最後にまいった

2015年06月09日

授業を終えて用事でP塾のK先生んとこへ。
「さあ、帰ってビールだ」車に乗り込もうと前を見ると道の真ん中に人らしきがうずくまっています。
「あかん。ひかれる」と思いつつ走ってくるタクシーを制止しつつ走ります。
「だいじょうぶですか? 歩ける? 救急車呼びますか?」
「だいじょうぶや。だいじょうぶ」
「家どこ? 近いの? 家に誰かいる?」
「いやへん。そこや。間食をやな」と何か言いますが、今一つ要領を得ません。
「また遭遇か徘徊老人」と思っていると通りかかった男性が声をかけてくれます。
「どうしました」
「いや、かくかくしかじか」と事情を説明。
「徘徊老人ですかね。警察呼びましょうか」と声を少しおとしておっしゃいます。
「そうですね」
その後おまわりさん到着まで数分。おじいさんの面倒をみました。

どうやら常習のようです。おまわりさんおっしゃいます。
「前もあったやろ。こうやって連絡してくれはる人がいるからええけど、誰も言うてくれへんかったらどうすんの。またローソン行くんか」ここでさっきの「間食」の謎が解けました。なんかおやつを買いに行くところだったようです。

その後あまわりさんにお任せして帰りました。一日の最後に疲れました。おまわりさんは職務とはいえたいへんだ。
おじさん(私です)もどっと疲労が押し寄せました。


先週のおばあさんと言い今日のおじいさんと言い、自分も歳をとったからかそっち方面となんらかのご縁がでてきたんでしょうかね。

他人に迷惑をかけることなく歳を重ねねばなりませぬ。