一粒の種

2017年05月09日

中1数学。正負の数は乗除の確認小テスト。みんな合格。よかったよかった。ただミスもあるので春テストへ向け完璧を目指しましょう。
中2補習、社会。再テストの回答欄に「三定」とあります。
「これ、あなた、自分の字が雑で『三』と『定』に見えたんでしょう」
「え、違うんですか」
「『 氵』と『定』がくっついて『淀』。『よどがわ』だよ」
「え、そうなんですか」
「長くやってるけどけっこう傑作にはいるね」。みなさん、字はていねいに書きましょう。

習字を習ったことがあってよかったなと思うことはあります。落ち着きのなかった私になんとかおとなしくさせようと習わせた(であろう)母親に感謝します。今でも余裕があれば筆を持ちたいと思います。
生徒らにも言います。
「上手い下手じゃなくて一画一画ていねいに書きましょう。人に読んでもらうんだから心をこめなきゃ。自分の名前くらいもう少しきちんと書かなきゃ名前がかわいそうだよな」。自分にもそっくりそのままその言葉をおくります。心がけます。


2年目をむかえたもみじ(左)と3年目のそれです。鉢の大きさも影響しているかもしれませんが、けっこうな違いです。

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一粒の種からこんなに大きく育っています。
ヒトだって同じです。我が娘らもびえんびえんただ泣くだけだった赤ん坊なのに育ち、親になりました。(一人はまだだけど)

初めて塾をやったころの生徒はもう45歳くらい、いや50歳近くになっている計算になるか・・・・・・

娘らと酒を飲み、教え子らとともそれができました。長く生きさせてもらってよかったです。

ありがとう。心底、正直思います。