自転車考

2013年09月09日

久しぶりに自転車でした。猛暑に甘え車ばっかり乗っていました。節約、省エネを心がけているつもりですが自分に甘いです。涼しくなったので、できるだけ自転車でとも思います。寒くなるとまた甘えてしまうかもしれませんが。

車だと気づかないことにも出合えます。今日はとってもすんだ鳥の声を耳にしました、2種類。悲しいかな知識がないのでその鳥の名を限定できません。あまり聞いたことのない声でした。秋の訪れを感じた鳥たちの声でしょうか。残念ながら文字でその声を再現することもかないません。余裕があれば鳥についても知っていることを広め深めたいとも考えます。


父の死後、寂しさを紛らわすためか母がバードウォッチングを始めたことをふと思い出しました。よいお仲間を得て楽しそうにしていたのが印象的でした。近所の人に猫をもらってかわいがってもいました。もっとも猫は私も好きでとってもかわいがりました。名前は「リョウ」。坂本竜馬からとりました。
可愛がり過ぎてやつのためにわざわざ魚を買ったり牛乳をいっぱいやったり・・・・・・贅沢させ過ぎてぶくぶくぷくぷく太り過ぎて短命でした。可愛がりすぎるのよくないんでしょう。

そう言えば癌で闘病に入る1年くらい前から父親が日本舞踊や生け花を習い出したなあ。「定年後の楽しみを見つけるため」とか言ってたけど母親がそのお師匠さんが女性なんで嫉妬心を抱いていたようですね。両親に男と女を初めて感じました。あはは。


自転車通勤が思わぬ話に転じました。もどしましょう(どうでもええけど)。

帰り道は涼しくて快適。颯爽(?)と愛車を進めます。
最後はかなり急な上り。そこはそれ必死でこぎます。変速機もない純粋なパパチャリです。それでも若い人にも負けない勢いでがしがし上ります。今日も坂にかかる前、大学生らしきを抜いておきました。坂にかかってから前にいるとじゃまっけですからね。(あんたらしいな「はい」)

ちょっとかっこいい自転車がほしいですね。昔はマウンテンバイクであちこち走り回っていました。そのころは自分の脚で「走る」趣味はありませんでした。
特価で6万円くらいで買ったやつです。定価は12万円くらいでしたから買い得でした。
そこまで高価ではなくてもいいんでがんばって買えたらいいな。

たかが自転車と思うなかれ。30~40万は当然のようですよ、その世界の人にとっては。知り合いで30万円のそれに乗っていた人がいます。アウトドアショップで200万円のマウンテンバイクに出合ったこともあります。200万ですよ。安い方でも60万円だったかなあ。そんないいやつは無理でもちょっとええやつほしいな。


あんまり物欲はありません。不要なものは買いません。壊れるまで使うのが信条です。ですから今のパパチャリが壊れなければ次はありません。が、しかし、たまにはそれを覆してもいいかな。どうやろ? まあ人さまにとってはどうでもいいことです。(そうやね)


大学生の講師がバイト代をためて10万円くらいの自転車を買ったそうです。羨ましいですね。
「でもな。うちの人が働いてあなたは何不自由なく衣食住を与えられているからこそバイト代を自分の自転車につぎ込めるんやで」と年老いてちょっと世間の厳しさを知ったつゆはらくんがつぶやきました。

では。