佐藤愛子さん

2012年02月10日

娘からメール。
「相談したいことがあんねんけど時間とれる」
「今やってることがあと1時間したら終わるし1時半くらいやったええで」
「わかった。ありがとう」

「いったい改まってなんだ?」と柄にもなく緊張。
「お金の無心か。まさか『結婚したい人がいんねん』とかはないやろな」

彼女は求職中。「どんな調子かな」とふと頭をよぎったのと同時連絡でした。

どうやら短大に行きたいらしくその学費の相談です。
彼女は事情があって通信制の高校へ通いその後家事手伝いのような毎日を送っていました。職を求める際にいろいろ考え短大へ行って学び直したいとの考えが生まれたようです。

食物栄養士関係の学部のようです。もともと料理が好きなんでその方面を学びたいようです。
相応の学費が必要でお父ちゃんとしては厳しい面もありますが、なんとかしてやらにゃね。

「結婚したい」だったらぶっ魂消たところです。「勉強したい」でよかった。応援してやりましょう。でも入試は目前。勉強はしていなかったみたいだし受かるんかなあ。

まだ21歳。先は長いし今年あかんかったら来年に向けて勉強して再挑戦してもいいしね。


さて私立入試を終えてゼミに来た中3に問います。
「できたか~?」
「できました」
「まあまあです」
「ふつうかな」
「微妙」と実にさまざまです。

公立があるので普通に授業。面接をやってほしいというので最後の時間をそれに割きました。みんななかなかそつなく応答ができています。お辞儀の仕方やちょっとした注意はしましたが、この分なら明日は難なく乗り切るでしょう。

とりあえずみんな合格して、次の公立へ全力を尽くしましょう。


ペンションパンセさんのURLです。 ↓ つい数日前まで1位でしたが2位に下がってしまいました。
1位返り咲きへのご協力をお願いします。
美しい雪景色やきつねなどに出会えます。

http://www.valley.ne.jp/~pensee/old_pensee.html

ぜひぜひよろしくお願いします。

佐藤愛子さんの『なんで我が老後こうなるの』を読みました。おもしろいです。
最後の章は噴き出しましたね。
大正生まれのご高齢(失礼)ですが、筋が通らぬこと、いや自身の考えに合わぬことへの憤懣を抑えることなく噴き散らします。これがまた辛辣でもあり頷かされもしいで傑作です。
「よくもまあここまであれこれ文句言えるなあ」と思いつつもその意見には揺るぎがありません。首尾一貫していて快哉を叫びたくなります。ぜひ手にお取りください。いやお読みください。
『闘いすんで日が暮れて』で直木賞を受賞された方ですがそんなことはどうでもいいといえるおもしろさです、よ。小説はまだ1冊も読んでいませんが随筆はけっこうな数を拝読しています。外れはありません。ぜひ!


続いて中途半端に読んでいた『夢で逢いましょう』という村上春樹さんと糸井重里さんの合作随筆(?)を再開。これは評価が難しいな。私の理解力、表現力では評価できません。

もう一つ並読中の『亡国のイージス』もおもしろいです。これは博学多才、知識の宝庫(ほんまにそうなんです。理系文系、いやそんなちっぽけな範疇にかかわらないもっと大きな蘊蓄の神のような人です)のK先生お薦めの本です。

さて今日はどちらを寝床の友としましょうか。

読書は楽し、です。これは真実です。