうじゃない人でも、きっと心動かされると思います。
むごい話や悲しいそれ、目を耳を背けたくなるようなことばかりの世の中のように思いがちですが、まだまだこの世は捨てたもんじゃありません。うれしい話、いい話もいっぱいあります。

京都であった火事で幼児を救った高校生。東京(かな?)で線路に落ちた女性を助けた介護士(確か)さんなど、世にはすてきな方がいっぱいいらっしゃいます。俺もええかっこはしませんが、さりげなく人のためになることをできればいいかなと思って生きていきましょう。「情けは人のためならず」を実践しているつもりやけど、なかなか自分にはまわってきませんわ。というか、そんなことを思っているうちはあかんねやろね。まわってくることを期待しているうちはほんまのそれちゃうで、やっぱり。いや期待しているつもりはまったくないんですよね。最後は自分の責任だしなあ。そうすべて自己責任。自分がやるべきをやって生きていくしかありません、ね(なんか愚痴っぽいね「わかるか」まあな、あんたもいろいろ大変なんやろなあ「そやな、まあ、そういう面もあるな」がんばりや、応援したるしな「ありがと」)。なんか景気悪い文言ばかりになりました。たくましくいかにゃね。だははははは~(無理あんで。。自然体でいきや。そやないとしんどいで「やね」)。

ウグイスの声を耳にしました。例年に比べちょっと早いんかなあ。ただ俺が気づく時期の問題やろか。真相は謎ですね。それは所詮人間だけの事情。やつらはそんなヒトのそれとは関係なく、己の体内時計で動いているんでしょう。そう考えるとヒトの営みは小さい、小さい、ことだな。
まだ鳴き初めで「ケキョ」というくらいですが、彼らは春を感じているのかな。天神さんの梅も五分咲きだそうです(読売新聞「梅便り」)。公立の試験当日お参りに行くときのお目文字を楽しみにしましょう。
春遠からじでしょう。日一日、春が近づいているんでしょうね。

「梅一輪 一輪ほどの あたたかさ」そう春はすぐそこにありましょうか。