感謝です

2011年03月15日

被災地の原発。国家的危機だと思うんですが大げさでしょうか。東電および政府の方々は懸命にやってらっしゃるんでしょうが、もう少しなんとかならないものでしょうか。二転三転するかのような記者会見も納得できません。事実を正確に伝えていないような気もします。私の気のせいであったらいいのですが。国民をだますようなことはまさかありますまい。最悪の事態を避けるべくがんばってほしいものです。いや、もちろん今もやっていらっしゃるんでしょうが・・・・・・

なんもできない私がとやかく言う資格はありません。

みんな優しいですね。あちこちの企業や団体が下着や検査機器、食糧、カイロや水を送ったり、提供することを決めたりしています。大学も被災家庭の学生の学費減免措置をとるようです。京都中信は1億円、京都市議会は市議がお金を寄せ100万円、城陽の機械メーカーも1000万円の義援金を送るそうです。みんなえらいなあ、やさしいなあ。日本も捨てたもんではありません。

つゆちゃんもちょっとだけ、ほんまにちょっと気持ちを示させてもらいました。貯金をおろしつつ(あんた「手元不如意ちゃうんか。気持ちはわかるけど、あんま無理せんときや「ん、ありがと。俺ええかっこしいやしな」)とひとり心中突っ込んでいました。些少ですが、なけなしの義損です。少しでも役立ってくれればと思います。

今日はうれしい出会い、再会が3つもありました。
一つ目。朝一心にポスティング。ポストの口しか目に入っていません。
「向こうから親子が来るな」と思うも気にせず続行。
「こんにちは。おひさしぶりです」
「ん? うわあおひさしぶりです。え、妹さん、こんな大きならはったんですね。今何歳?」
「4歳」とかわいいこたえが返ってきます。
「そうか、もう4歳か。Yくんは大学決まらはったんですか?」などいろいろ。話が弾みました。留学費用を稼ぐためにファミレスでアルバイト中とのこと。
「また会いたいしゼミに寄ってください」と別れました。

二つ目。なにやら聞いたことのある排気音。見るとTHさん。
「Tさん、久しぶり。元気でした」
「元気、元気。介護でたいへんだけどね」
「そうか。介護だったね」彼女は昔同じ会社の他部門の人。俺より年長ですが、今でも颯爽とオフロードバイクを乗りこなします。今の仕事の倉庫(?)の関係でたまに西賀茂へ。今日もその帰路立ち寄ってくれました。しかも谷寛の「こめ泥棒」つき。ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、上賀茂の農家(たぶん)の方が漬けるからし漬けです。これは絶品、逸品。まさしく名の通りご飯がとまらないくらいいっぱい食べられます。お互い仕事中、ろくに言葉も交わさず別れましたが、久々うれしい出会いでした。

三つ目。4時半から新小1の授業。CAさんを待ちます。なかなか来ない。すると駐車場に車が止まり親子が降りてきます。お母さんが大きく手を振っています。実はお母さん教え子です。いっしょに机を並べ仕事もしました。結婚式では主賓のあいさつもさせてもらった間柄です。
「いやあ、まさかこんな日が来ようとは」という彼女の言葉をそのままオウム返しにしたかったです。親子二代にわたる先生をさせてもらって私は幸せです。

そう地震やなにやかやで重たい日日が続きましたが今日はそれらを瞬時忘れさせてもらった一日でした。明日からまたがんばろうという気持ちにさせてもらいました。ありがとう。感謝です。