北の国から

2009年01月31日

倉本聰さんの『北の人名録』を読んでいます。北海道は富良野に移り住んだ直後の氏が書いた随筆です(たぶん)。北の地へ移った彼と土地の人たちとの交流が描かれています。思わずふきだしてしまう場面も随所にあらわれます。
おもしろい。いきいき伝わります、かの地の生活が。さすがに脚本家、展開が、う~ん、なんていう表現が当たるんだろう…… うまいそれが見つからない。とにかくおもっしゃい(北海道弁です)です、なまら(同)。向田さんと比べると軍配は間違いなく? にあがりますが、なかなかの傑作です。ぜひお読みください。
なんと言っても彼は『北の国から』ですよね。私自身はドラマは見ないので、あまり知りませんが、一時は一世を風靡しました(らしい)です。富良野を一躍有名にしたそれです。
彼に限らず文筆で生計をたてている人にあこがれます。欲をかくつもりはさらさらありませんが、食えるなら、つつましくとも生きられるなら、北の地に引っ越して余生(って、あなた、もう人生捨てたんか? まだまだ働き盛りやんか「おっ、きみ、ひさびさの登場やん。元気やったか」ありがと。あんたが登場させてくれへんかっただけやけどな)を送りたいですね。
さてやすませていただきます。酔いました。