乱丁

2012年12月21日

仕事上でメールでいろいろなデータのやり取りがあります。大変便利なんですが、正常に動いてこその文明の利器。ちょっと齟齬をきたすとたちまち負担、お荷物に変身します。
今日も届いたメールが圧縮されていて開けず再送再送、電話電話ですったもんだ。忙しいのに時間をとられて疲れちまう。本質と違う部分で余計な手間がかかって困りました。

「会話やファクシミリのやり取りだけでやったらええやん」と思いつつもなんだかの都合できちんとしたデータがないとだめなんでしょう。
アナログの私は本末転倒を思います。

便利の裏返しは不便なのかもしれません。
基本的なところは単純な方がいいです。

昔釧路にいたころは石炭ストーブでした。炭ガラ(石炭の燃えかす)を捨てたり石炭を注ぎ足したり煙突を掃除したり、それはそれは手間がかかりました。
でも石炭があって火があれば暖はとれます。単純明快です。それが一番じゃろうが(どこの人? ん、根なし草。生まれは伊丹、育ちは釧路、両親は香川、今では京都が一番長くなりました。けっこう方言には長けています)。

今では灯油でセントラルヒーティング。便利なことこの上なしでしょう。
でも電気がかかわっているんで停電になった日には無用の長物と化します。(今の北海道の暖房器具の実際は知りませんので事実に反するかもね)
東日本大震災の時も停電で仙台動物園の動物たちが命を落としました。
便利に慣れ過ぎるといざというときに対応できません。「非常」に対する心や体の備えは常に念頭におきましょう。

(とかなんとかガスストーブのあったかさの中で偉そうに綴っております)


『真相』を読んでいます。おもしろい。
ページをめくります。読みます。
「?」がわきます。しばらくそのまま読み進めます。
「??」がふえます。
「これさっき読んだやん。そっくりそのまんま、に思えるけど・・・いよいよボケが現実になったか。寝る前、朝起きてすぐに読んだこと忘れて何ページも戻ることはあるけど・・・昼日中それが出たらほんまの老化やん」と己の状況を危惧しつつよく見ると、なななんと、なんと乱丁というんでしょうか、数ページにわたり同じものが製本されています。長い読書人生で初めてのことです。一流のちゃんとした出版社の本でもこんなことがあるんですね。ま、出版社は関係ないか。印刷、製本の会社の問題です。

塾教材をつくる仕事にも以前関わりましたから、事情は飲み込めます。丁合(ちょうあい)の段階で何らかの不具合があったんでしょう。

それにしても驚きました。というか己のボケでなくて安心しました。


「メーデーメーデー」非常事態発生。

ひさびさにPC不調です。

更新できることを願ってやすみます。