人知

2011年09月01日

実は愛用のデジタルカメラを落としてしまい、裏の画面がたいへん見にくい状態でした。
で思い切って新しいのを買いました。ほんとうはデジタルの一眼レフがほしかったんですが一番安いものでも6、7万円いいのは10数万もするので普通のそれで我慢しました。

唯一絶対の条件は「接写に強い」でした。前のはこれが苦手。なかなか焦点が合わずイライラさせられたんです。というかボケた写真ばっかりでみなさまにお披露目できないことしばしばでした。

家電量販店の店員さんが一押しのそれを買いました。30,000円弱の定価が付いていましたが、何も言わぬのにそこからさらに3,000円を引いてくれ26,000円くらいで入手できました。ところが使い勝手がいま一つわからず、接写がうまくいきませんでした。
「あかんやん。説明書を読まなければ」と思いつつ時を過ごしていました。

今日ちょっと撮り方をかえてやってみました。レンズはアップにせずルーズのままにして被写体に寄り、ほんの数cm のところから狙うとうまくいきました。

それがこの写真です。名も無き、いや違う名も知らぬ雑草ですが、かわいい小さな花を見せてくれています。花の径わずか5mm ほどですが美しいでしょ。

CIMG0142.JPG

お次は2階にとどいたイリオモテです。やっとここまで育ったかと感慨深いです。今年はなぜか生育が悪く花も遅いです。
「初花が咲いたらお目にかけます」と先日書きましたが実はすでにそれは咲きました。2番花も咲きました。時機を外しお目にかけられぬままです。3番花も明日咲きそうです。明日は台風大風でまた写真には収められないかもしれません。

CIMG0129.JPG

何がどうかわかりませんが去年は7月10日に初めての花が咲いています。それから思うと今年の育ちの悪さは何が因でしょうか。

同じように接していても自然は違う姿を見せてくれます。おもしろくもあり寂しくもありますね。不可思議を感じます。
人とて同じ。同じようにやっていてもみんなその時々に違う姿、結果を見せてくれます。


台風が近づいているようです。まったくややこしいときに来てくれます。西中はテスト前。警報で休講にならぬことを祈るしかありません。まあ自然の力には逆らえません。人知を超えたところにそれはあります。人間なんて所詮小さな存在でしょう。