安土

2009年11月01日

朝起きると雨が降っていなかったので安土へ向かいました。着いたら雨でした。
500円の駐車場代を支払い、入山にさらに500円。
「ん?」以前に行ったときは一銭も払った覚えがありません。そこらの道に車を止めて暗い石段の道を半ば走るようにして天守へ向かった記憶が残っています。
建物があるわけでもなく、石垣や礎石が遺構として残るのみです。他の城ではふつう城域に足を踏み入れるのは無料です。天守に登る段になってお金が必要になります。ちょっと高いんではないでしょうか。言葉を選ばなければ「ぼったくり」ですね。
ま、いいか。ともかく雨の中大手道を進みます。かなり傾斜のきつい石段です。ふつう城は敵が進みにくいように曲がりくねっています。ところが、ここ安土は虎口(これは残っていません)を入ると大手道がまっすぐに続きます。後半はさすがに大きく左に道がそれ、また右に折れ天守への道があります。一説によると「天下布武」を成し遂げた信長がその威光を示すために築いた城のため、あえてそうしたとのことです。もし天守が残っていたら、大手道下からそれが見えた縄張りだったと思われます。残念ですね。
『火天の城』の影響か、雨にもかかわらず多くの人が訪れていました。京阪神だけでなく、大宮、名古屋など遠方からの車も止まっていました。

大手道です。写真より実際はかなり険しい石段です。右は天守台の礎石です。ここにあの天守が建っていたらさぞやの壮観でしたでしょう。

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なぜか大手道登り口にいたサワガニです。こんなところにもいるんだ。
「踏まれんなよ」と声をかけてやりました。右は石段横に咲いていたツワブキです。雨で暗い山道に黄色が一際光ります。

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二の丸跡から見えた西の湖(うみ)です。雨にけぶるその姿は一幅の墨絵のようですね。右は帰りに撮った琵琶湖大橋です。

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なんか、かなりパソコンが不安定です。いつおかしくなってもおかしくない状況ですので、とりあえずアップしておきます。

一応今のところ大丈夫のようです。

で、ネタがないのでこれにて今日のところはおしましです。