修学旅行・ボウリング余話

2011年06月06日

西賀茂中学3年生は九州に修学旅行中。調べてみましたが今日は向こうも天気がよいようで何より。当初は東京方面だったようですが、震災で長崎、福岡に変更になったようです。

いいですね。長崎は私は未踏。ぜひ訪ねたい県の一つです。
復元された出島、島原の乱の原城址、竜馬の亀山社中跡もぜひ見てみたいですね。平戸へも行ってみたいですね。もし今度九州方面へ行く機会があれば、ついでに脚を伸ばして鹿児島へも行きましょう。そこも私は行っていません。奄美や屋久島へもぜひ行きたいですが、そうなると長期休暇が必要ですね。

聞けば最近は、地元の農家などに分宿して農業体験をさせるような修学旅行も増えているそうな。それを否定するつもりはありませんが、中途半端に農業などの体験をするよりは、当地の名所旧跡を回る方がいいんじゃないでしょうか。特に九州など遠隔地へはなかなか家族旅行というのも難しいでしょう。せっかく行くんですからそこでしか見られないものを自分の目で確かめてきてほしいと思うのは私だけかな。


一方中2生は「チャレンジ体験」とやらで今週は保育園や幼稚園を始め、なか卯、コンビニなどで職業体験中です。
これはいい経験になるでしょうね。上司に叱られたり、園児たちにいいようにあしらわれたりすれば、働くことの大変さがよくわかるでしょう。向こう側の立場を経験することで、こちら側に立ったときに「向こう」を慮る気持ちも芽生えるかもしれません。毎日いろいろな思いをしながら懸命に仕事をする親の気持ちも少しはわかるかもしれません。そういえばチャレンジ体験がきっかけでその仕事を目標に定め、実現したゼミの卒業生もいましたね。
そこまで大きなことは得られないとしても何らかの貴重な体験をすることはできるでしょう。それをこれからの進路を考える際に活かしてもらえればいいでしょう。


昨日ボウリングへ行ったことはお伝えしましたが、そこで異様な光景に出くわしました。
隣のレーンにいた高校生風の5~6人グループ。自分が投げるとき以外はそれぞれが持参の携帯型ゲーム機で何かしらのゲームに夢中なんですよね。他人がストライクを取ろうがスペアを記録しようがとんとお構いなし。拍手するでもなく歓声を上げるわけでもないんです。「ボウリング場」という空間を共有しながらお互いはてんでバラバラ。ボウリングを楽しむという共感は皆無です(少なくとも私の目には)。果たしてボウリング場へ来る必要があるのかないのか不思議な気がしました。家で勝手にゲームしといたらええやんと思うのは私だけでしょうか。

前にも中学生の家で同じような場面に遭遇。その家のこの部屋に友だちが来て5名が在室。でもみんなそれぞれパソコンなり、ゲーム機になり向かって各自がお遊びになっています。互いに語るでなく、いっしょにいる意味がないと思います(私は)。それが普通なんでしょうかね。なんか寂しいなあ(と思う)。

世代が違うんでしょうかね。まあ若い方々の習慣、行動を観察しつつ彼我の違いを認識します。そして日日を楽しみます。