老いてこそなお

2020年03月29日

出勤時、気球が浮いていました。ときどき見かけます。観光気球が上がっているようです。休憩時間にO野さんにそんな話をします。
「十勝川温泉のホテル大平原の社長がうんぬんかんぬん」。気球に湯船を載せて空中で風呂に入ってテレビが取材に来たそうです。ちなみに3代目社長だそうです。ほんとになんでもよく知っています。

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空から十勝の大平原を見下ろしたら格別いい気分になるのでしょうね。いくら眺めがよくても私には無理です。いつのころからか高所がだめになりました。若いころは問題なしでした。エキスポランドだったかで大観覧車に乗ったこともあったような、気もします。高いところでの滞空時間が長い観覧車は恐怖大ですね。絶対に乗れません。

できたこともできなくなります。自慢に聞こえたらそうとってもらってけっこうですが昔は身軽で運動神経もまずまずでした。なんでも人並み以上にはこなしていました。それが今では・・・・・・

若い人にはわからないでしょう。若い私も理解していませんでした。高所も閉所もまったく問題ありませんでした。それが今のありさまです。まあ、それも致し方なしかな。老いればできなくなることもふえます。向き合いつつ少しは抗いつつ生きていきましょう。
そういうことを経験してきて今を生きる、自分より年長の人にはそれなりの敬意をもって接します。若い世代にはそれがわからずなんだかえらそうに生きているやつらもいます。いや、かくいう私自身も若いころはそんな生意気な人間だったのでしょう。間違いありません。それ相応の年や環境にならないと自分というものが見えないのでしょう。
生きてきた今までを反省します。残りの人生をよりよく生きられるよう謙虚に歩みます。