行きたや北海道

2010年05月13日

朝、鴨川を走っていると向こうからも同様の人が。すると
「おお」との声。目を凝らすと学生時代の3期上のS先輩。
「おはようございます」とだけ行ってお互いすれ違いました。
「まだ走ってはんねや」彼は学生時代はものすごく速い人でした。長い距離のレースには出ませんが短い距離だと今でもかなり速いタイムを出されます。いつもいっしょにレースに出るN先輩同様「継続は力」を実感させてくれる先輩です。

スキー部で過ごした4年間も同時に思いだします。真っ暗な中眠い目をこすり起床して寒い中を走り、朝礼(?)。ラッセル(滑るコースを踏み固める)しても全然固まんない粉雪。新雪1m(いやもっと積もっていたかもね)の中に手足を持たれて放りこまれたこと・・・などなど。いろんな思い出がいっぱいです。

ということで『なしても北海道だべや』を読んでいます(かなり無理のある繋ぎやな)。『なんと言っても北海道でしょう』とでもいう感じでしょうか。「だべや」はあまり使わなかったし聞かなかったですが、まあ私は生粋の道産子ではありませんのでわかりません。
かの地の食や文化について語られます。北海道好きの人間にはおもしろい本です。
「デレッキ」や「ザンギ」「ゴミを投げる」など住んだことがなければわからない言葉も散見できます。ひさびさに接する北海道弁に思わず噴き出します。こういう本を読むと訪ねたい気持ちが募ります。
訪ねたや、またいつか。いや「またいつか」なんて言っているとその「また」がなくなることもありえますから少々無理をしてでも行ける時に行かねばいけません。
「行くかこの夏」の思いが頭をもたげます。行きたいな・・・・・・・・・

原谷ではウリ坊が出現。体長30㎝くらいでしょうか。文字通り「ウリ」です。かわいいですよ。動く母親を必死に追って素早い動きを見せてくれます。鳴き声がまたよし。文字に表せない声です(それはあんたの耳と表現力のせいやろ「ですね」)。

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左は言うまでもない親御さんです。でかいですよ。この親からあんなかわいいウリ坊が出てくんのという驚きです。ぱっと見いふてぶてしいですが、愛らしいやつですよ(どこがや)。

今日は寒かったですね。帰りは8℃、ひとけたでした。先日の連休中は30℃を超えたというのに、またこの寒さ。みなさま風邪などお召しにならぬようどうぞご自愛くださいませ。

では。