読書週間②

2011年11月01日

以前にも触れた読売新聞の『読書週間世論調査』によると好きな作家1位は東野圭吾さんのようです。9年連続の司馬遼太郎さんを抜いての首位です。確かに司馬さんはすごいですが亡くなってかなりたちましたし忘れられつつある存在なんでしょうか。私自身は大好きでその作品のほとんどと言っていいくらいを読みました。
新作がでませんから弱いのは事実ですね。一方東野さんはどんどん新しい作品を上梓できます。後者の有利は否めません。
司馬さんへの応援にはやぶさかではありません。機会を見つけ昔読んだ彼の書を紐解いてみましょう。

彼ら二人に続いて宮部みゆき、五木寛之、赤川次郎、村上春樹、松本清張、西村京太郎、藤沢周平、池波正太郎、伊坂幸太郎、夏目漱石、太宰治。芥川龍之介、浅田次郎、吉川英治、曽野綾子、アガサ・クリスティ、瀬戸内寂聴、林真理子と18人、都合20人が並んでいます。(敬称略です。すみません)

この20人で1冊も読んでいないのは曽野綾子さんだけですね、きっと。

まあ異論もあるかもしれませんが夏目、太宰、芥川などはどうなんでしょう。聞かれた方が知っている作家名を挙げたとしか思えないのは私だけでしょうか。
大崎善生さんや仙川環さん、奥田英朗さん、重松清さんなどなど数えあげればきりがない方々が入っていないのは納得できません(ただのあんたの好みやろ。全部の本を読んだんか?「・・・絶句です。おっしゃる通りです」)。

まあ本はそれぞれの好みが如実に現れますからあまり自分の主張を声高にするのはよしましょう。

そうここへきて新しい作家さんと知り合いました。(もちろん作品を読んだ私が一方的に知っただけです「言わんでもわかる」ですね)。
松久淳さんの文章にそえられる挿絵がすてきな『天国の本屋』連作です。

なんでしょう。ほのぼのしんみりじんわり。
なんだろう。うるうるにんまりたははは。
心あったまる、そしてちょっと自分を考え直させてくれる話です。とかいいながらなんも考えてね俺がいたりしてね(いるよ「だね」)。

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何の花かおわかりでしょうか。

柊です。

ちっちゃいちっちゃい花ですが可憐です。

本はおもしろいです。みなさんも親しんでください。字が読めなきゃ始まりません。

読書週間は9日まで続きます。