小豆の花

2020年08月01日

「つゆはらさん、こっちきて、ひのあたらないところ」
「ああ、ありがとう。前に京都に住んでたの。京都は暑くて35℃を越えることもよくあるんだよ。ブエノスアイレスも暑いでしょ。インターネットで調べたけど日本より暑いくらいでしょ」
「暑いけれど外でこんなに働かない」
「そりゃそうだね」と会話が弾みました。片言の日本語と英語、スペイン語を交えてのそれです。なかなか日本語習得に熱心です。
「英語で『verb』に、、、えっとそれはなんですか」
「え、あ、『動詞』。『歩く』『座る』『飲む』などね。『名詞』はものの名前、えっと『noun』。例えば『車』『水』とか、いっぱい」
「セミが『動詞』、なんですか」
「え、『鳴く』だね」とかなんとか主にファンと。
アントネラも言います。
「この前もらったお菓子とってもおいしかった」
「おお、よかった。私はそれを聞いてうれしいぞ」
「ビールはまだ。休みの前の日に飲むね。月曜休み。楽しみ」とファン。暑い中しばし日爾交流。
なかなかうまく表現できないもどかしさはあるもののそれなりおもしろいです。
じいさんにつき合ってくれてありがとう。

小豆畑の草引きでした。

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花を見つけました。白みがかった黄ですね。いかにもマメ科の花です。スイトピーなどともいっしょ。我が家のつるなしインゲンとも似ています。大豆は藤色でしたね。
去年もニンジンをやっている畑の横で写真を撮りました。そのときは小豆とは知らなかったかもしれません。少しだけ経験を重ね、教えてもらいながら多少は畑知識はふえたでしょうか。役に立つかどうかはおいて自身としてはおもしろがっています。

人生知らなくてもいいこともあるかもしれませんが知っておけばどこかで活かせるかもしれません。還暦を過ぎてなおも初めて知ることがあるというのもありがたきことです。
「人生100年時代」らしいですから63歳はまだまだ中年にさしかかったところでしょうか。
いつまで生けるかわかりませんが死ぬまで元気で生きたいですね。