読書週間

2009年10月27日

今日から読書週間です。活字離れが騒がれて久しいです。実際の統計は知りませんが、確かにその一面はあると思います。私の身近な人はわりとよく読まれる方が多いです。
100冊読破を宣言していますが、過去に実際やり遂げたのは1回だけ、去年です。
今年は今のところ60冊ほど。厳しいですね。いけるところまでいきます。
最近は長編はあまり読みませんが、昔は長いのをいっぱい読みました。
山岡荘八さんの『徳川家康』は長かったですね。分厚い文庫で全26巻でしたか? 読了した時には達成感よりある種の放心感が押し寄せました。彼の人生を追うことで何か一つの生を終えたような錯覚にもとらわれました。
『竜馬がゆく』司馬遼太郎さんも逸品です。「才谷屋のよばあたれ(確か寝小便垂れの意味です)と呼ばれた竜馬が剣術の免許皆伝を得るだけでなく、幕末の乱世に身をおきつつ世界を見据える人物に成長する過程は読むに値します。
来年のNHK大河ドラマは竜馬が主人公らしいですね。ひさびさに見てみようかな。
『真田十勇士』柴田錬三郎さんもおもしろいです。これも16巻くらいだったような・・・・・・
吉川英治さんの『三国志』も長編ですが、これは私はだめでした。人の名前が覚えられず、一応最後まで読みましたが、あまりおもしろかった感じは残っていません。
いま荻原浩さんの『押入れのちよ』を読んでいます。これが怖い、とっても。背筋が寒くなります。ほんとに寒気がします。今これを書いていてもざわっと(「ぞくっと」とちゃうの「それより上」)します。一人っきりでは読めません。寝る前に読もうもんなら絶対うなされます。
ですからなかなか頁が進みません。
ま、でも本は楽しいです。居ながらにしていろんな世界を味あわせてくれますもんね。秋の夜長、ぜひみなさまも書を紐解いてみてくださいませ。

夕方ちょうど陽が沈んだ頃、空を見上げると月の横にとっても明るい星が。思わず写真に撮りました。下手なそれですが、その星の大きさがおわかりいただけるでしょうか。この星は何? どなたかお教えください。金星ですかね。「宵の明星」と言いますもんね。

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なんの脈絡もありませんが、星を撮ったカメラを手にしていると、それを目ざとく見つけた5年生。
「撮って、撮って」
「じゃあブログに載せるわ」と言いつつ撮った1枚をお見せしてやすみます。