読書の醍醐味

2013年01月31日

少し走ってやっと56km 。
本格的に走り始めてからの月間最短距離かもしれません。年の初めにいきなり借金を背負うことになってしまいました。なんともはや情けないことです。
月100km が聞いてあきれます。なるべく早く借金返済できるように心がけます(あくまで心がけるだけにしておきます)。

走り = 健康とは言いません。でも体力は大切です。いざというときには絶対役立ちます。必要です。最低限のそれは身につけましょう。


読書は好調です。
9冊。4437頁、1冊平均493頁。(今年から頁数も記そうと思いました。数年前ある人から言われたことがきっかけになりました。(反応遅いな、数年前かいな)

鳴沢了が主人公の連作と高城賢吾がそれの連作。ともに堂場瞬一さんの作品です。
それと日明恩さんの著作しか読んでいません。
警察、消防には詳しくなりました。
これらばっかりではあかんなと思い、長女から鷲田清一さんの『大事なものは見えにくい』を借りました。新聞などで彼の文章を読み興味を持っていました。どうやら哲学が専門の方みたい。私のような無教養な人間にはおもしろくはありません。というか理解しにくいです。それでも深みは感じます。たまにはこういう本も紐解かねばいけませんね。

もう1冊『100の基本』という松浦弥太郎さんの本も借りました。先の本と高城さんの主人公の本を終えたら読んでみます。

彼女は難しい本を読みます。読書家です。子どものころは朝、北図書館に放り込むと夕方までそこで本を読んでいたという逸話が残ります、女傑です。小学生ですからそれなりの本でしょうが月に100冊を読もうかという勢いで貪っていましたね。いやあすごい。

誰の子や俺の子か。

読書 = 学力とは言いません。でも読んで知っている言葉が多いことの大切さは日日感じます。言葉が多いのは力です。
できるだけ読んだり書いたり見たり聞いたりしながら語彙をふやしてほしいなというのは塾講師の一人として切実な思いです。

思いを伝えるのも受け止めるのも言葉です。知っていること、言葉が多ければ多いほどそれがうまくいきます。

「正」にはならなくとも「負」になることはありません。


まあともかく読めばおもしろいです。普通に生きていては絶対味わえない世界を体験させてくれます。非日常の世界へ誘ってくれるのが読書の醍醐味ですね。


ある意味、いや正に現実逃避です。

まあそんなこともなければこの世を生き抜けないかもしれないなと納得させています、自分をね。

自分なりの美徳

2013年01月30日

勉強会。京都駅近くの会場です。あの辺は駐車料金が高いんです。1800円かかったこともありました。
時間があったんで安いところがないかと一回り。ありました。帰りの精算までわかりませんが安そうです。

「最大1000円」などという看板を見つけるのがみそですね。

結果安かったです。800円です。たかだか数百円と笑うことなかれ。差額でなか卯の牛丼が2、3杯食べられます。できる節約はしましょう。私は美徳だと思っています。

勉強会は有意義でした。ゼミ生に新しい、いいものを提供できるかもしれません。
お楽しみに!!!!


越冬中のつばめたち。偶然休み時間に鳴き声を耳にしました。
「・・・」文字で表現できません。
「寒いよ」と言っているように聞こえました。
「大丈夫か。がんばれよ」と思わず声に出して話しかけていました。
姿が見えましたんで写真におさめました。
フラッシュをたくと彼らを驚かせるかなと思い、なしで撮りました。得意の焦点合わずの写真です。

CIMG2595.JPG

二羽が寒そうに寄り添っていました。どうぞ無事に冬を越してくださいね。

昨日巣へ帰る前の2羽が元気そうに飛び交う姿を目撃。寒いのは寒いですがここまで来たら峠は越したんで大丈夫でしょう。

帰りにも鳴いていました。

私の言葉に対する返礼だと思いましょう。

思えば遠くへきたもんだ

2013年01月29日

一番びびり音の激しいサンルーフ回り。テープで応急処置して走ってみました。気持ちましになりました。(いや今日はそれはどうでもいいことなんです)


交差点で一旦停止。向かいから来る原チャリ。
乗っている人の服が迷彩柄。なかなかないものです。
「あれはひょっとして・・・・・・」
向こうも思ったんでしょう。
「あの車はつゆはら先生」と。
すれ違った瞬間お互いに
「あっ」という顔。止まります。慌てて車を路肩に置いて飛び出しました。向こうも原チャリのエンジンを止めました。

「おお、K。ひさしぶり」

教え子でもあり長年ゼミ講師としても活躍してくれたMKくんです。飄々としていてかつ熱い面もあり、生徒あしらいは独特ながらもうまかったです。生徒の時はOSさん、俺、MYさんなどと教室に残ってどうでもいいことをくっちゃべった思い出があります。


2年ぶりでしょうか。今年の年賀状で西賀茂に越した由は知っていました。そのうち会うかなと思っていましたがばったりです。しばらく互いの近況を語ります。
共に元気で再会できてよかったです。

17年前の卒業生ですか。思えば遠くへきたもんです。

いろんなことを思い出します。いろいろなことがありました。
これからもきっといっぱいあるんでしょう。

思えば長らく人生を過ごしたもんです。

いや、もう56年を生きてきましたからこれから生きる年数が同じになる訳がありません。今まで経験したことと同じ数、量を重ねるのは無理ですね。
けっして人生に悲観的になっている訳ではありません。冷静に考えるとそうです。だって倍生きたら112歳になってしまいます。動物的には不可能な年齢ではないんでしょうが、それは私には無理です、ね。


これから先またどこかでだれかと思わぬ再会をするかもしれません。その時のために元気でしっかり生きていたいですね。


またどこかでだれかとばったりあいたいものです。


11年、11万km

2013年01月28日

愛車のボルちゃん11万km を超えました。11年で11万km 。1年で10000km の計算になりますね。これは走っている方? それとも少ない方? 普通? まあどうでもいっか。

CIMG2587.JPG

前の車(HONDA INSPIRE)も確か同じくらい乗りました。いい車でした。きびきび走ってくれました。ボルちゃんを買おうか買うまいかの逡巡、商談中に突然機嫌を損ね、エンジンお陀仏でした。心変わりしそうな私に先に愛想尽かしをしたんでしょうか。やはり11年くらい乗りました。


さてボルちゃん。
あちこち箍が緩んでびびり音がします。キーシリンダーもすねていて回らないときがあります。車体の小傷もあちこち。ステアリングを回すと「むぎゅう」という声も出ます。計器盤の照明も切れています。右のサイドミラーのモーターも壊れていて角度は手動で変えなければいけません。いろいろ不調はありますが根本的なところは大丈夫です(たぶん)。

まだまだこの先お付き合い願う予定なんで大事にしてやりましょう。と言いつつろくに掃除も洗車もしてやっていません。「ごめんなさいね」というところです。

長い間あこがれ続けてやっと45歳で手に入れたボルちゃんです。このまんまずっとどちらかが寿命を全うするまでいっしょにいましょうか。私はその覚悟なんでどうぞボルちゃん仲良くしてね、この先も。

古くっても十分走ってくれるし、顔つきも精悍で好きです。後ろから見てもなかなか魅力的。やっぱりいいですね。ボルちゃん。

末永くよろしく。

おやすみ。うれしかった

2013年01月27日

今日も入試直前対策。社会と英語。まずまずの仕上がりぐあいでしょうか。

さてやりたいこと山積。

全部やりました。
まず走り。7km ですが・・・・・・

つぎは美術館。ありました。HSくんの作品、おまけに紫高のTSさん、衣中3年のNMさんの作品もあったぞ。

献血もしました。時間が迫っていたんで駆け足です
やりました間にあいました。よかったぞ。

何年ぶりかで4人そろいました。みんなお元気そうで何より。たくさん食べていっぱい飲みました。

お店は Brochette 教え子の店です。おいしかったです。料理もワインも。

生きててよかった~ホニャララです。


ちょいと飲み過ぎんなんでやすませてね。

過信は禁物

2013年01月26日

朝一からロボット。
眠かった寒かった。
昼一から中3授業。
みんながんばった。
それから原谷中3。
しっかりやったぞ。

帰りがけには原谷真っ白直前。本気で降り始めました。
さてどのくらい降ってくれるんでしょう。楽しみです。

(21:30現在やんでいます。がっかり)

雪が積もるのを楽しみにするなんて子どもみたいです。ま、でも好きなんです。それにせっかく冬用タイヤを履いているのにいまんとこその活躍の場がない。これはさびしい。2回や3回は「履いててよかったスタッドレス」を実感させてほしいんですが、それは私の身勝手でしょうか(です)。

雪道は飛騨や兵庫の北部、信州、北海道は中山峠などけっこう走りましたが、こわごわです。70km / 時くらいは出したことがありますが地元の方はちょっと広い道に出るとここぞとばかり、あっという間に抜かしていきます。
冬用タイヤを履いているとはいっても過信は禁物です。一旦滑るとどうしようもありません。私も数回恐い目にあいました。それ以来用心しています。

信憑性のない情報ですが、雪国での冬の事故は雪無し県の4輪駆動車が一番多いとか。そう、それもきっと過信が生む事実でしょう。確かにこれ見よがしに走る人はいます。
「俺は4駆だ。そこのけそこのけ普通のくるま」を感じるのは私の僻み根性でしょうか(そうだね)。

私は自分のできる範囲で走っています。


さて今朝も早起きでした。10時半から20時までいろいろやりました。

私の時間に合わせて個別の講師Yくんが出勤。彼はよくやってくれます。指示しないこともできます。気が効きます。時間などをやり繰りして個別をちゃんとやってくれるだけでなく私がやる雑用もいつの間にか完了してくれているという気の効きようですわ。
いい人材を得ました。ありがとうねYくん。


明日も朝から西賀茂です。それっきりなんで気は少し楽です。でもその後「走りたい」「献血したい」「なにしたいかにしたい」がいっぱい。それに加えて生徒が金曜日言います。
「せんせ、僕の絵~が市立美術館に出てるんですよ。見に行ってください」とね

身はひとつ。どれをやってどれを我慢しましょうか。悩ましいです。

さらに加えて20年来の付き合いの先生方との久々の食事会が6時半から控えます。

どうすっぺか? 何をやって何を我慢すべきか・・・・・・

欲張り、いらち。何もしていないことに罪悪感を感じるつゆはらくんはどうしようか悩んでいます。(全部やったらええやん「それはできればしたいけど時間的に無理やん」やらんうちにできひんっていうやつなんやね、君は。「『きみ』とか言うな。けど、正味無理やで」)


さっきからどう閉めようと思いつつくだらぬことをつらつらやっています。

毎夜毎夜落とし所がない、しまりのない駄文で申し訳なく思いつつ、いや、まあそれほどの読者はいませんからいいんでしょうね。


あまり遅くなると明日の授業に支障が出ます。寝ましょう。

おやすみなさい。

『はしる しるしる』まどみちお

2013年01月25日

走りました。
7km と思いましたが5km にしました(軟弱)。風が強く走りにくい朝でした。
寒かったですが1,5 km も行くと汗が出始めあったかくなります。走り終えるとかなり汗をかいています。気持ちいいですね。やはり走ると。

小3の教科書に、まどみちおさんの『はしる しるしる』という詩が載っています。
気持ちよく走るようすが感じられる小気味よい詩です。
引用します。(著作権に抵触するのかな。目をつむってね)

はしる しるしる いいきぶん!
からだはまえへと すすむのに
けしきは うしろへ さがるるる

はしる しるしる いいきぶん!
あしは じめんを たたくのに
かぜは ほっぺを くすぐるる

はしる しるしる いいきぶん!
あしは じめんを たたくのに
かぜは ほっぺを くすぐるる

はしる しるしる いいきぶん!
どうきは たいこを たたくのに
いきも こんなに きれるのに!

走るうれしさ、躍動を感じる詩です。走るのはしんどいですが、この詩にうたわれているように気持ちよさを合わせ持っています。走ることの本来の楽しさを感じられます。
まあ実際にハーフやフルで必死に走るとしんどいんですがね。ではなぜ走ると問われれば走り終えた後の達成感です。

加賀温泉郷マラソンに出るか、日吉のハーフにするかは置いておき、もう少し真面目に練習します。


公務員給与改定にからんで教員などの「駆け込み退職」が全国でふえているようですね。早く辞めればもらえない給与を差し引いても得なんですって。常人の考えとしてわからなくはありません。教頭先生や担任を持っている方もいらっしゃるようです。
個々の事情や人生設計もありましょうから他人がとやかく言うことではありません。私もあえて何も言いません。
同じ条件にあっても最後まできちんとやろうとしている方々が圧倒的に多いという事実が私の気持ちを代弁してくれています。(言うてるやん「そう?})


さて明日も朝からロボット、その後中3の私立直前対策です。
早起きしてやります。

社会保障制度

2013年01月24日

国民健康保険料の口座振替通知が届きました。けっこうな金額を払っています。ほとんどお医者さんにかかった記憶はありません。なんか不公平な気がするんですが・・・・・・
1年医者にかからずがんばった(?)人には褒美として翌年の保険料額を減らしてください。お願いします。

ま、冗談さておき払えるが幸せと考えましょうか。私の払ったお金で誰かのお役にたっていると思いましょう。私が年をとったり病気になったりしたときには何方かのお支払いくださる保険料で治療を受けさせてもらいましょう。その時のための貯蓄です。
私が年を重ねてそれが必要になった時に社会保障制度そのものが破綻していないことを切に願います。弱者の味方であり続けてください。


朝だらで走らず。だらだらし過ぎたせいか背筋がだるいです。明日は走ってしゃきっとします。どうも走る気がおきません。

「京都」はずれが大きいです。「大阪」「神戸」には申し込むつもりですが当たるかどうかはわかりません。はずれたら1年間「フル」なし。それは避けたいなあ。
しんどいだけなんで「ハーフ」くらいで我慢しておけばいいんでしょうが、なんか物足りないんです。

もう少し悩みます。

参加料は6,000円と破格なんですが、なんだっていっても宿泊費、交通費がかかります。ざっと30,000円は必要。それを思うと躊躇します。

もう少し考えます。


早く寝て明日こそは走ります。


西賀茂はテスト明け、原谷は明日までテスト。衣中組は私語一つなくがんばっていましたね。

Take care of myself, and all of people in the world (?)

2013年01月23日

早起きできなかったけれど散髪に。
「マラソン」「アルジェリア」「スマートフォン」「ブログ」「旅行」「桜宮」などを話題にしつつさっぱりすっきり切ってもらいました。

ご主人70を超えてらっしゃいますがお元気です。パソコンも使って私のブログも読んでくださっていますし、スマホにも興味津津。お若いです。
週に4日開店。現役理髪師です。手に職があるというのは強いですね。
いつまでも元気で少なくとも私の髪だけは切り続けてほしいですね。(なんちゅう自己中心的な考えやねん「ごめん。おっちゃんに元気でいてほしいねん」)

私も70で現役をやっていますかね。いないでしょう。そこまでの体力気力は自信がありません。そこまでやっていたら3代目が来てくれるかなあ・・・・・・ははは。


ここまで大きな障害もなくやらせていただいたことに感謝ですね。思い返せば数限りない、それこそいろんなことがありました、ありました。数々のことが過ります。なんて言っても30年ですからね。今来てくれている生徒たちがこの世に存在すらしなかった昔です。私がここまで生きてこられた生活の糧でもあってくれたわけです。感謝です。

過去の余韻、感傷に浸るだけでなく今後の人生を生きていくことを考えてこれからもしっかりやるべきをやらないといけません。

健康にも今少し気を配らなければいけません。気力だけでやれる年齢は過ぎたのかもしれません。自分の身体を労わる気持ちも持ちましょう。
なんちゃってまだまだ元気やで。風邪なんか寄りつかせへんで! 
なんちゃって。その過信があかんねや。気をつけましょう。


インフルがおとなしいと思っていましたが、ここのところゼミにもその影が忍び寄っているような雰囲気が。生徒2人と講師が1人かかりました。

気をつけましょう。

自律

2013年01月22日

フェイスブックから先輩の情報がとどきました。
「『加賀温泉郷マラソン』に来ませんか」という内容です。早速調べてみると4月21日にあるようです。申し込み期日も2月末日なんでちょっと考えてみましょう。
フルが走れる最後の機会ですね。暑くなると無理です。

目標を決めないとやはり気持ちが盛り上がりません。でもいつもこの辺で日吉のハーフがあるなあ、いや28日かなあ、とかってに独り悩んでいます。まあ1週間あればフルの後のハーフも可能でしょう。でもロボットの授業日と重なるか・・・・・・昼から出て前泊ならきついけれど不可能ではありません。でも前泊はたいそうやねなどと他人にはどうでもいいことでなんやかんや悩んでおります。


さてフェイスブック。
登録というかなんというのかわかりませんが、一応やっております。日日そこからいろんな方からの情報が届くんですが正直よくわからないんで、ほったらかしです。すみません。関係各位に失望を感じさせているんでしょうか。

まあ時間ができたら少し勉強して積極的に参加させてもらいましょうか。


「ソーハラ」というのがあるそうですね。「ソーシャルネットワークハラスメント」でしたっけ? なんでも上司が部下に「いいね」や返信を強要するんだとか。
そんな上司はいりませんね。「はあ?」って感じです。

ときどきいますよね。「はあ?」っていう人が。

先日、道路を渡る女性がいました。横断歩道でもなんでもないんですが半分渡ってはったんで止まって渡っていただきました。一応後続車は確認。
ところが後から来た車がかなり悪意のこもった警笛を鳴らしました。

「パ、パ、パパ、パパ、パー」気の長い(うそです。短気です)つゆはらくんは思わずむっとしました。ブレーキを踏んだまま睨(ね)め付けましたね。
見ればN社の高級車に乗った紳士然(「紳士然」ですよ。あんなやつは「紳士」ではありません)とした初老のおじさんでしたね。

この方も「はあ?」でした。せっかくの高級車、すてきなスーツ、ネクタイが台無し、地に落ちました。
「お郷が知れるぜ、おじさん。初めに歩行者、人ありきやろ」とお郷が知れ切ったおじさん(私のことです)は思いました。

人のことはともかく自分を律して生きようと思います。


今日も中3はテスト前授業。みんな脇目もふらず、いやふってるやつもいたかな。まあともかく一生懸命やっていました。

ひとりがインフルエンザ、あと二人も風邪、熱で休み。まいったな。せっかくがんばっていたのに・・・・・・

みんな仲良く生きていきたいな

2013年01月21日

十分に予測できた結末ですがあまりにも悲し過ぎて気の毒で今日は綴れません。

安全な地で安閑と過ごしている私に語る資格はありません。

残されたご遺族の方にできる限りのご加護をお願いします。

ご冥福を祈ります。


宗教や民族を超えてなんとかみんなが仲良く暮らすことはできないんでしょうか。

そりゃいろいろあるんでしょう。それはわからなくはないんですが、おんなじ人間同士やんか、みんな平和に生きていけへんのかなあ。悲しいなあ。

アラーの神とキリストとお釈迦さま、他にもヒンズーや諸々、いっぱいありますが、みんなこの世に活きる人の幸せと平和を願っていたんとちゃうんかなあ・・・・・・

なかようやったらええのになあ、と思う私は甘いんでしょうか。

半日の自由

2013年01月20日

今日も朝から中3テスト対策。およそ3時間しっかり勉強しました。終わりぎわYTくんが言います。
「今日は何時まで塾開いてますか」昼からもゼミで勉強したかったんでしょう。遠慮がちに尋ねます。
きたきた。さてどうこたえようか。素直に言いました。
「俺に日曜日半日の自由をくれ!」

たいへん、うけました。

「気持ちはわかるけど俺もやりたいこといっぱいあんね。散髪も行きたいし、20km くらいは走りたいしな」理解してくれました。
「おお20km か」つぶやきが聞こえます。
「Tくん、資料館行ったら集中して勉強できるで。しゃべったら怒られるしな」
「いや、それはちょっと」とかなんとかやりとりしつつ納得してくれました。
「がんばってください」と言って帰っていきました。いいやつらです。

んでもって帰って走らない訳にはいきません。うそつきになります。

走りに出ました。長袖に半袖の重ね着で出ましたが寒くて引き返し、長袖2枚を重ねて着て出ました。

北は岩倉、南は丸太町、西は西大路、東は高野あたり。京都小回りで21km 。
久々の長い距離。後半は足が上がらず歩道にけつまずいて転びそうになること数回。危ない危ない気をつけましょう。


さすがに散髪は無理でした。散髪屋さんの横を走りましたが、今日はもう閉めてはりました。日曜日で忙しくておっちゃんも疲れはったんでしょう。

私も疲れました。週末の方が朝早くから授業なんで眠いですね。これから私立入試、公立入試が終わるまでずっと続きます。途中いちんちくらいは完全休みがとれるかとれないかでしょう。
毎年のことですからどってことないんです。毎年毎年、齢(よわい)は重ねるんで肉体的にはしんどくなってくるんでしょうか。今んとこ大丈夫です。

この時期「身」より「心」の方がある意味しんどいです。


さて明日からまた新しい週が始まります。ちょっとだけゆっくりめに起きてからやることをやりましょう。

正直8時に起きて9時までに家を出るのは私にはしんどいです。

でも仕事ですからやります。やっています。

眠いです

2013年01月19日

朝から夜まで中3テスト対策でした。西賀茂と原谷両方を私ひとりでかけもちの日なんで移動や合い間にロボット振替が入り長きになりました。

みんながんばりました。私もやりました。


今日はセンター入試。受験生も長い一日だったんでしょう。

ゼミ生など関係者2人。できはいかがでしょう。上出来であってほしいです。


ちょっと眠いですね。


いろいろ書こうと思いながらも眠さには勝てませんので今日はここまででご勘弁を願います。

まあこんな日があっても許してえくだせえ。

キルフェボン

2013年01月18日

目覚めた時外から聞こえる音がちょっと違います。
「ん? ひょっとして」と思いながら窓を開けると案の定雪が積もっていました。(といっても屋根や車の上だけにうっすらとですがね)

薄化粧です。

♪薄化粧はすてきでしょう でも いまの (中略)(後略)♬という歌がありましたね。(なんやねんや「なんでも、ない。酔ったかも」毎夜やな)

雪の朝は「音」と「光」に普段との違いを感じますね。

♫ゆきやこんこ あられやこんこ (中略) おやじはよろこび そとかけまわり (後略)♬ 

で、ひさびさに走りました。たったの5km です。累計もたったの20km です。

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途中撮った写真です。雪が見えますでしょうか。

降り過ぎるとこの間の東京のような騒ぎになるんで慎みますが、雪が好きです。もうちょっと降ってくれたらよかったのにと内心思っています。
あれしきの雪で大騒ぎになるのは都会の雪に対する脆弱さの表れですね。北国では当たり前以下の降雪でしょう。
「あんなもん大雪でないべや」という声が聞こえてきそうです。

まあ東京にしてみればめったに経験しない珍事ですから止む無しです。


故あってケーキ屋さんへ。慣れない行動のため緊張。注文して商品をいただいて店を出ると肩の力が抜けました。

まあおじさんにしてみれば普段経験しない珍事ですから止む無しです。

けっこう有名なそれです。店員さんはフランス語(たぶん)でやり取りしていました。(気恥ずかしくないのかな)嫌味は感じず慇懃で爽やかさがありました。
「さすが名のある洋菓子屋さんだね」と感じました。
私は甘いものは好みませんので食べたことがありません。でもそちらがお好きな方には好評ですからきっとおいしいんでしょう。

タルトのケーキです。お好きな方はぜひ一度お訪ねください。美しさに目を見張ります。色合いが鮮やかです。そんな場に慣れないおじさんはどぎまぎします。

「キルフェボン」。

木屋町姉小路を西へ直ぐです。車はどこかのコインパーキングへ。でないと通行車両に迷惑がかかります、よ。


中3はここんところ各自好きなことをやってもらっています。定期テストの勉強をする子、受験校の過去問をやる子、作文練習をしている生徒、さまざまです。みんな脇目もふらず懸命に各自の課題に取り組みます。質問ややりたい問題の希望があれば応じます。黙々とやってあっという間に時間が過ぎます。すごい集中力です。持続力です。
ゴールまであとしばらく。フルで言えば35~40km にさしかかったところでしょうか。
ラストスパートしましょう。

実際のマラソンでそれができる人はかなりの走力の持ち主です。私にはできません。であるからして安易にラストスパートを生徒には強いられませんね。

でもやはりやってもらいましょう。

「守株」

2013年01月17日

早起き(でもないけど)して教材の展示会へ。
会場は新都ホテルです。
ちょうど昼時に着きました。
ホテルのレストランでランチ。
なんちゃってウソです。
年に1回です。京都駅八条口に立ち食い(いやまる椅子ですわり食い)そば屋があります。今年もあるかなと思いつつ西へ歩を進めますがありません。
「なくなったんかな」とあきらめ始めたときにありました。

きざみそばを注文。おばちゃん3人でやったはります。
会計は商品と交換。なんぼ(関西弁で「いくら」)やと思います?
なんと310円。「かけ」は240円です。安い!
でもしっかりきっちりの出汁でおいしかったですよ。お腹があったまって幸せ気分で店をあとにしました。近くにあったら毎日でも行くねんけどな。


展示会では旧知ながら年一ここでしか会わないY氏と再会。相変わらずのひょうきん、飄々。でも生きていらしてよかったよかった。私も元気で再会できてよかったよかった。

師のT氏とも公私取り混ぜてお話。いろいろ考えさせられました。「守株」ではいけないんでしょう。考えて行動につなげます。


ひさびさに出逢いました。原谷のイノくんです。

彼らの領地が更地にさらに住宅地になり6軒中3軒が建ち、4軒目が建設中。いどころがなくなったかれらはしばらく山中に身を潜めていたんでしょうか。

人間だけでなく野生の友人の旧知にも会えて幸せを感じます。

彼らも過ごしにくい世に、環境に、なったんでしょうね。なんかかわいそうやな。


ここんところ中3が毎日のようにゼミに来て自習。やる気全開ですね。もうちょっと前からしといたらもっとよかったのにねえ。


私も彼らのやる気にこたえます。


常にやる気、元気、本気でやらなければいけません。
それには3つの「気」です。


今年はあんまりインフルエンザの話を聞きませんね。
防ぐには手洗い、うがい、気合いです。
それには3つの「い」です。


どうでもいいことでしめます。

20歳の献血、56歳のそれ

2013年01月16日

LED電球の会社の方と話しているとMさんが呼びに来ました。
「せんせ、Yくんが来てはるんですけど」先日も私に会いに来てくれ不在でしたんで優先。
「おお久しぶり。どしたん?」
「いや、あの早く報告に来ようと思ってたんですけど時間がとれなくて今日になりました」
「なんか進路決まったみたいなことはHくんから聞いててんけど。ちょっと前にも来てくれたみたいで悪かったね」
「はい、大阪の専門学校に決まりました」
「ほお何をするのん」
「救急救命士になります」
「そうかそうか。たいへんやけど、やりがいのある仕事やね。がんばりや」このへん彼には悟られまいとしていましたが涙目になりそう(なんでやねん「小説の場面が浮かんだんや」そうでっか)
「ありがとうございます」
「HもMも、知ってるやろ? 消防士になるって言うてたで」
「はい、知ってます。できれば俺はレスキュー隊を狙っているんですよ」
「おおお、それは今一歩上やね。楽しみにしてるわ。いずれにしても命にかかわる仕事やし責任重大やな」

わざわざ報告に来てくれました。うれしいですね。彼は陸上部。毎年のように滋賀県の希望が丘で会っていました。彼は現役でかなりトップクラスの選手、私はポンコツの中年親父。それでも「走る」を共有できる仲。

「またどっかマラソン大会で会えたらいいです」
「そやな。まあ近く通ったらまた寄ってや」と固く握手。


その後Mさんと話しました。
「救急救命士ですって」
「はい、聞こえてました」
「なんとなく大学へ行くよりずっとすごい選択ですよね」私なんてなんの考えも無しにとりあえず大学へ行った口ですから彼らの足元にも及びません、ね。
「ほんまに」
「えらいな、みんな。それなり一生懸命考えてんですよねえ」

彼ら3人に日明恩さんの著書を贈ろうと思います。迷惑かもしんないけど、いつか読んでくれたらええしね。

56まで人生をやらせてもらったからわかることで15や18でわかることではないのかもしれません。もう少し自分が深い考えをできるその歳やったらよかったんかなあ。まあでもそれはわからんですね。今の私の仕事にもやりがいは感じられます。ただ惜しむらくはお金がからみます。生きていくためには稼がなければいけないという側面、いや正面があります。
もちろん何の仕事をしても生活しなければいけませんのでお金がどうしたってついて回るのは否めません。霞を食って生きられる仙人ではありません。生きる糧はそれはそれでいただいて、そのうえでできる社会貢献はしていこうと思います。(自分にそんなに余裕がない割には寄付や募金してるなあ、あんた「いや、ほんの気持ちです。ほんま、ささやか過ぎるんですよね。とりあえず、ほんまに気持ちだけです」)

たいしたことはできません。ほんの少し募金したり献血したり骨髄バンクに登録したり脳死臓器移植に登録したりくらいです、私にできることは。それくらいです。できることは。献血なんて持ち出しは私のあまりきれいではないであろう「血」だけですからね。でもねえ、けっこう痛いんですよ。おまけに血を見るのは嫌い(好きな人はいいひんな)。この間初めて献じた血を見ました。かなりの量です。それを見ただけで貧血をおこしそうになりました(いや、そこまではなりませんでしたが、思わぬ大量でした)。


そうだ31回目の献血が今日から解禁です。27日に四条方面へ出る予定があるんで、そんときにやりましょう。

そう私にできる精一杯の貢献です。

できるかぎり続けます。

H先生もやってね。

『鎮火報』

2013年01月15日

『鎮火報』日明恩さん読みました。

泣けます。

「鎮火報」なるものを初めて知りました。お知りになりたい方は本をお読みください。なんてもったいつけてはいけませんか。
お調べください。
もったいつけないで言いましょうか。
明日にします。(なんや)

けっして使命感をもって消防士になった訳ではない主人公、大山雄大(おおやまたけひろ)。『ロード&ゴー』登場の生田の兄貴も登場。というかこっちの作品が先です。

職務に忠実だったばかりに現場で命を落とした父親に反発を感じつつもひょんなことから消防士となった雄大。9時5時の事務職になって安穏と勤務することを目指します。

そこへ入国管理官や密入国者、滞在期限切れの不法滞在者、警察が絡みつつ物語は進みます。謎の中年ヒッキ―、守も存在感を示します。

笑えて泣けて手に汗握れてなかなかの秀作です。

著者は女性です。女性だからどうというのは今の世禁句かもしれませんが、すばらしく深く広い知識をお持ちです。

彼女の作品ですが警官が主の『そして、警官は奔る』の主人公、鬼畜の武本もさり気なく雄大の懐古で一行に名前だけ登場します。おもしろい。


『鎮火報』の続編が一作あります。それを買い求めねばいけませんね。


次は堂場さんの『相剋』を手に取りました。楽しみです。(っていうかあんた仕事しいや「してますよ。今日は月初めの紙仕事をなんとかかんとかぎりぎりで仕上げてほっとしてんねや」さよか)

明日は例会です。早起きしましょう。

29200分の1

2013年01月14日

成人の日。
新しく大人の仲間入りをした人たちにお祝いをのべましょう。
「おめでとうございます」とは言っても現状の日本を思うとけっして明るい前途が開けているとは言えません。厳しい状況で若い力が求められているんだという自覚を持って生きてください。
なんちゃって自分が成人したときはそんな気持ちはつゆほども持っていなかったな。(姓は「つゆ」やけど”はいはい”)というか生活のためのアルバイトでその日が自分の成人式だということにも気づかなかった(正確には、晴れ着の女性の多さに昼過ぎにはたと気づきました)。

自分が大人であるというのを実感したのはいつだろう? 結婚したとき? 子どもができたとき? う~ん、未だに大人を実感していなかったりして。それはあかんか。無責任に過ぎるな。

親の病気で学生時代から自活していたこともありけっこう早めに実感していたかな、いや、そんなことはないな。いまだに無自覚なおっさんかもしれません。


関東地方では思わぬ大雪で晴れ着の女性にはたいへんでしたでしょう。
「私の成人式は大雪だったんだよ」と将来ネタにできると前向きにお考えください。

人生80年として29200日。その一日が大雪の成人式になったんですから確率的にはかなり希有(?)でしょう。


京都も降ってほしいな、と思うのは私だけです。雪は大好きです。

何故と問われれば答えようがありませんが、すべてを覆い隠してくれるそれがいいのかな。いつもと違う世界の現出が、自分の力ではできない世界を自然の力の表れに期待を感じるんでしょうか。よおわかりません。


自分は食べるにかまけて祝ってもらえへんかったぶん今日の新成人に餞の言葉をおくってやすみます。


「人生おもろいで、どこでどなって、自分がその時どう生きているかは神のみぞ知る。いや、そこはやっぱり自分がどう生きているかやねえ」と。


さて私の今後の人生どうなりましょうか。


おやすみなさい・・・・・・

女子駅伝

2013年01月13日

女子駅伝を見ました。優勝は神奈川。下馬評にも上がっていませんでしたがみごとです。区間賞を独占とかそういうんじゃないんですが、結果は優勝。「駅伝」の持つ妙味ですね。

国際会館前折り返しのところで大声で応援しました。すぐ熱くなるつゆはらくんの目は潤んでしまいました(恥ずかしいな「はい」)。その後帰ってテレビで見届けました。
躍動する肢体を間近に見られて感激です。距離は短いとはいえみんな3分ちょいで1km を駆け抜けます。

残念ながら京都は9位と振るいませんでした。9区で走るはずの野口みずきさんが急性胃腸炎とやらで急きょ久馬さんが走りました。準備不足か力不足か冴えが見られませんでした。

ともあれ力いっぱいがんばる姿はうつくしいです。


京都マラソンのコースはこの今日のコースにできないんでしょうか。周辺部をちまちま走ろうが真ん中をズドーンと行こうが交通規制は避けられません。だったら思い切ってやってほしいですね。「大阪」では御堂筋走れるんですし、「東京」でもきっとすごいところを走れるんでしょうしね。
「三都」のひとつなんですから他の二都市に引けをとらないマラソンにしましょう。去年のそれはまずかったと思います。途中で止められるなんていうのは恥ずかしいです、京都在住のランナーとしては。

今年は無理でも来年以降ぜひ考えてください。今年は私も外れて走れません。とっても
悲しいです。「大阪」「東京」並に3万人規模にしてくれたら走れたのにな。

なんていつまでも未練がましいことを言っても詮方無し。動機づけのためどっかのハーフ、フルを捜します。フルはないかもしれませんが、ね。


女子駅伝で刺激をもらって走ろうと思いましたがやめました(なんや)。昨日の久々がきいていて身体バキバキです。
100を超えるよう来週半ば以降走ります。

その前に仕事がいっぱいいっぱい詰まっています。それらをきちんとやってからの話になります。

明日は中3の模試です。

早く寝て備えねばね。

では。

・・・・・・どうなるか?

2013年01月12日

仕事を終えて走りました。
走り初めです。怠けましたね。月半ばでのそれが如実にやる気のなさを表しています。
90分、15km 。思った通りの時間、距離を走れました。さすがに久々で下半身に疲労感が残ります。
さて100までたどりつきましょうか。
まあそんなことはどうでもええことですか。
でも、年1200km を掲げるんだったらやらなあかんし、やります。(ほんまどうでもええことなんですがね。もっと、せなあかんことはいっぱいあるんです。ぼちぼちやります)


ロボット教室を終えて見上げた空です。

CIMG2560.JPGCIMG2561.JPG

美しいですよね。空を見るのは好きです。

不来方のお城の草に
寝ころびて空に吸われし
十五の心

啄木みたいにお城の草に寝っころがれればいいんですが、ゼミ回りはそんな環境はありません。

見上げると十五のころを思い出せるような気もします。

空はいつでもかわりません。


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ツバメくんのその後です。毎朝糞がふえていることで彼らの無事を確認しています。

さすがに寒いんで姿は見られません。でも毎朝ふえる糞が彼らの存在を示してくれています。

そらそうです。人間も寒いんやしファンヒーターもエアコンもないあの子らはもっと寒いんでしょう。

ただただ彼らの無事を祈ります。

「がんばりや。無理やったら今からでもあったかいとこいきや」が本音ですよ。

ツバメのその後より自分のその後をもう少しちゃんと考えます。

さて・・・・・・

大好き京都、北海道の次かも

2013年01月11日

西賀茂から京都産業大学を経て岩倉へ抜ける道があります。
そこでなんと道を横切る小動物に遭いました。リスです。京都在住38年ですがリスは初めてです。イノシシ、シカ、キジ、キツネ、タヌキ、サルには遭いましたがリスくんは初対面です。対向車も後続車もいなかったんで最徐行して挨拶。
「おいおい、こんなとこ渡って車にひかれたらあかんで」

京都って人口140万余をかかえる大都市にもかかわらず自然が多くっていいですね。好きです。他都市のことを多くは知りませんが、大変すてきな街だと思います。

街中を鴨川が流れ東には比叡が聳えます。河原町通りから北を望めば遠くに山々の連なりが見えます。西と南はあまり知りませんが今後の課題として訪ねるべく努めます。

春はいずこへ行っても桜がみごと。夏は祇園祭に五山送り火。秋の紅葉、イチョウの黄は言うまでも無し。雪をかむった金閣は「おかし」の体現です。

上賀茂のからし漬けやしば漬け、すぐき、千枚漬けなど漬けもんのおいしさは逸品です。夏のハモもうまいし、鯖寿司、グジの一夜干しなど海はないけどおいしい魚もありまっせ。

そこらを1時間も歩けば由緒ある神社仏閣あまたあり、佐久間象山遭難の地や在原業平の屋敷跡、紫式部の墓地や義経産湯の伝説が残る井戸などなど歴史の宝庫です。歴史好きには垂涎の地でしょう。

いいところです京都は。北海道の次に好きかな(なんや一番ちゃうんか)。


一番のお気に入りは鴨川です。あちこちそちこち旅先でも走りますが走りの道筋としては(なんやけっきょくそこか)いまだかつてそれ以上には出逢いません。

走りには目に映る景色のよさが必須です。

そういう意味では京都はどこを走ってもすばらしいですね。

自己決定権

2013年01月10日

91歳になられる知人のお母さま。年末から体調をくずされ入院中なんだそうです。ところが彼女、気力充実。
「もっと生きるぞ」という思いが強く「早くよくなりたい」との思いからかたくさん食べるよう努めるそうです。
「まわりへの感謝」も忘れず世話をしてくれる看護師さんなどへの「いつもありがとね」の言葉を欠かさないようです。

体調がすぐれないにもかかわらず、すばらしい心がけです。見習わなければいけません。軟弱な私なんてすぐめげてしまいます。もう少し強くならなければいけません。

80、90まで生きたいとは思いません。太く短くてもかまいませんがもうちょっとだけ図太くなりましょう。とはいっても持って生まれた性分で、56歳の今までそれできたので簡単にはいかないでしょう。心がけるだけでもやってみます。

元気なままの70、80ならいいけど、寝たきりでまわりに迷惑、手間、余計な出費をかけてまでは生きたくはないです。延命治療が必要になったらよけいなことはしないように家族に言っておかなければなりません。

自己決定権です。


いつまで元気で走っていられるでしょうか、ね。

ちなみに今月は未だ0km です。


支離滅裂

2013年01月09日

日明恩さんの『ロード&ゴー』よかったです。
救急車の機関員(運転する人をそう呼ぶようです)生田温志、救急救命士の森栄利子、隊長の筒井圭一を中心に物語は展開します。思わず巻き込まれた救急車ジャックの車内で彼らの活躍、挫折、絶望の姿が浮き彫りにされます。

もちろんフィクションですからちょっと無理な設定もありますが、それを差し引いてもあまりある感動をくれます。

ちなみに「load and go 」とは救急用語です。「救急車の到着現場では命にかかわる損傷の観察・処置以外は行わず一刻も速く病院に搬送せよ」というような意味だそうです。

今春大学に入るMTくん、HSくんは共に消防士志望です。ぜひ読んでもらいたいですね。迷惑かもしれんけどやろうかな。本の贈り物は難しいです。


もう1回人生をやり直すなら消防士や警察官、自衛官など人の役に立つ職業を選ぶかもしれません。まあいずれも厳しい職種だけに軟弱な私には無理だな。


「箱根」や大学ラグビー選手権、アメフトのライスボールなど感動の場面に多く遭遇。ここんところは春高バレーに心動いています。
いいですね、何事につけ懸命にやっている姿は。勝った喜びの顔ももちろんすばらしいですが負けて泣くそれらも十分に美しいです。

もう1回人生をやり直すならラグビーかアメフトをやりたいです。もっとも俺のカトンボのような体では練習初日に骨折、打撲で再起不能かもしれませぬ。

陸上部で「箱根」なんて憧れますね。これはほんのちょっと実現性はあるか、ね。高校時代から校内マラソン大会は速かったしな(その水準かい? いっぱいいるで「ですね」)。大学のときもスキーをやりましたがアルペンじゃなくてノルディックをやればよかったのにと回りから言われます。確かにそうですね。けっこう速かったです、陸上タイムレースは。


まあ、なにを言っても後の祭り。人生やり直せるわけもなし。今与えられている場所で、できることを精一杯やりながら生きていきましょう。

常在戦場、誠心誠意、一所懸命、傍若無人、支離滅裂でいきましょうか。

(あんま訳わからんこと書かん方がええで「承知。受け狙いや」受けるとは思わんけどな「やっぱりそうか」)

節約の美

2013年01月08日

接地面が傷んでしまった長靴。
靴直しの店に持って行きました。
「すみません。こんなんなっちゃったんですが直りますか」
「ん~ん、これはちょっと・・・全部換えなだめですね」
「そうですか」
「全部換えるとなると13,600円かかるんですよ」
「え、そんなするんですか」
「はい」
「う~ん、どうしょ。そんなするんですか。まあこれ、気に入ってるし革もええ色になってきたしなあ」
「そうですね。けっこういい靴やし・・・あのう僕のできるところで現金でお支払いいただけるんやったら10,000円で、前からよう来てくれてはりますし、させてもらいます」
「そうですか。それやったらお願いしますわ」

10,000円は大金です。でもそれでこれの代わりは買えません。

買う時珍しく百貨店をはしごして買いました。(汚い格好で行ったんで店員さんから声がかかりませんでした。思いましたね「やはり彼らは身なりを見るんだ」と)

3週間かかるそうです。お金もともかく時間もかかるんですね。

使うのをやめれば「ごみ」になってしまいます。直して使い続けた方がとりあえず節約です。

車は12年目に入りますし、10年近くはいているパンツもあるし、先の長靴も10年近くなります。大学生のときに買ったセーターもまだいます。上向かって右の差し歯は30年以上使っています。極めつけは私の身体。57年目に入りましたが今んところ無事ですね。


江戸時代には商品の数だけその「直し屋さん」があったと聞きます。
捨てるのが美学みたいにいう人や本があるようですが俺はそうじゃないと思います。いらないものは極力買わない。買ったら買ったで長く使ってやる。その方がずっといいと思いますが、いかがでしょう。


まあ節約は得意やけど節制は苦手です。

自分のことは自分でね

2013年01月07日

「後悔という文字は後で悔やむと書く。やらずにやらなかったことを悔やむことくらい愚かなことはない。それならやることをやった方がずっといい」陳腐なことばですが、沁みました。『そして、警官は奔る』日明恩(たちもりめぐみ)さんに出てくることばです。ちょっと不調なつゆはらくんにしみじみ沁み込みます。

前作『それでも、警官は微笑(わら)う』と同じ登場人物です。これぞ警官、武骨、不器用、悪を追いつめるにけっして妥協のない武本に、茶道家元次男坊、潮崎がからみます。おちゃらけてはいるが、国家公務員Ⅰ種に合格した天才です。
社会問題に警察内部の確執、葛藤に人がからみ、織りなすドラマ。すさまじく心揺さぶられます。

700頁に及ぶ大作ですがあっという間に読み切ってしまえます。ぜひ!!


堂場瞬一さん『七つの証言』を読み進めています。鳴沢了が主人公。すべてに対して禁欲的。刑事として生きるのに無駄なことは一切しない人間です。
彼の他作品の登場人物も重なり出演。なかなかおもしろいです。


本ばかり読んでいないで仕事せにゃね。忙しいですがちょっとしんどくてなかなか捗りません。でもやることはやらないと何方もやってくれません。自分がやるしかありません。

自力本願

2013年01月06日

走る気がおきません。

「京都」に外れて目標がないもんでだめです。
今日も走るつもりだったんですがだらだらと走らずじまい。
今年はまだ0km ですね。
いつもは旅先でも走ります。今回はランパン、ランシューを持っては行きました。でも走らず。なんとも・・・・・・

やはり何事にも目標は不可欠なんでしょう。
フルは走る機会がないかもしれませんが、とりあえずどこか走れる大会、なんでもいいし、ハーフでも探して前向きに走ります。

一度フルを走るとそれより短い距離に対する気持ちが違いますね。どう言うたらええかよおわからんけど、短い方がしんどい。ハーフはしんどい。フルもしんどいんですが違うしんどさがハーフにはあります。でもやはりフルの方がしんどいんかなあ。正直よおわかりません。

まあ、なんでもええか。
「なんでこんなしんどいめをしてんねや、おまえは」といつも考えつつ走っている私はかなりの変人です、ね。


思うに生徒たちにもしっかり目標を持ってもらわなければいけませんね。
漠然と「高校へ行きたい」というのと「私は絶対あそこへ行きたい」と思ってがんばるのとでは成果も違います。明確な志望を胸に励んでもらえるよう私が生徒たちに動機づけをしていきます。


自分の仕事もいっしょですね。政権公約ではありませんが、今少し具体的な数値目標を立ててやっていかないといけないんでしょうね。


遅ればせながら天神さんへ行きました。
「もう6日やし混んでへんやろ」「いや日曜やし、それなりかな」とか思いつつ白梅町交差点を東進。門前交差点はややこしいことになっていました。それでも5分くらいの待ちで無事入庫。いつも思いますがここの駐車場は無料。良心的です。天神さんえらいぞ。

去年の破魔矢などを返してお参り。
生徒全員の合格、身の回りの人みんなの健康、もう少しゼミの生徒がふえること(お、本音やねえ。ええこっちゃ)などを願いました。

さて破魔矢(天神さんでは「天神矢」と言います)と交通安全のお守り、受験生のお守りを買いましょう。

学業成就、合格祈願のそれは、な、な、なんと700円です。
「おいちょっと待てよ。去年は確か500円じゃなかったっけ?」と逡巡。
一つならともかく、受験生全員のそれらとなると・・・・・・
「せこい」と言われれば否定しません。
暫し考えやめました。

「菅原院天満宮へ行ってみよう」そう。ある筋から聞いた話ではそっちの方が本家本元らしいです。

その対価でありがたみが変わる訳でもないでしょう。気持ちの問題やしなんでもええかとかなんとか思いつつそこへ。

河原町丸太町を北へ320m くらいあがった西側です。

500円でした。手元不如意なつゆはらくんは助かりました。それでも、ん万円だし痛いです。まあ毎年恒例やし、実行。


所詮は神頼み、他力本願です。けど縁起もんやしね。それにすがる気持ちは毛頭ないけど一応恒例行事を終えて一息をつきました。


最後は誰にもすがれません。自分で人生を築いていくしかないんです。

そうなんです。

懐かしいです

2013年01月05日

いただいた年賀状をしみじみと読み返しています。
1年に1回しかないやり取りの人、毎日のように会う方、ほんとに久しぶりに賀状をもらった人。実にさまざま、いろんな思いを思い起こさせてくれる年中行事です。虚礼廃止を唱える方もいらっしゃいますが、これはこれでいいんではないんでしょうか。

孫ができて、ばあば、じいじになったの知らせがあります。自分より年若の方からです。
「う~むむ。そんな年になったんか。俺、いやちゃう、俺の友人知己か」

「私もついに京都マラソンを走ることになりました」(あたったんや、ええなあ)という賀状も。

昔、机を並べ彼女の悩みを聞いたKSさんからも私のブログを読んでくださっている報がありました。

なつかしいな。元気なようでよかったです。


「私もなんとかやっとりますわ」とここで伝えます。

年賀状へ返信というのもなんですが、やってみようかな。


有言実行、先手あるのみ

2013年01月04日

今日から新年初授業。諸般の事情で今日は西賀茂のみです。
久々で声がかすれました。諸般の事情で明日は原谷のみです。

今日から仕事始めの会社がほとんどでしょう。休暇をとって9連休の方もいはりますか。

私も昨日まで4日間も休ませてもらいました。5月の連休とお盆を除けばなかなか連続休暇はとれません。ほんまにありがたいことです。

私は休ませてもらって旅行に行きます。地下鉄、JR、レンタカー屋さん、ホテルの人などなど、人が休んでいるときに働いている人がいっぱい。そんな方々がいるから私が楽しめるんだなあと実感。特に今のように世の中全体が24時間365日が当然のようになるとそれを維持するためにほんとうに数多くの方が年末も正月もなく働いていらっしゃるんですね。消費者の側から見るととっても便利でありがたいんですが
「そこまでせんでもええんちゃうん」という気持ちがわくのも事実です。
「大晦日と三が日くらいはゆっくりしようや」と思うのは私だけですか? いやでもあれか、寺社の関係者は稼ぎ(?)どき。いつの世でもやはり人がやすむときに働き、がんばったはる人はいるんですね。


私もこれからしばらくは連続休暇はおろか日曜、祝日も休めない時期に差し掛かります。すべては受験生の合格のため、しんどいですがやりましょう。
というか授業そのものはなんの苦もありません。楽しいです。その他もろもろの机仕事がどうにも苦手です。とはいってもそれも大切な仕事の一つですからやるべきはやります。


読み書きマラソン。今年もやりましょうか。
読み書きはともかく、走りは「京都」が外れたんでどうも気合いが入りません。どこかのフルに申し込みましょうか、どうしましょう。なんてためらっているうちに期限が過ぎてしまいます。早いうちに結論を出さねばね。
そう私の悪い癖です。


今年は後手に回らずやれることをすぐやるようにします。早く決断し、やると決めたら絶対やるぞの意気込みでもって完遂します。趣味ではできているんで、特に仕事においてそれを実行しましょう。

ありがとうございます

2013年01月03日

帰京しました。

4日間楽しませていただきました。
ありがとうございます。

また行けるように明日から日日がんばりましょう。

「箱根」やその他、思うところ書きたいことはまたにします。


ナポリを見て死ね

2013年01月02日

日光東照宮へ行きました。
境内はすごい人。さすが世界遺産(?)です。「見ざる聞かざる言わざる」や「眠り猫」、陽明門など、有名どころを見学。、満足。ありがとうございます。
最初に何か所かの参拝券綴りを1300円で入手。これでほとんどすべてが見られるのかと思いきや「猫」がいるのは奥の院。さらに500円を納めました。世界遺産ともなると何かと物入りです。

その後、華厳の滝へ。近い過去にどか雪が降ったんでしょう。道中路傍は残雪が。道路は乾いていて、滑る心配はありません。降っている当日のいろは坂の運転は避けたいですね。

さて滝。エレベーターで1分、100m下がった地点から滝を見上げます。なかなかの迫力。飛沫が凍りつき始めていました。寒いんで早々に退散しました。

中禅寺湖をちらり眺めて日光の旅館へ。

小さいですが落ち着いた雰囲気。部屋もおしゃれなしつらえ。
庭にはバードテーブルがあり、野鳥が寄れるような優しい心づかい。四十雀は現認。ルリもいたような・・・・・・

料理もおいしく感謝。ぜいたくをさせていただきました。

水がおいしい。甘みを感じます。

湯葉も名物のようです。京都の専売特許ではないんですね。


「日光を見ずして結構というなかれ」は達成。

あとはナポリだな。