野イチゴ

2012年06月15日

原谷でそろそろ終わりの野イチゴ発見。
まるまる大きく虫食いなし。うまそう。
写真のあとさっと洗っていただきました。洗っただけ水っぽくなりましたが懐かしい甘み。おいしかった。

今の子たちは食べないんでしょうか。私の小さい頃は夢中になってとっては食べ、食べてはとったものです。食べきれないほど実っていたのをそのままにするのがもったいなくて野球帽にいっぱい詰め込んで帰宅しました。母親にしかられました。買ってもらっったばかりのそれが赤く染まっていたので無理もありません。
その時の光景がよみがえります。母の困った顔が目に映ります。遠い昔、伊丹にいた頃の話です。天神川の土手だったように思います。

口にできるものが野山にあるということがうれしかったです。
特に北海道へ移ってからはアイヌネギやグスベリー、くるみ、コクワや山ブドウ、ワラビやコゴミなどなどをとるのが楽しみでした。

岸壁や浜へ行けばチカ(ワカサギみたいな魚です)やバフンウニ、毛ガニのコッコ(子どもことです)、コンブなどが手に入りました。

自給自足できるんちゃうかなあ、という勢いでした。


北海道はよかったです。自然の宝庫でした。キタキツネやリス、丹頂、ヒグマにも出逢いました(こわかった)。ぜひお訪ねください。6、7月が一番でしょうか。8月は半ばを過ぎると秋が押し寄せますからね。北は夏が短いです。秋も瞬く間。長い冬はすぐそこです。
北海道は「日本」でくくれない大きさがあります。


さてやすみましょう。明日も早起きです。