ありがと

2011年06月19日

父の日ですね。私にはもう父はいません。早くに亡くなりました。もう30年以上前になります。46でしたか、あまりにも早い死でした。彼は今の俺の人生を知りません。
父親が死んでからずっと思っていました。
「親父の年まで生きられるかなあ? そこまでいったら上出来やろ」とね。今それ以上の「生」を与えられ日日悩みつつもなんとか生かされています。感謝するべきなんでしょう。

厳しい人でした。癇癪持ちだったかな? どうだろ? 

とっても怖い父親でしたね。高校のころ殴られるのから逃げようと狭い家の中を走りましたね。

自衛官でした。人事系の部署にいたときは、けっこうなんだかんだ言われました。
「お前がそんなかっこうしてたら、俺がかっこうつかへんやろ」とかね。

当時は反発しました。
「関係ないやん」

今思うと若かったね。今なら親父の気持ちになれるよね。

今これを読んでくださってる方で親御さんが生きていらしたら、大事にしてあげてね。

ほんま正直それは思います、よ。


俺は大事にする彼らがいいひんもんな。

「親孝行したいときには親は無し」これはほんまに親がいいひんようになって初めてわかるんやで。

今親が元気で生きてる人でもわかってはる人もいはるんやろうと思うけど、やっぱり死んでからしかわからんかもねえ・・・・・・・・

3人の娘たちから三様のメッセージをもらいました。

ありがとう。

それらを抱いて寝ましょう。

俺は幸せや。俺の親父はそれらを得られず、、、、

いや、それも一人の生、人生やね。

どうや、お父ちゃん。悔いあるか?

せいぜい俺はないように生きさせてもらうね。

もうちょっと生きていられたらよかったのになあ。