走る哲学者、アベべ

2009年09月02日

3日ぶりに走りました。しんどかったので6㎞で(正確な距離は帰ってからわかります。ネット上の『距離計測』で測ります。便利です。およその距離は走っているときでもわかります。自分の体調や時間、コースで。誤差は1㌔以内かな)やめました。走りながらいろいろ思います。
「しんどいな。何のために走ってんのやろ。ただのあほやな、この暑い日に」
「そう言うたら、あれまだ終わってへんな、早せなあかんな」
「なんか最近中2たるんでんな。なんとかせなあかんな」
「散髪そろそろ行かなあかんな。おっちゃんとこ休みいつやったっけ。年とったはるし休み多いしな」
「体重減ってるしもっとしっかり食べて馬力つけてすることせえよ、あんた」などなど・・・・・・ま、でもどちらにしてもたいしたことは考えてませんね。
苦しげな表情すら見せず、その黙々と走る姿から「走る哲学者」と呼ばれたエチオピアのアベベはレース中、何を考えていたんでしょうかね。哲学者には程遠い俺はしょうもないことしかうかばへんねんな。ほんまは今少しまともなこともよぎりますが、ブログ書くだんになると忘れています。

「せんせ、今日赤いシャツ着て走ってた?」小1の生徒が私の顔を見るなり尋ねます。
「あ、うん。走ってたで」また、どっかで誰かに目撃されたなと思いつつこたえると
「おかあさんが『鴨川走ったはるの見た』言うてはった」
「そうか、どこでも走ってるしな、せんせ」すると別の子が
「私も前せんせが赤い服着てビブレのとこ走ってんの見た~」
「え、ビブレの中でか? 走ってる途中でスポーツドリンク買いにいったときかなあ」
「違う。外で~」
「そうか、どこでも走ってるしな」
気をつけなければいけません。どこでどなたが私を見ているやしれません。ま、別に悪いことはしていませんが・・・サングラスにマスク、帽子かぶって走ったろかな(その方がず~っとあやしいで「やね」)。

今日、中2の授業で生徒の発言に俺が突っ込んだあと、その生徒が言います。
「先生、俺がなんかしたり、笑たりしたときだけ、みんなとちゃうんですよ、反応が。前からいややったんですけど・・・」
「えっそうなん。俺は別にまったくそんな気はなかってんけど、もしそうやったら謝らなあかんな。ごめんな」
「いや、もうええんですけど」
「いや、ほんまごめん」俺は彼の出方、ボケ方(?)が好きだったので、それに突っ込んだだけなんです。でも、人によってその受け取り方が違うのは事実。よかれと思うが悪しかれになることもあります。気をつけます。ごめんねNYくん。

なんの脈絡もありませんが、アオスジアゲハです。青と黒が絶妙な対照です。

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おやすみなさい。