つくる喜び、育つにかかわるうれしさ

2018年12月25日

「もうすぐお正月だねえ。おばあちゃんとこ行くの?(「おじいちゃんとこ」って言いませんよねえ。じいさんとしてはさびしいかな)
「行くう」とか口々に。
「どこなん? 京都か」
「うん」
「お父さんのおばあちゃんも、お母さんのおばあちゃんも、どっちもか? KとHんとこはどっちもやな。原谷と西賀茂やし(西賀茂のお母さんは元生徒でした)」
「ぼくも両方とも。ひとつは原谷」
「おお、近いな。もうひとつはどこ? 区とかわかる」
「???」
「近くになんかあるか?」
「セブンイレブン」。みんなずっこけたのち爆笑。先月から来てくれたDくん、なかなかおもろいです。
ちなみにセブンイレブンの隣がおばあちゃんの家のようです。

「Yは? 京都か」
「いや、うちは山口と名古屋です」と冷静に標準語(「なんで山口と名古屋で標準語やねん」と心で突っ込みました)で回答。
「ほう、そうか。山口には『獺祭』という銘酒、おいしいお酒があんねん。名古屋は手羽先とかきしめんとか外郎、ひつまぶし、小倉トーストとかいっぱいおいしいもんあるなあ」
「そうなんですか」とあくまで涼やかに。別の意味でおもしろい子です。
ゼミの小学生、タレントぞろいです。


都麦出版さんから『読解はかせ 基礎編』をいただきました。制作にあたり少しだけお手伝いをさせていただきました。

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自分がかかわったものが形になるのはうれしいものです。ものをつくりだすのはしんどいですが喜びは大きいです。

生徒らを教えても形には表れませんが、かかわった彼らが自分の人生をりっぱに、そうでなくても、曲がりなりにも、送っていてくれればそれはそれでうれしさを感じます。

本を作るのも楽しいですし、子どもらを育てる、いや、おこがましいか。その成長に少しでもかかわれること自体、大いなるやりがいですね。責任もあるか。いや、そこまで背負う必要はありませんか。こっちは常にそのつもりでやってきました。まあ、そこらへんの均衡は妙なるものがありますか。

現実的にはいろいろしんどいことが多いです。ええかっこせんと本音をさらけ出せれば楽になるのかな? まあ、そこはそれ大人の事情その他もいろいろありますよね。

正直言いますと疲れてきました。とは言ってもやりますよ。やらせてもらいます、できる限りね。

明日からは中3の冬期講習のみ、29日土曜日までやります。
私もしんどいけれど生徒らも、なあ・・・・・・・

おやすみなさい。