東野圭吾さん

2012年08月18日

『幻夜』(779)『使命と魂のリミット』(452)『片想い』(614)。東野圭吾さん3作連続読みです。(ページ数)
天気がぱっとしないこともあって本が進みました。というか結末まで一気にいきたくてたまらない感が味わえます。さすがです。

『幻夜』は阪神淡路大震災に題材をとっています。成功のためなら手段を選ばずのしあがっていく女、美冬。凄まじさを感じます。

『使命と魂のリミット』は一昨日書いたから略。

『片想い』は性同一障害や真性半陰陽が中心。(後者については調べるかこの本をお読みください)
学生時代、アメフト部に所属した同級生たちが登場。友情や愛、種々の軋轢や葛藤の中で今自分が生きている世界に全力を尽くす彼らに殺人事件が絡みます。複雑すぎて途中整理しようにもしかねるややこしさです。が、おもしろいです。


何もないところから作品を生み出す作家さんたちはすごいなと思っていましたが、そうじゃないんでしょうか。やはりその時その時の世間の事件や事象を使って幾多の作品が生み出されるんですね。
それらを作品にできるか否かが凡人と作家さんたちの違いなんですね(しみじみ)。

ともあれ3作とも佳品です。ぜひ。


次は何読もっかな。
手元には佐々木穣さんの『廃墟に乞う』と長嶋有さんの『猛スピードで母は』があります。今は前者気分かな。


『廃墟に乞う』を読み始めました。

今日は走っておくべき日だったんですが天候不順で走れず不本意、ちょっと不機嫌。

明日はどうでしょう。

あまり政治的なことを書きたくはありませんが竹島の問題はどうなんでしょうね。
難しいことはわかりません。歴史的背景とかなんとかは全然わかりません。
ただ、でもかの国が自国の領土だと言い張るんなら正々堂々と国際司法裁判所への共同提訴に応じなさいよ。そこで徹底的にやりましょう。是非がはっきりすれば俺はなんも言わずにその裁定に従うぞ。どうや、それであかんか。と思う日本人は私だけですか。

すみません。私には似合わないことは言いますまい。


おやすみします。