鏡開き

2011年01月11日

今日は11日、鏡開きです。
鏡餅を供えることで新しい年の豊作や無病息災を祈り、その神様が宿った餅を食べることで新しい年を生き抜く元気をいただくんだそうです。
また商家などでは鏡餅をたたいて割るとその数が増えます。それをお金が増えることにつながると縁起を担いだとも言われているそうです。(開いたお餅の中にこの説明をした円い紙が入っていました)

昔のお鏡はほんまもんの大きなお餅。それを二段重ねにしたものに裏白や昆布、干し柿、橙を飾っていました。鏡を開く頃にはひび割れたりカビが生えたりしていた記憶があります。カビは包丁のあごの部分で丁寧にこそげ落として玄翁で叩き割って小さくして焼いたり煮たりして食べました。今ならカビが生えたら捨てちゃうかもしれませんが、昔はそんなもったいないことはけっしてしませんでした。

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コーナンで買った鏡餅を開くと真空パックのお餅(一袋2つ入り)が5つ、いや6つかな、出てきました。味気ないといえばそうも言えるけれど、それが今なのかね。それはそれでいいんでしょう。下手に回顧するつもりはありません。昔がよかったとも思いません。快適さを思えば劣るとはいえ勝るとは言えませんもんね(ん? なんか反対やね)。

一生懸命やっていますが、から回り、うまくいかないことが多いですね。

でも、それしかないから常にそれだけでいきましょう。

と思いつつ眉間にしわが増える、いやしわの溝が深くなる自分を発見して・・・・・・嫌んなります、プリウス。

では、また。