小日本鬼子

2014年11月27日

京都駅近くで朝から勉強会。

いつもは公共交通機関で行きます。今日は2時から中学生がテスト対策でやってくるので一度帰ってからでは間に合いません。よってやむなく車。
あの辺はコインパーキングが高いんです。「最大1,500円」「1,600円」が相場。しかも「満」の赤字が踊っています。
「困ったな」とうろうろするとなんと「1,000円」を発見。幸運です。少し遠いですがなにほどのことやある。置いて歩きました。(800円ですみました)

さて勉強会。中3生の面談に必要なすばらしい資料をいただきました。
お世話役の先生方はどうやら徹夜をしたんではないかと思えます。ほんとうに頭が下がります。足を向けて寝られません。早く行ってお手伝いすることすらすっかり忘れていた能天気な私です。

S水先生には「誕生日おめでとう」とお声かけいただきました。ところがよそ事を考えていた私はきちんとお礼を言わなかったような気がします。なんとも迂闊な人間です。すみませんS水先生。

K村先生は4月に加賀温泉でフルに挑戦されるそうです。お借りした本をまだ読んでいません。ごめんなさい。

K牧先生にもこの間の「大阪淀川」のことで声をかけてもらいました。貧血で不調だった旨を告げると「無理は禁物」と温かい言葉をいただきました。彼も昔は走っていたんですが最近は不整脈で走っていません。

さてT原先生はこの間の日曜日、「神戸」を走られました。お会いして様子をうかがうと自己記録を1時間あまり縮められたそうです。すばらしいじゃありませんか。なかなかできることではありません。ゴール前で有森さんにハイタッチをしてもらったことをうれしそうに話されていました。

彼も「京都」が当たっているので2人で健闘を誓い合って別れました。


私もみなさんのように周りの人への気配りを忘れないようにせねばね。


『大地の子』全4巻、終えました。重かったです。最後がちょっとあっけなさすぎた感はあります。話の展開はさておきます。
「よくもまあ、ここまで書けたな。どうやって中国共産党政権下で取材したんだろ。できる訳がないだろうに」というのが一番の感想です。

すさまじいです。凄絶です。吐き気を覚えるくらいのそれです。
日本人孤児であるがゆえに反革命分子(この言葉自体すごい)の汚名を着せられ、労働改造所へ送られ、その後、己の預かり知らぬところで操られる有為無常の人生を送る陸一心(ルーイーシン)が綴られます。

「シアオリーペンクイツ(小日本鬼子)」と日本人を呼んだようです。

日本人としてはかなり侮辱的な表現です。いまだにそんな教育がなされていると私は思いますが違うのかな。

報道を見る限りずっとそうじゃないかと私は思っています。

この本を読むとそれが実感されます。


これで84冊目です。(お、話題変えたな「わかりますか。私の浅知恵では限界です」さもあろう)100まで遠いですね。

ま、数はともかく、続いて森浩美さんで泣きましょう。