イモ洗い

2020年05月27日

「イモ洗って」という密命(はいはい)が下りました。最初はゴム手をしていましたが埒があかないので素手に。きったない軍手をしてイモをごしごし。冷たい水です。手がジンジン。なかなか厳しいですが慣れました。
「速くやるにはうんぬんかんぬん・・・・・・」とM原さんから指導が入ります。
「速く」がカギですね。M川さんにも言われました。
「ていねいで速いんならいいけどていねいで遅いのはいらない」。そうなんですね。まあ几帳面できちっとやる私としては(はあ? だれがどうやて)思います。
「ていねいにやってみんなの半分くらいの遅さなら問題やけど、ちょっとの違いやったらええんちゃうん」とね。まあ、能率重視は理解します。好きではないけどね。

能率といえば、自動イモ洗い機はあるのですが何らかの事情でそれを通せない形の悪いそれらを洗います。きりがないくらいたくさんが水槽(濁って見えない)に沈んでいます。「イモ洗い」って夏の海水浴場で人がごった返すさまをたとえる表現じゃなかったですかね。それはちょっと大げさですが気持ちとしてはそんな感じでしたね。

「つゆはらさん、『箱』応援入って」の指示で中断。「箱」も息つく暇なくてんてこ舞いでたいへん。目が回りました。(ほんとに)目途が立ちました。

「『箱』間に合いそうなんでイモ洗いましょうか」ということで復帰。1時間余りで完了。「箱」へ。ふだんは600くらいが800くらい出したでしょうか。ざっと8t、加工用を含めるとどのくらいになるのか、わかりません。すごい量です。

ニンジンを思い出します。比べるとまだまだです。1日50tくらいは掘っていましたでしょうか。今年は諸般の事情でニンジンはなしです。去年の農作業新人、すべてが初めてのつゆはらくんを思い出します。間もなく渡道1年を迎えます。わずか1年ですが実にいろいろ体験させてもらったものです。

今年の農業期、夏秋はどんなふうになるのでしょうかね。楽しみです。