水、お茶、おにぎり

2010年06月08日

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いきなりの写真ですが、なんだかおわかりですか。そう「いろはす」というコカコーラボトリングズから出ている水です。正確にはその残骸です。飲み終わってひねりつぶすとここまで小さくなります。かさばる缶、瓶、ペットですが、これなら省エネ省スペースです。エコです。そう言えば一時「LOHAS」という言葉がはやりましたね(「はやる」というほどじゃないですか)。どういう意味だったんでしょう。すっかり忘れましたね。そう考えると「はやり」なんてなんとも浅はかですね。
「世のみんな、流行に追われるなよ」と言いたくなりますね。

それにしても水を買って飲むようになったのはいつのころからでしょうか。「水と安全はただ」とよく日本では昔から言われてきましたが、いまやそれは夢物語。南アほどではないにせよ日本も物騒になってきました。道を歩いたり、パチンコをしていたりしていても油断のできない世間です。それどころか一番安心して身をゆだねるべき親が、我が子を虐待、ときに命をも奪ってしまう国になってしまいました。悲しいことです。ひとり一人がもう少し横にいる人に優しくなれればいいのになあ。そうすれば少しは住みやすい世になるんじゃないかなと思います。

翻って「水」。これも子ども時代を思えば隔世の感があります。放課後、校庭を走りまわって遊び、水道の蛇口から直接飲む水のうまかったこと限りなし。
「いやあ甘露、甘露(当時はそんな言葉はもちろん知りませんが、とにかくうまかったです)」

いつのまにか水のみにあらず、お茶やおにぎりをも買う世の中になりました。おにぎりが売られているのを初めて見たのは京都に来て確か大丸さんでした。
「え!!!! おにぎりが売られている」と思いました。おぼろげな記憶で申し訳ないのですが、海苔で真っ黒に覆われた(これは北海道風)それが1個100円くらいでした。
「いやあ都会ではおにぎりも買うんか」との思い出があります。

でも、おにぎりは人の手で握ったのが一番うまいですね。そこに「気持ち」がこもっているからでしょうかね。あはは。

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今日は白の紫陽花をご覧あれ。これもまた清楚でよしですね。