本離れ?

2015年01月27日

書籍の売り上げや雑誌の売り上げが落ちているそうですね。書籍は、ピークだった1996年と比べて、約31%の減少。雑誌も同様、ピークの97年と比べて45.5%減少しているそうです。

書店数も13,943で1999年と比べると、37.5%減っているそうです。(確かに町の本屋さんは減っている気がします)

本離れで出版業界は瀕死なんでしょうか。

書籍業界の流通事情を考えるとさっきの数字をそのまま受け入れる訳にはいかないようです。

「取次」という存在がありますよね。大手取次の「トーハン」などを通した数字が先ほどの統計です。 取次を経ない販売金額は反映されていません。つまり「アマゾン」などのネットを使った「直販」の数字は含まれていません。

今、書店へ足を運ばずに本を買っていらっしゃる方は多いですよね。ですから冒頭の販売減、書店数減がそのままに「本文化の衰退」と言わなくてもいいんでしょう。

本好きの私としては書籍関係が衰えるのは悲しいです。繁栄してほしいですとまでは言いませんがせめて自由に好きな本が買える環境だけは調えていただきたく思っておりまするです。
とか言いながらブックオフ愛好の私が本を買っても出版業界には貢献しません。作家さんにも印税は入りません。後ろめたい気持ちは、私とてありますが背に腹はかえられません。
「安いほうがうれしい」です。(本音)

本の値段は上がりましたよね。まあ世間一般値上がりしているからやむを得ませんが、高校の頃買った文庫本には「40円」というのがありました。今は500円前後なら安いほう、ちょっと分厚いのになると700~800円くらいしますもんね。

100冊すべて新刊で買うと7~8万円。それは正直つらいです。

ときどきは新刊を買って著者に敬意と実質を表しつつ読書を楽しませてもらいます。


今日はT原先生に電話。「京都」に出られるので様子うかがい。お元気そうでした。
互いの健闘を誓いました。


すこ~しだけインフルエンザの流行を感じます。明日から寒いようですんでみなさまご自愛を。
私は手洗い、うがい、気合に、もひとつ歯磨きを加えて(はあ?)風邪知らず、流行感冒どこ吹く風です。元気です。