道半ば

2012年03月15日

原谷教室の壁のクロスがだいぶ汚れたり破れたりしています。
「貼り替えよう!」と勇躍壮途につきました。
ところがこれが大変。西賀茂で10数年前にやりました。その時は2人、今回は1人です。以前と違い裏に糊がついていて思ったよりうまくいっています。楽な半面スーツに糊がついて参りました。
道半ばです。半分貼れたか貼れないかです。明日完成させたいですね。
大した服ではありませんが糊がつかぬようにと姿勢が変だったのか膝、腰が痛いです。明日は作業着持参でやりましょう。節約のため自力でやって身体を痛めては本末転倒です。


中2のNFくん。来るなり言います。
「せんせ、衣マラ走らはったんですか」
「衣マラじゃなくて京都マラソンやろ」
「あ、そうそう。お母さんが『おめでとう』と言うといてって」
「そうか、ブログ読んでくれはってんな。ありがとうございますって伝えといてな」
「はい」関心を持っていただいて感謝です。

酒正さんの店主のNさんも完走されたようです。
「35km まではむっちゃ調子よかったんですよ。これやったら楽勝やな。4時間も切れるんちゃうかなあ思てたんですけど河川敷から上がったとたん股関節が痛うて痛うて走れへんようになって100m 行っては屈伸してまた歩いての繰り返しですわ。最後の7km に1時間以上かかって抜かれてばっかり。こんな奴にも抜かれるんかあ思て情けなったですわ。けっきょく4時間40分くらいかかりましたわ」
私の初マラソンと同じです。35km 過ぎてからがほんまの勝負なんです。フルマラソンの過酷な現実がおそいます。これから走ってみようと思う方はそこらへんを十分ご承知あれかし、です。

それにしてもなんでこんな難行苦行に挑むんでしょうね。走っているときは思います。
「もうこれで最後や。二度とフルなんか走らへんぞ」と。でもゴール時の達成感、充実感はなにものにも替えがたいんです。それでつい
「大阪と神戸にもエントリーしよ。両方当たったらどっちかキャンセルしたらええもんね」という気持ちになっている自分がいます。
でもやっぱりしんどいんで無闇に勧めることはしません、が、ね。


『観覧車』柴田よしきさん、おもしろいです。京都が舞台。あちこち知った地名が出てきて楽しいです。笑える京都弁もあります。筋書きは楽しめます。彼女はいろんな作風をお持ちです。私は絶対手に取りませんがホラーもあるそうです。
この作品は失踪した夫がやっていた探偵社をその帰りを待つ妻、唯が主人公です。派手さはありませんがしみじみと語られる恋愛推理小説です。まだ途中ですが一読の価値ありと思います。


さて明日は公立の発表日です。早起きしてみんなの合格の知らせを待ちましょう。

全員受かれよ!!