ホヤ

2019年01月18日

「友がみな、えらく見える」と花を買ったのは石川啄木でした。
「なんか、気を晴らしたい」と葉を買ったのはつゆじいでした。

「ホヤ」という葉っぱです。我が家にも10年ほど前に買ったものがあります。長生きしてくれていますが、この新しい仲間ほど育ってはいません。

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このホヤはみごとな葉ぶりです。家のもともども大事にしてやります。

ホヤといえば東北でよく食べられる海の「ホヤ」があります。自称バカ旅作家の椎名誠さんがその自著でそれを絶賛していました。10年くらい前に東北を旅行したとき、青森かどこかの居酒屋で「ホヤ」を目にしました。
「これは食べぬわけにはいくまい」と店員さんに質問。
「食べ方が3種類あるみたいですがどれが一番食べやすいですか」
「これですかね」(詳細は忘れました)。
「お待たせしました」と置かれた鉢の大きさにびっくり。ちっちゃな鉢にちょろっとだけだと思っていましたがどんぶり鉢にたっぷり。
「こ、こ、これは・・・・・・」。珍味でした。まずくはありませんでしたが曲者でした。量が多過ぎました。がんばりましたが、全部は食べきれなかったような・・・・・・気がします。
残念ながら絶賛はできません。
初めて食べられる方は多人数で挑むか、少量かを確かめたうえでどうぞ。
珍味といえば「タコまんま」も同様、お気をつけください。なかなかの代物です。

食べ物の好みは十人十色、みんなそれぞれです。

食べ物に限らず、他人の評価にとらわれることなく挑戦してみる気概をもち続けましょう。