恩送り

2011年04月22日

朝Lマウンテンへ。チラシでも入ったのか、えらい混雑。
「レジ並ぶのいややな」と思いつつ見ると前の老夫婦がカートに水からお茶から酒、菓子など満載。
「うひょー。何か月分?」と心でつぶやきます。やむなくその後につきます。男性の方が私に気づき女性に言います。
「後の人一つやし先行ってもらい」
「あ、ほんまや。どうぞどうぞ」と女性。
「いえいえ、けっこうです」と一回目は固辞しましたが、さらに
「いやいやどうぞ」とおっしゃるので甘えさせていただきました。
「ありがとうございます」と丁重にお礼を言って店をあとにしました。
走り終えた後の爽快感を倍加させてくれるできごとでした。

いただいた善意をゼミへ行く途中、横断歩道を渡ろうとしていたおばあさんに送っておきました。「恩送り」です。

確かにチラシが入っていました。繁盛ぶりがわかるその安さでした。思わず
「俺も買っておこうかな」というくらいの安さでした。
読む人に十分な衝撃を与える内容です。ゼミのチラシもそんな「売り」があるチラシができれば問い合わせが殺到するんでしょうか。その「売り」のためには日日やるべきをしっかりやるしかないんでしょう。今でもそうしているつもりですが、なかなか思ったような結果が出ないのは精進不足なんでしょう。

ま、自分を信じてやれることをやらせてもらいます。

田中好子さん、20年も癌と戦って生きていたんですね。その強さに敬服です。病を隠しつつ仕事を続けエイズ撲滅などの社会運動も率先されていたと報道で知りました。何が彼女をそうさせたんでしょう。家族の支えかな、仕事への情熱だろうか? 今となっては知りようがありませんが、いずれにしても辛さを隠し、表向きは平静を装うといういうのは並大抵の精神力でできることではありません。
しんどかったでしょうね。ご冥福を祈ります。

さて明日は朝一ロボットです。早くやすんでそなえましょうか。