重松清さん

2017年03月02日

朝イズミヤへ。(殊更言わなくてもいつもやん「いや今日はちょっと違う用です」さよか)
すぐ帰らねばならぬのにふらふらと足が書籍売り場へ向かいます。
誉田さんや濱さん、今野さんの新刊が並んでいます。
「おお!」と思いましたが、ちょっと今の心境に合わないので見送り。読んでいる本のあとがないので小川糸さんの『犬とペンギンと私』という旅随筆を購入しました。

今、重松さんの『季節風 夏』を読んでいます。再読です(しおり代わりに挟んであった「なか卯」の半券を見ると「2013/03/13」とあります。思ったより前です。「かつ丼 大」です。今ならちょっと食べられないかな)。『春』『冬』『秋』とすませ『夏』を進めています。

心にしみます。切なくて、ほろ苦くて、やるせないし、あたたかいし・・・・・・泣けます、ほっこりもできます。あの厳つい風貌のどこからこんなに繊細な話をつむげるのでしょう。
長編にも『流星ワゴン』などいいものいっぱいありますが、短編に絶妙を感じます。

たぶん同世代でしょう。彼自身が瀬戸内から東京へ出て、故郷の両親と離れた人生を選んだ後悔や苦悩を感じさせる作品が多いです。
私も同様の人生を送りました。幸い弟が跡をとってくれていましたが長男としては不本意な、いや親不孝を地でいく人生でした。自分が40、50になってやっとわかるようになりました。悔やんでもいます。遅いですね。如何ともできません。

もし両親が今生きていたら、少しは俺は孝行息子になっていたんでしょうか。わかりません。それならそれで不孝のままだったかもしれませんね。
これをお読みくださっている方で親御さんがご健在の方は大切にしてあげてください。
亡くなってしまったら、しようにもかないません。

これをお読みくださっている方はいかほどいらっしゃるんでしょうか、ね。

半年くらいなかった「アクセスレポート」が先月届きました。
「あれ? またきたぞ」なくなってしまったんだと思っていたんで少々の驚き。何かの手違いがあったのか、私の不手際でしょうか?

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2月度のそれによると1500近いアクセスがあるみたいです。それなり読んでくださっている方がいらっしゃるんですね。
ありがとうございます。愚にもつかぬ話をお読みくださって。一日平均50 ですか・・・・・・
もう少しまじめに読み応えのあるものを、、、書けません。
このままで続けます。愛想をつかさずお読みください。