芸は身を助く

2011年10月19日

3億円をおろしに郵貯銀行北店へ。(うそです。ちょっと書類をもらいにです)
顔見知りのFさんと世間話。前にも書きましたがご子息は箱根を走った陸上人です。直接には知りませんが西中からKGNへ進み、そのまま「走り」で突っ切ったランナーです。知らん子やけど誇らしく思います(あんた関係ないやん「です。でもなぜかうれしいんですよ」わかる気がするわ「ありがとう」)。

私が大会に出る手続きに必要な郵便小為替を買ったんで
「何km 走らはるんですか」と話しかけてこられました。

「いや、これは8km のレースです。ところでご子息は就職しはったんですよねえ」
「ええ、そのまま大学に残って今年できた女子部の監督にそのまま」
「ええ!そうなんですか、すごいですねえ」
これって本当にすごいことです。自身走る力があるのみならず指導者としての力量も備えていたんでしょう。まさしく「芸は身を助く」ですね。一芸に秀でるというのはすばらしことです。もちろんそこに至るまでの彼の苦労や努力は計り知れないものだったんでしょう。

そこへいくと私なんてただの無芸大食。いや最近ではその大食すら危うくなってきてただの無芸の人になり下がっています。
なんでもそこそこにはこなしますが、すべてにおいて中途半端、どうしようもない輩です。だいたい「極める」とか「突き詰める」というのができない凡人です。まあそんやつがここまでなんとか生きてくることができたのは周りのみなさまの支えあってのことなんでしょう。ありがとうございます。

日日の糧にありつけ、雨露をしのぐ寓居があり、明日への力を与えてくれる酒を飲める幸せに謝意を表しつつやすませてもらいます。

ありがとうございます。