阿らない

2016年09月01日

小5Kくん言います。
「最近つゆちゃん冷たいしな」
「お、よくわかったね。わざとそうしててん。『冷たい』んちゃうで『厳しく』してんねん。あんまり優しくしていると調子乗るやろ、きみら」

「おお、M、よく読めてるな、難しい文章なのに。たいしたもんや」
「え、つゆちゃんがほめてる」とさきほどのKくん。
「そりゃあ、ほめられる子はほめるよ。ほめる方が俺も楽やし、うれしいもんな。ちゃんとやったらそれなりほめますよ」
「そうやなあ」

「叱って伸ばす」とか「ほめて伸ばす」とか、いろいろ言われます。生徒によって違うのは事実でしょうが、ほめられるときはほめ、叱らなければいけなときは叱ればいいんじゃないんでしょうかね。

ただ阿ることだけはしません。


9月ですね。そろそろ涼しくなってくれるかな。受験生は熱くなる、なってほしい季節です。

「基礎力アップ講座」を今週土曜日から始めます。申し込み制にしました。少ないながらも費用をいただくのは心苦し。やむなし。ボランティアではありません。それなりの対価はいただかなければゼミの運営が成り立ちません。私が富豪なら大盤振る舞いもできるんですが、悲しいかなそうじゃありません。
いや、富豪であってもそれなりの対価をいただくのは当然ですね。

受けない子もいます。「できれば全員に受けてほしかった」というのが本音です。値打ちあるしな・・・・・・
申し込まなかった子らの対応を考えます。

授業料をいただいて生活しています。ありがたいことです。もらえないと私が干上がります。
「干上がってもいいから教えます」というところまでは悲しいかな達していません。
「最低限生きていくだけのものは獲得しなければいけない」と
「とりあえず、なんでもいいからわからへんかったらおいで。俺にできることやったらなんでもするで」という気持ちの交錯が日常繰り返されています。

後者の気持ちが強いです。せいぜい利用してくださいね、私を、ゼミを。

うけてほしかったなあ・・・・・・正直。