頑固じじい

2017年11月25日

「100にいっとこ」と出発。せっかくなので色づいた葉葉を巡りましょう。
まずはなんと言っても植物園。

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人がいっぱいです。3歳くらいの子が何かを拾って投げました、まつぼっくりかなと思っていたら私に当たりました。
「ん? 痛!」。いやたいして痛くはありませんがその子に注意。
「あなた今、石投げたでしょ。人に当たったら危ないから石を投げたらだめだぞ」。そんなに痛くはありませんでしたが敢えて頑固じじいを演じました。
「すみません」と父さんがつぶやきました。

続いて「しょうざん」へ。何年も行っていませんが秋はきれいです。今日もさすが、きれいでした。

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前は中を通って鷹峯に抜けられたんですがなせず。しょうがないので元来た道へ。走るにおいて同じ道を引き返すというのはしたくないことなんです。

やむなくたらたら行くと前から自転車に乗ったN慎君が近づきます。
手を振ります。
「おお、塾長」
「元気か。ひさしぶり」
「むっちゃばててますやん」
「ん、もう10km 走ったしな」
「え、10km ですか。走り過ぎですやん」
「ん、まあな。部活帰りか。バスケやな」
「はい」
「がんばってや」。
思わぬ出会いでうれしかったな。

そのまま北大路をもどるか今出川まで下がるか迷いました。下がりました。
「平野神社のサクラの紅葉を見よう」。
まったく葉は残っていませんでした。

今出川を東へ。
「千本は上りがきついし堀川を上がろ」と。ひたひたたったかてくてくざしざしよたよた。

イチョウが美し。

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和服を着た若いお二人が写真を撮ろうとしていました。
「撮りましょうか」
「あ、すみません。お願いします」

いい写真が撮れていればいいのですが。彼らの思い出に残るようなそれがね。


疲労感を思い、遠回りをせずまっすぐ帰ることにしました。

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そこらの公園の赤と深泥池です。

ことさら嵐山だ清水だなんだかんだ鼻かんだとは言わなくとも京都はどこでも美しいですよね。
もちろん、それなり名所と言われるところはそれなりの美しさはあります。
嵐山はもちろん、清水の夜間点灯もよし。

私の一押しはどこでしょう。岩倉実相院かなあ。詩仙堂、曼殊院(まんしゅういん)もはずせません。
あ、東福寺はすごいです。通天橋は特に絶景です。ただ、あまりにもの人の多さに絶句します。

仕事がらみで平日に行けました。30年くらい前でしょうか。座禅も組ませてもらいました。警策(きょうさく、けいさく)で肩を打ってもらいました。

精進料理もよばれたな、特別にビールなどの酒類もいただきました。寒くてあまり飲む気になれなかったことが思い起こされます。
場をかえてグランビアへ行きましたが今ひとつ盛り上がらなかったかなあ・・・・・・覚えていません。

20km 走りました。107かな。少し借りは返しました、明日の日曜、来週の時間がある水曜でもう少し借りを返さないと年間1200km はきついかもしれません。
今月100を超えても12月も100を超えないと1200km に達しません。
達成できるようにやれるだけはやらせてもらいます。


そうそう。去年の還暦同窓会で会ったKくんはどうしたんでしょう。
「ぜったいおれいくぞ京都の秋を見に。やっぱりいいのか京都の秋は」
「まあ、どこを見てもいいよ、きれいだよ」と返しました。
「おまえちょうしこいてんなよ」と俺に言ったK谷くん京都に来たのかな? 京都よさを感じられたらうれしいです。

釧路は釧路なりのよさ、美しさはあります。どのちにもそれはありましょう。

住めば都、いや住まえないところにもよさはいっぱいありましょう。

許されるならあちこちいろいろ住んでみたいですね。