根なし草

2010年10月07日

根岸さん鈴木さんがノーベル化学賞を受けましたね。すばらしいことです。
「有機合成におけるパラジウム触媒を用いたクロスカップリング」が受賞対象の業績だそうです。といってもちんぷんかんぷん。なんのこっちゃわかりませ~ん。携帯電話や液晶画面、薬なんかにもその技術が応用されているそうです。そう聞いても「ちんぷん」ですね。まあとにかくめでたいこと。暗い知らせの多い中、元気を与えてくれる話題です。
化学といえば高2の2学期中間テスト、天才つゆはらくんは93点をとりました。
「やるな俺も。けっこうできるじゃないか。うまくすりゃ5がもらえるぞ」とひとりほくそ笑んだ覚えがあります。ところがどっこいぎっちょんちょん。期末テストで30数点。やはり俺の力はそんなもんでした。さすがやねつゆちゃん。けっきょく「3」でしたね、2学期の化学は。

鈴木さんは北海道の出。親近感を覚えますね。鵡川町ですね。ここのシシャモはおいしいんです。日本で売られているそれらはほとんど外国産です。北海道でもなかなか入手難しい、ちょっと高価な鵡川産は内地ではめったにお目にかかれません。こっちで買うのは不可能に近いかもしれません。かの地へわたる機会があればぜひご賞味くださいませ。

苦学もされたようです。お父上を早くに亡くされ北大入学後、休学して学費を稼がれたとか。たいへんだったでしょうね。
俺も父親が在学中に死んで苦労はしたけどノーベル賞はおろか運動会のかけっこでも1等賞もとったことはありません。ものがちゃうししょうがないよね。


日本、日本人もまんざら捨てたもんじゃありません。いや世界に誇れる民族でしょう。俺は続けないけれど若い人たちにがんばってもらって、日本を背負ってその存在を知らしめてください。よろしくお願いします。

帰路検問。飲酒でしょう。
「すみません。ほにゃらら署ですが飲酒運転の検問をやっています」
「はい。飲んでません」
「ちょっと息をは~っとやっていただけますか」
「はいはい」
「は~っ」とやりました。
飲んでいるべくもなく無罪放免となりました(あたりまえ)。それにしても息吹きかけ「は~っ」は遠慮したいですね。というか俺は人に息を吹きかけられるお巡りさんの方にはなりたくないですね。タバコ吸ったばかりとか餃子を食ったばかりとか・・・いややなあ。

「また検問や。頼むし早帰らしてえや」と思う反面
「なんかボケたろか。いや、突っ込んだろか」とは考えますが、さすがに相手がお巡りさんやし遠慮。普通に
「はい。おつかれさまです」で別れました。
はんまの関西人はこういうときも絶対なんかしでかすんやろね。
そういう意味では関西人になりきれない俺はやはりどこにも根のない中途半端な根なし草やね。

ではやすみます。