自己責任

2012年06月13日

7月1日からレバ刺しが禁止されるそうですね。生食用のレバー販売もだめなよう。
お好きな方にとっては残念でしょう。店側にしても売り上げが下がるのは必至でしょうし痛いでしょう。
私は生は苦手ですから食べません。影響はありません。

その昔今でもお付き合いのある大先輩が焼き肉に誘ってくださいました。
若い(20代)ですから肉は大好き、というか自分では焼肉屋さんになんて入れません。人生初めてといっていいようなおいしい肉をごちそうになりました。
はぐはぐむしむしやっていると彼が店員さんに言います。
「すみません。生レバひとつ」
「???・・・。生? レバ?」
「つゆはらくん、うまいよ。食べて」
「あ、はい。いただきます」といいつつも内心「肉を生? しかもレバー?(レバー自体苦手です)」せっかくだし先輩の勧めでもあるので一切れを口に。なんか油の中に入れたそれを塩で食べたような気がします。
生臭かった。ビールで流し込みました。
「すみません。これだめです」
「え~こんなうまいのに」残りは遠慮しました。以来食べていません。

学生の時、たまたま懐具合がよかったのか(珍しいことです)同期と安い焼肉屋へ行きました。
「ナマセンちょうだい」と同期。
「ナマセンて何?」
「知らんの? 生のセンマイやん」出てきたのは灰色の得体が知れぬ気色悪い物体。どうやら牛の内臓のようです。一切れ食べましたが「いりません」でした。

火を通せばまだなんとかなりますが、生は無理です。若いころはユッケはまあ食べられましたが、それでも一人前全部はしんどくて最後は焼いたりしていました。
肉の生はけっこうです。

前ふりが長くなりました。
国が法律で全面的に規制する必要があるんでしょうか。というのが私の意見です。それはもちろん、食中毒で亡くなった方があった焼肉屋のようにいい加減な提供は許せません。でもちゃんとしてはったらええんちゃいますかね。食べようが食べまいがその人の勝手でしょう。自己責任において食べはったらいいんではないんでしょうかね。

私は生死は別にして嫌いですから食べません。いいとこ牛肉の焼いたやつの半生ですね。

なんでもかんでも政府が禁止するというのは頷けません。何かがあったら自分以外の誰かに責任をなすりつけるのも嫌です。最終的には自分で責任を負うのが男らしいでしょ。というか人としては当然です。と思って生きています。


公園の遊具でけがをしたらそれを管理する自治体などの責を問う。商品の開け口で手を切ったら製造元に不平を言う。それはおかしいんちゃうんかなあ、と思うのは俺だけかな。
明らかな不具合があるそれらなら、責を問われてもしょうがないでしょう。
でも生きている以上自分がどうなろうとも自分の責任だと思えることの方が多いと思うんですが、どうでしょう。


たいした人生を送ってはいませんが、せめて己が生きる道は自分で踏み分けて作って歩んで行こうと思います。


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左写真。コシアカツバメ(たぶん)の巣。とっくり型に近づいてきました。まだ改修してます。夜は警戒しながらもご夫婦で巣にいます。
この巣の形では卵を産んでくれてヒナが育ってもその姿は拝めないかもしれません。
それでもいいです。ぜひうちで子育てをしてください。カラスからは私が守ります。

右写真。エラブユリ開花。茎はいっぱい伸びていますが花は一輪。本来なら花の後球根を掘り出しそれなりの手当てをすべきをさぼった結果です。この花の後はしてやりましょう。


イリオモテがぐんぐんすくすく伸びています。花が楽しみです。