七重八重

2008年07月15日

走り終えて、近くに水場がないかなと思って、見渡します。どこにあるかは知っているんですが、あまりの暑さにより近くにもっと近くにと思って探していると、植物園横の並木に水をやるスプリンクラーがありました。手ですくって体にかけて、口をすすぎました。甘露、甘露。一息つけました。

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なんか地面から出るおしっこみたい。でも、考えるとちょっと過保護と思いませんか。いくら雨が少ないといっても大地から生えているわけだし、こうやって水をやらなくても十分生きていけると思うのですが・・・あの有名な枝垂れだから手厚さが必要なんでしょうかね。たかが水とはいえ大切な資源のひとつ、税金を使っていることでもあるので、無駄になっているようなら一考をお願いしたいですね。
さて今日もとっても暑い中、チャリンコ出勤。鴨川沿いをえっちらおっちら。汗をかきたくないのでできるだけゆっくりいきますが、効果はありませんね。何をしていても汗だくです。そんな中でとらえたほっこり涼やかな写真です。

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上は緋鯉ですね。体長80㎝はあったでしょうか。でかいのがゆるやかな流れにゆうゆうと気持ちよさそうに身をまかせていました。近くに真鯉も数匹寄り添っていました。かれらはどこから来たんでしょうかね。毎年、川の数か所で夏祭りようの催しが開かれ、金魚、鯉のつかみ取りみたいなことをやってます。それを生き延びたたくましいやつらなんでしょうかね。ならいっそのこともっとずっと生きていてほしいですね。目先の欲に目がくらんで釣針のついたエサに手を(ちゃうか、口を)出すなよ。(目先のエサに欲ね。自分のこというてんのちゃうんか「あはは」)
下はカモの子どもでしょうか。何か気配を感じ、目を向けると水面ですいすい。あわててカメラを取り出すと向こうも俺の気配を察知したのか、あっという間に水にもぐり、茂みの中に姿を消しました。その速さといったら、陳腐ですが「目にもとまらぬ」というのがぴったりの形容でしたね。再び姿を現してくれるのを待つこと、数分。体中を汗がしたたりおちています。「最悪」とつぶやいていました。そうやって汗だくでとらえたのがこの写真です。(まあしかしあんたが勝手にやってんねやし、カモの子に罪はないわな「ですね」)
なんか今さっき、突然EM(イーモバイル“これ便利ですよ。どこにいてもネットが使えます。旅先でもブログが書けるので、重宝しています。月額は5000円くらいですか”)が切断されたり、今一瞬画面が真っ暗になったり不安な感じがしています。いかに駄文といえども、書いたものが消えてしまうのは大変ショックです。まめに保存しつつ書きすすめないといけません。ホントは写真も横に2枚貼るつもりが、なぜか上下に。早く慣れないといけません。
しかし、それにしても毎夜毎夜、愚にもつかぬことを綴ってます。徒然なるままに日々を書いたのは兼好さん。かの名作に遠く及ばないよしなしごとをつづるのはつゆちゃん。程度、レベルの差は歴然、違いますが、彼、兼好法師(あんた友達か?)ってなんか『へんこ』やと思いませんか。私は思います。そこまで穿った見方、感じ方せんでもええやんと思うことが多いですね。反面、同感できることが多い俺もある意味『へんこ』ですがね。
川沿いに山吹(たぶん)の黄色い花が咲き始めていました。山吹といえば太田道灌が領地を回っていたときに領民の女性が詠んだ「七重八重花は咲けども山吹の実のひとつだになきぞ悲しき」の歌が思い出されます。
さて、やすみます。おやすみなさい。(ひねりもおちもない文章だね「あ、はい。すみません」)