ヤッさん

2018年10月26日

原宏一さんの『ヤッさん Ⅲ 築地の門出』を読み終えました。よかったです。人情噺です
宿無しヤッさんが築地を舞台に活躍します。気風(きっぷ)のいい江戸っ子(かなあ?)を見せてくれます。心意気やよし。「ほろり」もあります。
築地から豊洲への移転話も時季がぴったりです。

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『異邦人』(「いりびと」と読むようです)。原田マハさんを求めました。初対面です。なにゆえにと問われればビブレ大垣書店さんで「京都本屋大賞」というポップを目撃したからです。
塩田武士さんの『雪の香り』と浅田次郎さんの『ブラック or ホワイト』だかで争われるよう? です。塩田さんのは読みました。よかったですね。で、どっちかを読もうと思いました。原田マハさんは名前は知っていましたが読んだことはなし。浅田さんは過去に何冊も。悩みましたがたまには冒険も必要。
「おもしろくなかったらどうしよう」と思いつつです。
自分の目を、勘を信じます。ちょっと読み進めましたがたぶん「あたり」だと思います。よかったぞ。


今日は勉強会で8時過ぎに出発。地下鉄駅階段で暖気を感じました。
ちょっと早くないですかね。もったいない気がします。地下鉄車内では上着を脱ぎました。

電車を降りて会場へ。4階なので階段。着いたらあつくて上着を脱ぎました。

開始前A先生を目にしました。
「先生、今日本を持ってきました。よかったら読んでください。おもしろくなかったら読まずに返してくださいね」
「いやいや。ちょうど僕も持ってきてます」。前にお貸しした本を返してくれるんでしょうと思っていたらお礼と言って図書カードらしきを。
ありがとうございます。今回はいただいておきます。次回からはなしで。でなければ貸すのをやめます。

やり取りを目にしたT崎先生おっしゃいます。
「へええ、Aちゃん本読むねんや」。T崎先生だって読むでしょ。なんかいろいろ世間を知っていらっしゃる感じがします。私なんて足元にも及ばぬ感じです。

現実逃避ですが読書は楽しいです。


そうそうけんちゃんを「不快」とやったのをけんちゃんが読まれたみたいです。
「不快」ではなく「深い」ですよ。

回りにみんな個性的な人がいっぱいです。
おもしろいです。

そんな人がたから学んで生きていきます。