海苔弁

2011年04月11日

炊飯器にご飯がいっぱいあったんで弁当箱に詰めて出勤。ご飯を入れて醤油をひと回し海苔をのせて、さらにもう一層ご飯、醤油をひと回し、そして海苔。横に梅干しをひとつ。海苔弁ですね。
おかずはなかったので近くのエムジーでなんか買おうと思っていました。で昼時買いにいきましたが、なんか今ひとつ。けっきょく105円でミニミンチカツを購入。それだけでお昼をいただきました。

おかずはなくてもご飯はおいしいですね。米そのものの味を楽しみました。昔からおかずは少なくてもご飯を食べられます。というか昔はいかに少ないおかずで飯を食うかという感じでした。アルマイトでできた弁当箱の4分の1くらいがおかず。残りはぎっしりの白飯(しろめし)にいいとこ梅干し。昔は海苔が高価だったと記憶しています。味付けのりは一食に一袋しか食べられませんでした(うちの家だけかもしれませんが)。

スキー部の夏合宿で立山のときのこと。山小屋なんでたいしたおかずは望めません。それでも練習で空腹。それを満たすためにいかに飯をいっぱい腹に収めるかが勝負です。みそ汁で一杯、少ないおかずで一杯、とにかくいかに満腹するかを常に考えていました。若いころはよく食べました。北海道合宿に夜行で着いたその朝飯から茶碗に5杯をたいらげました。

若いってすばらしいですね。なんでもかんでもわしわしがしがし食っていました。今はおじさんになってもそもそやっています。

食に関しては日本中の水準が高くなりました。何がうまいのまずいの一億総美食家しています。

でもご飯が普通に食べられることに、それだけでも感謝するべきでしょう。地震で被災された方はそれすら云々できない状況が続いています。なんだかんだ文句を言わずに食べるものがあることに感謝しなければいけません。

昔けっこうひもじい思いをしました。父親の病気とかいろいろあってね。あれは「もう一回やってもいいか」と問われれば「いいよ」と即答はできません。それくらいけっこうきつかったです。いや、ごめんなさい。不幸を誇るつもりはありませんから、この後は続けません。

そうありがとうございます。日日食べられることに感謝しつつやすませてもらいます。
そう、その前に「ノルマ」をこなしましょうか。