還暦までわずか

2013年08月21日

自転車を並べていると1歳くらいの赤ちゃんの手を引いた女性。よく見るとご近所Yさんです。
「Nさんのお子さんもうこんな大きなったんや。早いですね」
「Nにそっくりでしょ」
「ほんまですね。お母さんもNさんも目がぱっちりやけどこの子も同じですね」
「みなっていうんですよ。美しい波って書いて」
「すてきななまえ」みなちゃんが自分で言います。
「みなちゃん」お父さんもお母さんもサーフィンだかなんだかをやっているのは前に聞いていました。
「せんせとこはまだですか」
「まだです、まだです」いてもおかしくない年になりました。あと数年で60歳、還暦です。
自分がこんな年まで生きるとはね。子どものころ60歳といえば「おじいちゃん」という感は否めなかった。その歳が近づいた・・・・・・光陰矢の如し。早いなあこの世に生をうけて57年か。

重松さんの『せんせい』を読んでいます。題名通り「せんせい」が主題です。
「自分」が子どもだったころの先生の年をこえてしまった「自分」がいます。その今の「自分」が子どもだったころの「自分」を思います。

大人じゃなかったんでわからなかったことがわかります、見えます。見たくないことも見えます。ほろ苦くもあり甘酸っぱさも感じられる逸品です。

じんと染みます。

ぜひお読みください。


ここんところ年をとりまわらぬ頭でいろいろ考えています。
考えるだけではだめなんで行動に移すためにも考えています。

吉凶はおいてやることをやらんとあかんなと思っています。


そうそう先日書きました。
「暑さ寒さも彼岸まで」と。大きな間違い勘違いでした。彼岸はまだ先ですね。
失礼しました。